府中 くらやみ祭り

 
GWに東京都府中市の大國魂神社で開催される府中市最大のお祭り「くらやみ祭り」。

 
行った事はないけれど、駅のポスターやテレビのニュースで名前は聞いたことがある!…という方も多いのではないでしょうか?

 
気になるのが「くらやみ祭り」という名前の由来ですよね。

 
暗闇の中で行われる祭りなの?

いったいどんなお祭りなんだろう?とついつい気になってしまいます。笑

 
そこで、ここでは、そんなくらやみ祭りの名前の由来やお祭りの歴史についてまとめてみました。

 
お祭り前に読んでいただけると、くらやみ祭りをより一層楽しんでいただけると思います♪

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府中くらやみ祭りとは?名前の意味や由来はなんなの?

私がくらやみ祭りを初めて知ったのは、司馬遼太郎さんの「燃えよ剣」という新選組の小説でした。

 
小説の中では、若き土方歳三が出逢いを求めてくらやみ祭りに出かけて…という、日本の古来のお祭りにありがちな、ちょっとディープな男女のお祭りという描かれ方をしていたのですが、「くらやみ祭り」なんてフィクションだろうと思ってたんですね。

 
多摩地区に引っ越してきて、まさか本当に府中市でくらやみ祭りが行われていると知ったときは衝撃でした!

 

くらやみ祭りとは?どんなお祭りなの?

くらやみ祭りは4月30日から5月6日にかけて、府中市の大國魂神社で開催されます。

 
8基のおみこしと6張の日本最大級の大太鼓が見所の勇壮なお祭りで、府中市の一大イベント!

 
神事としてのお祭りは4月30日から開催されますが、私たちの目に触れる「お祭りムード」が漂うイベントが開催されるのは5月3~5日にかけて。

 
期間中は70万人もの人が訪れる府中最大のお祭りなんです。

 

くま

詳しいイベント内容や日程、行事の見どころについてはこちらでご紹介しています。

府中 くらやみ祭り

府中くらやみ祭りの日程と屋台の時間 見どころと行くならいつ?

府中の大國魂神社くらやみ祭りの見どころをまとめました!GWのいつ出かけようか迷ってしまう、3.4.5日のイベントの詳細をさっくりわかりやすくご紹介します。祭りの名物でもある屋台の時間や日程もあわせてどうぞー!

くらやみ祭りの名前の由来 なぜ「くらやみ」なの?

気になる名前の「くらやみ」の由来ですが…

その名前の通り、暗闇の中にお神輿が出る事から「くらやみ祭り」という名前がついたそう。

 
潔いくらいに気持ちのいいどストレートなネーミング!ものすごく単純な理由だったんですね!笑

 
今でこそ夕方18時からと、ちょっと明るい時間帯に行われていますが、以前は夜中の12時に御神輿が出ていたそう。

 
昔から神様は尊いものとされ、目に触れる事は恐れ多いと考えられていた事から、夜の暗闇の中で行われていたそうなんですね。

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府中くらやみ祭りの歴史を辿ってみるとやっぱりすごかった!

さらに!

お祭りの事を深く調べてみると、府中市の大國魂神社で行われているお祭りはかなり由緒正しき伝統ある神事だった事がわかりました。

 
くらやみ祭りが開催される府中市。

 
ここは、西暦645年の大化の改新によって武蔵国(むさしの国)の国府が置かれて以来、政治や文化の中心として大きく発展してきました。
 

武蔵の国と言われてもいまいちピンと来なかったのですが、調べてみると今の東京都と埼玉県のほとんどと神奈川県の横浜、川崎エリアを含めたとっても大きな国でした!
 

くま

東京は、スカイツリーのあたりまでが武蔵の国だったそうです。

スカイツリーの高さが634mと(むさし)になっているのは、東京の昔の国の名前だった「武蔵」にちなんで…とも言われていますが、まさに武蔵の国の境界あたりにあるのがスカイツリーなんですね。

 

その武蔵の国の中心が府中!そこにある大國魂神社は、武蔵国の6つの神社の神様を合わせてお祀りした由緒正しき神社として、数々の武蔵の国の神事を執り行ってきたそうです。
 

その中でもくらやみ祭りは、武蔵の国の安泰を祈願した国を挙げての大きなお祭りとして、奈良時代から行われてきた1000年以上の歴史のある由緒正しき伝統あるお祭りなんです!
 

なんだか「くらやみ祭りって怪しいお祭り?」なんて思っていた自分が申し訳なくなってきました。(;’∀’)

府中くらやみ祭りを楽しむための神輿やイベントの豆知識!

こんな伝統的なくらやみ祭りなのですが、一番の見どころは5月5日に開催される「神輿渡御(みこしとぎょ)」と言われる行事です。

 
神様が宿ったご神体を神輿に移し、神様の乗ったその神輿が街を渡り歩くことで、人々の災いを取り除き、幸せを祈る事が目的とされています。

 
くらやみ祭りでは、5日の夜に大國魂神社を出られた神様が府中の街中を巡行したのち、御旅所(おたびしょ)と呼ばれる場所に安置されるのですが、この行事がお祭りの期間中で最も盛り上がるイベントなんです!

 

くま

御旅所とは、巡行の旅に出た神様が休憩する宿のような場所。

5日の夜にお旅所に到着した神様は、6日の朝、また神輿に乗って大國魂神社へとお帰りになります。

 

むさしの国の6つの大きな神社の神様をおみこしに乗せて集まったのが「くらやみ祭り」の始まりとも言われていて、5日の神輿渡御ではこの6つの神社の神様を乗せたお神輿と大國魂神社の神様。

 
そして、御霊大神(ごりょうおおかみ)という神様が乗った、計8基のおみこしがお旅所を目指して巡行します。

 
大國魂神社本殿から御旅所までは距離にして1kmもないのですが、本殿をでた御神輿が御旅所におさめられるのは約2時間後!

 
1年に1度しかない神様の巡行を少しでも長く!という気持ちの現れなんでしょうね゚(´∀`●)

府中のくらやみ祭りの名前の由来と歴史 どんなイベントなの?のまとめ

…と、大國魂神社のくらやみ祭りは、神様が私たちの前に姿を現して災いを払い幸福を祈る、年に一度の神様の巡業の旅のお祭りだったんですね。

 
昼間の活気のあるおみこしも祭りの雰囲気があっていいですが、夜の暗闇の中で灯る幻想的な提灯とおみこしもまた味のあるものだと思います。

 
雅楽の音楽に導かれながら巡行するきらびやかな御神輿は見ているだけでも楽しめますが、そこに神様が乗っていらっしゃるんだなー…と考えるとちょっと神聖な気分になりませんか?

 
年に一度の神様の旅のお祭り「くらやみ祭り」。

 
新年度が始まって心も体もちょっと疲れる5月には、神様を身近に感じながら、スピリチュアルにお祭りを楽しむのもいいかもしれませんね。

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