冷えは現代人なら誰もが抱える切実な健康問題ですよね?
手足が冷たいというだけではなく、冷えは人間の体のバランスを崩しあらゆる病気の原因にもなるやっかいなもの…。
体質改善に「運動」や「半身浴」が大切だ!…とは聞くけれど、なかなか時間がなくてできない人も多いと思います。
そんな人にぴったりな「自宅で15分でできる冷え性対策」があるんです!
今回は「冷え改善のために自宅でできる足湯」についてご紹介します。
もくじ
冷え性改善に自宅で足湯をはじめよう
足湯は足先を暖める事により血管を拡張させて足の血液の循環を良くし、お腹の中の内臓の血液循環を改善することにつながる健康法です。
足湯のメリット
足湯には次のようなメリットがあります。
服を着たまま何処でも手軽に簡単にできる
- 食事をしながら…
- テレビを見ながら…
- 読書をしながら…
- 電話をしながら…
お風呂と違って上半身が濡れる心配がないので「…ながら湯」でできる事がたくさんあります。
仕事を家に持ち帰ってパソコンに向か和ないといけない時でも、仕事をしながら足湯をすることで冷え改善に効果があります。
お風呂に入れない時でも、効果的に「冷え」解消が出来る
お風呂やシャワーの故障、一人暮らしで湯船を溜める習慣がなく湯船につかることができない場合でも、全身の血行促進を促してぽかぽかになれます
心臓などの内臓に負担が少ない
内臓から遠い部分をあたため、全身をゆっくりと徐々にあたためていくので心臓への負担が少ないです。
自宅での足湯のやり方
基本的な足湯のやり方
足湯温度:42~44℃ 若干熱め
足湯水深:くるぶしから指3本位上の深さあればOK
足湯時間:15~20分
- 少し深めのバケツや桶にお湯を準備します
- 15分から20分ほど足湯を楽しみましょう
今は「足湯専用バケツ」が安く販売されていますし、これを使うとふくらはぎまで温めることが出来ます。
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くるぶしまでつかれば洗面器でもいいのですが、これだとお湯がすぐに冷めてしまうんですよね…。
椅子に腰掛け靴下を脱ぎ、お湯に足を漬けます。
ズボンの裾をまくる時にきつくないようなリラックスできる服装を選ぶといいですよ。
この時は、お湯の温度を一定に保つように、お湯の入ったやかんを傍に置いて冷めてきたら熱いお湯をつぎ足すようにします。
やかんのお湯は15分ほどなら冷めることはありませんよ^^
終わった後に片方の足だけが赤くなるようなら、もう一方の足だけをもうしばらく浸けておきます。両方の足が均等に赤くなるようにすることがポイントです。
このような体温のズレから冷えは起こります。
体温のずれをなくすことも足湯の大切な目的ですので、ここはしっかりやっておきたいですね(´∀`●)
温冷フットバスはさらに効果あり!!
- バケツを二つ用意して43度前後の湯と水を入れる
- 湯に両足を浸し、温まったら水に浸す
- 乾いたタオルできれいに水分を吹き上げる
水に5分間、冷水に30秒位ずつ交互に3~4回(20分ほどかけて)繰り返せば血行が良くなってきて、足元から次第に体の芯までぽかぽかしてきます。
最後は水で終わるようにして熱を体内に留めるのがポイントです。
指の間に水分が残らないように注意してくださいね。
吹き上げた後はすぐに靴下を履いて温度が下がらないようにすることが大切です。
部屋の中でいつまでも裸足でいるとせっかくの足湯が台無しです!
早めに靴下を履くようにしてくださいね^^
足湯はいつやるのがいいの?
足湯は特に「いつやらなくちゃいけない」というようなものはありません。
ポイントは3つ!
一番リラックスできる時間にやる
毎日の習慣づけのために、決まった時間にやる
食後すぐにはやらない
これだけです。
食後すぐに入浴すると体調が悪くなることがあるのと同じで、食後すぐの足湯もよくありません。食べてから1時間はたってから足湯をした方がいいようです。
また、足湯には冷えの改善だけでなく「疲れとり・足のむくみとり」にも効果があります。
仕事が終わって夜のリラックスタイムに足湯をすればプラスαの効果もありますよ。
足湯をやるときの注意
体調が悪い時は無理して足湯をしないようにしましょう。
また、熱いお湯に長時間使っておくことで低温火傷を起こす可能性もあります。
熱湯を直接バケツに入れて足湯をする場合は温度が高くなりすぎることもあるので、慣れない間は温度計を使った方が安心です。
高血圧や心臓病などの方も足湯を行う時、気を付ける必要があります。たかが足湯と馬鹿にせず、一度主治医に相談してくださいね。
足湯はよもぎ・生姜・黒酢で効果アップ!
普通のお湯で足湯をやるよりも「冷え」に効果のある浴剤をご紹介します。
- よもぎ足湯
- 生姜足湯
- 黒酢足湯
よもぎに含まれているシネオールという成分がリラックス効果が高いと言われています。
また血液の循環や浄化作用、整腸作用、疲労回復や咳止め、特に女性の生理痛、冷え性などに効果があります。
よもぎを取ってきて乾燥させるのは面倒なので、市販のよもぎ茶を使うのが簡単でおすすめです。
越後よもぎ茶
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しょうがが冷え症に良い事は知られていますよね。
足湯でもその効果は変わりません。生のしょうが150gをすりおろして、ガーゼやお茶パックに包んで足湯に入れましょう。全身がぽかぽかになりますよ。
黒酢には血行を促して体を温める効果があり冷え性の改善を助けてくれます。お酢には毛穴の脂肪や老廃物を溶かす作用もあるので、冷えだけでなくお肌にもいいのも嬉しいですね。
また、お茶の葉に含まれるカテキンには強い消臭効果・殺菌効果がありますので足のにおいに効果があります。
冬場はブーツなどの足の蒸れが気になりますよね?
私は冬はいつも「緑茶」で足湯をやってます。笑
日によってお湯を変えるのも楽しみですよね♪
冷え性には自宅で足湯が効果あり!正しいやり方とよもぎや生姜で効果UP!のまとめ
足湯は、全身浴と同じ効果を得られる手軽にできる簡単な冷え対策です。
なによりお金も時間もかけずに自宅で簡単にできるというのがうれしいところ。
運動や半身浴はなかなかできない…という人はぜひ試してみてくださいね!
疲れた体を癒す意味でも、一日頑張った足をねぎらってリラックスするだけでも自律神経を調えることに効果がありますよ(´∀`●)♪