「花粉症のマスクなんてどれもおなじでしょ?気休めみたいなものなんだから安いので十分!!」
と、あまりマスクを重要視してなかった花粉症歴十数年の私。
でも、あるときマスクを変えたのをきっかけに、びっくりするくらい花粉症の症状が落ち着いたんです。
マスクって大事だったんだ…Σ(-∀-;)
と今まで適当なマスク選びをしてきたことをちょっと後悔しました…。
でも、花粉症マスクって種類がいっぱいあるけれど、どれも同じに見えていまいち違いが分かりませんよね?
そこで今回は花粉症対策でマスクを選ぶ時のポイントや種類の違いについてご紹介します。
もくじ
花粉症のマスクの選び方のポイント
花粉症の方にとってマスクは必需品。
でも、その必需品具合にもいろいろあって、
「しないよりもしたほうがいっか。なんでもいいからとりあえず着けとこう」
と軽い気持ちでマスクを使っている方。
逆に「花粉症対策にはマスクは必須!!マスクを制する者は花粉症を制す!!」
とかなりの入れ込み具合でマスクを必需品としている方もいます。
中には「してもしなくても同じでしょ!マスクなんて効かないもん!」
とマスクをしない方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、やはりマスクをした方が、直接鼻の中に花粉が入るリスクが減りますし、普通のマスクよりも花粉症用に作られたマスクの方が効果が大きいと感じます。
そこでまず、花粉症のマスクを選ぶうえで外せないポイントをご紹介します。
花粉症のマスクを選ぶ時のポイント
- 顔にしっかりとフィットして隙間ができないもの
- 耳に当たるゴムの部分が柔らかいもの
- 毎日使うのでコストパフォーマンスの良いもの
マスクにも使いまわせるもの、使い捨ての物
プリーツタイプや立体タイプといろいろなものがありますが…
どのようなマスクを選ぶにしてもこの3つのポイントを押さえておくことが大切です。
ここをきちんとしておかないと、マスクをしても意味がありません!
マスクをしてもくしゃみが止まらない原因はこちらを参考にしていただけるかもです。
マスクはただつけるだけではきちんとした効果を得られません。
顔との間の隙間をなくすことで初めて花粉をしっかりと防ぐことが出来るんですね
また、花粉が飛んでいる場所では常にマスクを付けておくことが大切。
そこで、長時間装着していても耳が痛くならないなど不快に感じない付け心地も大切になります。
さらに、毎日使うものだからこそ金額の負担が少ない
だけどしっかりと花粉を防ぐことができる
コストパフォーマンスのいいマスクを選ぶこと。
これが長い花粉シーズンを乗り切るポイントです。
これらを踏まえたうえで、花粉症のマスクにはどんなものがあるのかをタイプ別にご紹介します。
花粉症のマスクで洗えるタイプ
- 特徴
- 数回は洗って繰り返し使えるのでエコ
- 肌触りが良い
- 通気性が良く呼吸がしやすい
最近増えてきたのが洗えるタイプの使い捨てない花粉症マスクです。
以前はガーゼタイプの物が主流でしたが、最近はクッションなどに使われるポリウレタンでできた洗えるマスクが人気になっています。
数回は洗えるので繰り返し使えて便利ですが・・・
逆に洗わなければいけない手間が面倒な一面もありますよね^^;
ですが、ガーゼ素材のマスクは肌触りがいいのが特徴。
肌の弱い方では、使い捨てのマスクを使うと口周りにニキビができたり肌荒れを起こしたりする場合も。
そのような場合はガーゼタイプがおすすめです。
また、以前は長方形のいかにも「給食用マスク」という見た目だったガーゼタイプのマスク。
ですが最近は使い捨てマスクのような立体型やプリーツ型のものもでてきました。
使い捨ての不織布マスクでは口元が荒れてしまうけれど
ガーゼマスクは口にぴったりとつくから不便だし…
と思っているような方は、一度立体的な洗えるガーゼマスクを使ってみてはいかがでしょうか?
また、一見ガーゼは目が粗く、通気性がいいので花粉を通してしまうように思いますが
最近は複数のガーゼによる多重構造のマスクもでていて花粉をブロックする性能もしっかりしています。
濡らして使用することで花粉を吸着する力もアップ!
冬場の乾燥した空気から喉を守るという面では保湿性も期待できるんです。
女性はメイクが落ちてしまうので、濡らして使うのはちょっと抵抗がありますが…
近所のスーパーに買い物に行くときなど、「新しい使い捨てマスクを使うのはもったいないな」というようなちょっとそこまでのお出かけにはとても便利なマスクですよ。
使い捨てマスクの立体とプリーツ
使い捨てマスク
- 特徴
- 毎日新しいマスクを使うので清潔
- 洗う手間がなく簡単で便利
- マスクによっては抗菌剤などが使われているものもあり、肌が弱い場合は肌荒れを起こすことも
- 大きくプリーツ型と立体型に分類される
不織布マスクとも呼ばれ、花粉症対策でもっとも使われているのが使い捨てタイプのマスクです。
一番の特徴は毎回新しいマスクを使うので清潔だということと
50枚など大量に箱入りで購入できるというところ。
マスクの特徴によっていろんなタイプの商品がありますので安い物から高いものまで値段はさまざまですが・・・
安いものでは一枚当たり数円という価格はマスクを大量に使う花粉シーズンには嬉しいですよね。
大きくプリーツ型と立体型に分類されるのですが、それぞれでどう違うのでしょうか?
使い捨てマスクプリーツ型とは?
マスクの表面が階段のように段々になっているプリーツタイプ。
使い捨てマスクの中でも主流のタイプになっているのがこのプリーツ型です。
マスクが階段のようにプリーツになっているので見た目以上に表面積があり、その形状から花粉を吸着しやすくなっているのが特徴です。
プリーツなので形が簡単に変えられるので
口とマスクの間に空間ができて会話がしやすく呼吸がしやすいのもポイント。
しかし、形が変えやすいからこそ隙間ができやすいのもプリーツタイプの特徴です。
ドラックストアなどで箱売りで売られている
値段が安いタイプの使い捨てマスクもほとんどがプリーツタイプのものです。
主流の使い捨てマスクなので、その種類も本当にさまざま!
顔にフィットして隙間をなくすために・・
鼻の部分にワイヤーが入っているもの、メガネが曇らないように特化したもの
長時間の着用を考えて耳のゴムがとても柔らかくなっているものなどがあるんです。
一体どれを選べばいいのか本当にわからなくなりますが
最低限押さえておきたいポイントは…
- 鼻の部分にワイヤー(ノーズフィット)が入っているもの
- ゴムが柔らかいもの(耳が痛くならないといった表示のあるもの)
この2点です。
箱売りされているあまりにも安価なものはコストパフォーマンスがとってもいいのですが
大抵のものがワイヤーが入っていません。
これだとどうしても鼻の部分に隙間ができてしまい、そこから花粉が落ち込んできやすいですよね。
せっかく安いものを買っても、花粉をきちんと防げずに結局花粉症の薬に頼る…なんてことになったら本末転倒です^^;
あご周りや頬の部分の隙間を防ぐことを意識した作りのマスクもあるのですが・・・
やはりどうしてもコストが高めになってしまいます。
その部分はきちんとした大きさのマスクを着用することで
ある程度はカバーできますので、最低限、鼻の部分だけでも
しっかりとフィットするようなマスクを選ぶことをおススメします!
また、耳のゴムもとっても大事!
マスクってつけてすぐはなんともありませんが、しばらくするとじわじわと耳が痛くなってきませんか?
ひどくなると頭痛まで起きてしまいます。
こうなるとマスクをつけること自体が嫌になってついつい外してしまい、結局花粉を吸いこむことになってしまいます。
「耳が痛くなりません」「柔らかゴム使用」のような耳周りを意識した作りのマスクを選ぶことも一つのポイントです。
使い捨てマスク立体型とは?
種類は多くありませんが、その密着性と顔へのフィット感から根強いファンがいるのがこの立体型マスクです。
プリーツ型とは違い、マスクの表面はフラットになっています。
折りたたまれたマスクを左右に開くとその名の通り立体的なドーム型のマスクになり、顔とマスクの間にほとんど隙間ができないのがこのマスクの一番の特徴です。
プリーツタイプと同じく口とマスクの間に空間ができるので息苦しくないのですが
形を変えることがほとんどできないのできちんと自分の顔のサイズにあったマスクを選ぶことが重要です。
見た目もちょっと特徴的ですので、人によっては敬遠してしまいがちな立体型マスク。
ですが、付け心地と花粉のブロック率はかなりのもの!
こちらもいろいろな種類のものがありますが、選ぶポイントは…
- 耳にかける部分とマスク部分が一体タイプのもの
耳かけがゴムではなく不織布で作られていてマスク部分と一体型になっているものは耳への不快感がほとんどありません。
耳にかけているのを感じさせないくらいに柔らかい素材の物は本当にストレスフリー!
長時間の装着には一番のおすすめといえる花粉シーズンの強い味方なんです。
最近では立体型の使い捨てマスクにもお得な箱入りのものがでてきました。
1枚当たり10円とコストパフォーマンスもなかなかのものですので
プリーツ型でなかなかしっくりくるものがないという方は
一度立体型を試してみてはいかがでしょうか?
花粉症マスクの選び方!洗える物や使い捨てマスクの立体とプリーツの違いは?のまとめ
花粉症対策のマスクの特徴を種類別にご紹介しました。
簡単にまとめると…
- 使い捨てないマスク
- 花粉シーズンを通してのメイン使用ではなくサブマスクとしての使用がおすすめ
- 肌が敏感な方向けのマスク
- プリーツタイプの使い捨てマスク
- 安価で花粉対策ができるが、顔とマスクの間に隙間ができやすく、値段に応じて性能がさまざま
- サイズ選びとノーズフィットをしっかりとしておくことで、花粉対策としては効果がある
- 立体型の使い捨てマスク
- 総合的にプリーツタイプより若干値段が高く、ちょっと特徴的な見た目だが抜群のフィット感と心地よい装着感
- 長時間マスクを装着する方におすすめ
花粉症のマスクって本当にピンキリ。
種類が多すぎて何を選んだらいいかわからなくなってしまい結局お手頃な商品を購入してしまいがちですが・・・
せっかくお金を出して花粉対策をするのですから、効果のあるものにしないと意味がなくなってしまいます。
体質や何を重視するかでマスクを選び、あなたにあったマイマスクを見つけてみてください。