11月15日は七五三ですね。
今年、七五三を迎えた皆さんおめでとうございます。
七五三は、お子さんの今までの無事の成長への感謝と、これからの健やかな成長を祈るもの。
とてもおめでたいお祝い事ですので、身内や親戚からお祝いを頂いた方もいるのではないでしょうか。
そこで、ふと気になるのが七五三のお祝い返し。
一般に、七五三のお祝い返しはいらないと言われていますが、我が子の成長を祈りお祝いをしてくださった方にはきちんと礼を尽くしたいですし、マナーも気になるところ。
そこで今回は、おすすめの七五三のお祝い返しとマナーについてご紹介します。
もくじ
七五三のお祝い返しはこれがおすすめ!
おすすめのお返しは?
お祝い返しの方法は地域や家庭によって様々ですが、最近では
- 食事会等に招待する
- 内祝の品物を贈る
この2通りの方法が一般的です。
おじいちゃんやおばあちゃんに喜ばれるのが、お参りの後にお祝いの場を一緒に共有できるようなお食事会を催し、親族を招待して食事代をお礼とする方法です。
この場合、食事の場所は落ち着いて食事ができるような個室のあるレストランやホテル。
料亭などを選ぶ人が多いようです。
着物や袴、スーツなど、日頃慣れていない服を着ている事もあり、お子さんはお参りが終わるともう疲れてしまっている事が多いようなんです。
疲れているだけならまだしも、ぐずって泣き出してしまったり。
確かに、個室ですと他のお客さんの目を気にする事はありませんし、ゆっくりできますよね。
お手軽なのはホテルでの食事会です。
七五三の時期にはホテルがいろいろな七五三プランを準備しています。
個室料金が無料になったり、名前入りのデザートのサービスなどの特典があるホテルもありますし、プランも充実しているんです。
- 着物や袴をレンタルして、お子様の着付けと写真撮影までがセットになったプラン
- ホテル内にある和食・フレンチ・イタリアン・中華・多国籍料理レストランのお好きな料理が選べるプラン
- ホテル内の神殿で御祓いの儀ができるプラン
このように、ホテルによっていろんな面白いプランがあります。
ホテルだと写真も残しやすい
また、男の子の七五三の場合は、袴にするかスーツにするか…非常に迷うところですよね。
『お参りはスーツで、食事会はホテルで袴に着替えて写真撮影』とすれば、スーツと袴どちらの写真も残せます。
スーツは購入しても小学校の入学式などで着ることができますし、無駄にもなりませんしね。
なによりも、お子さんが大きくなったときに、自分の子供の頃の写真が沢山残っているのは嬉しいもの!
こういった理由からもホテルでの食事会は人気があるようです。
食事会を開くだけでいいの?
お食事代がお祝いのお礼となりますのでこれだけでもいいのですが、お赤飯や千歳飴などのちょっとしたお土産を準備すると更に喜ばれます。
食事代とのバランスを見ながら、相手にとっても自分にとっても負担にならない程度で、ご夫婦で話し合って決めている場合が多いようです。
なかには、とても高額なお祝いを頂くこともあるかもしれません。
そういう場合は、当日のお土産以外に頂いた金額を考えて、後日その方の好きなものを贈ると「ありがとう」の気持ちが伝わりやすいかもですね。
七五三の内祝いのマナー
でも・・・
食事会みたいな大げさなものはちょっと…。
両親や親族が遠くに住んでいるから食事会に参加できないんだよね・・。
こんな場合もありますよね。
このような場合には内祝いとして、品物を贈るのが一般的です。
相場として七五三の場合は、頂いたお祝い金の3割~半額程度でお返しをします。
贈るものは日持ちのするお菓子、ブランド物のタオルや茶器、高級なお茶などの使いやすい品物が人気ですが、ギフトカタログなども先方の好きなものを選んでいただけるので、とても喜ばれます。
また、ケーキや和菓子などに子供の名前を入れてくれるサービスも人気です。
いずれの場合も、もらった人が気を使ってしまうような高額なものは避けた方がいいようです。
七五三内祝いに人気 名入れお菓子や貰って嬉しい予算別のおすすめ!
七五三のお祝いのお返しや食事会でのお土産のおすすめを千円~五千円の値段別にご紹介しています。お返し選びの参考にしていただけたらなによりです。
お返しを送る時期
お返しはお祝いを頂いてからなるべく早く贈るのがマナーです。
やっぱり、時間が経ってから贈るのは、失礼にあたるんですね。
具体的にはお祝いを受け取ってすぐか、遅くても1~2週間以内に贈るのがマナーです。
表書きやのしに悩むところですが、調べたところ・・・
- 表書き・・・「七五三内祝」
- のし紙・・・紅白 蝶結び
- のし下欄・・・子供の名前のみ
こちらが一般的です。
ポイントは・・・
郵送する時の差出人は、親の名前で送る
のし下欄の名前はお子さんの名前のみ
普通のお返しと違って、のしはお子さんのお名前で贈るんですね。
また、先方からお礼の電話が来る前に、「送りましたのでお受け取り下さい」というような電話をあらかじめ入れておいた方がベストなようです。
その際にお子さんに電話で直接「ありがとうございました!」なんてお礼を言われたら、先方もとても喜ばれると思いますよ。
両親にもお返しは必要なのか?
でも、七五三のお祝い返しは両親にも必要なのでしょうか?
お子さんにとってはおじいちゃん、おばあちゃん。ご両親にとっても実の親にあたりますし、そこまでかしこまらなくてもいい気はしますよね。
ですが、子どもの成長を一番喜び楽しみにしてくれるのは両親。
今までもこれからも、様々な面で支えてくれ、応援してくれるのですから礼を尽くす意味でもお返しはしたほうがいいと思います。
特に、遠方で普段なかなかお孫さんに会えないような場合は、デジタルフォトフレームにお子さんの写真をたくさん入れて送ってあげるなどいかがでしょう?
その時、おこさんが字が書ける年齢なら直筆のお礼状(かわいらしい手紙で十分)を添えると、おじいちゃんおばあちゃんはきっと大喜びです!
七五三のお祝い返しのおすすめと内祝いのマナー!両親へのお返しは?のまとめ
元々は「七五三のお祝い返しは不要」と言われているので、そんなに深刻に悩む必要はありません。
高価な品物を贈るより、わが子の成長を祝っていただいたことに対する「感謝の気持ち」がなにより大切なんですね。
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