はちみつ大根がのどの痛みに効くらしい…
みんな口を揃えて言うけれど、本当なの!?
年に3度は喉痛で寝込む私が「はちみつ大根」を作ってみたお話です。
はちみつ大根は古くから伝わる民間療法
喉が弱い私はちょっとしたことですぐ喉が腫れあがり、つばも飲み込めないほど痛くなることが良くあります。
以前も一度、冬の乾燥とストレスや疲れからくる免疫力の低下からか、自分でもびっくりするほど喉がぶち腫れた事がありました。
最初は我慢していたのですが、段々と痛みはひどくなり結局いつものようにつばも飲み込めない状態になってしまいました。
いつもならこの時点で泣く泣く病院に行くのですが、なんせ当時住んでいたのは日本ではなく…留学先のドイツ。
その頃は英語はもちろんドイツ語なんて全く話せず、ドイツの医者に診てもらうなんて到底無理な状態だったんです。
(ろくに会話もできないのに留学なんてするなよな!って話ですよね…^^;!!)
そんなわけで、なんとか自力でこののどの痛みを治せないものかとネットで調べて調べて調べて見つけたのが…
「古くから民間療法としても伝わる大根のはちみつ漬けは驚くほどのどの痛みに効きます!」
というはちみつ大根情報だったんです。
民間療法でもなんでも、この痛みから解放されるならなんでもする!!
とはちみつ大根汁を作って飲んでみたところ…
あら!びっくり!!!ヽ(゚Д゚;)ノ!!
はじめは、喉に直接しみ込む、はちみつの焼きつくような甘さと
大根の辛味が混じった味が苦手でしたが
我慢してスプーン1杯の汁を2時間おきくらいに飲み続けたところ・・・
つばを飲み込む事すら痛かったのに、段々と痛みがぼやけてきて、翌日には普通につばも飲み込めるまでになりました。
民間療法!ぐっじょぶ!!です。
それ以来、はちみつ大根はのどの弱い私にとって欠かせない相棒となりました。
家でも簡単に作れますし、リンゴの皮しか向いたことのないような料理素人の方でも誰でも作れちゃうので本当におすすめです。
今回はそんな私の相棒「はちみつ大根汁」の作り方をご紹介します。
簡単!誰でも作れるはちみつ大根レシピ
材料
大根 :4~5cmの厚さの大根
はちみつ :ダイコンが2/3ほど浸かるくらい
塩 :ひとつまみ(ほんのちょっと)
作り方
- 皮をむき1㎝くらいの厚さの角切りにする
- 大根を瓶に入れて塩をちょっと振ってから大根が2/3程度浸かるくらいのはちみつを加えて漬ける
- 冷蔵庫で冷やし、とろとろだったはちみつがさらさらになったらほぼ完成!
- 大根を入れたままにしておくと、味が変わるので取り出します。
塩をふりかけることで大根から水分が出やすくなります。
入れすぎると出来上がりの味がしょっぱくなりますので注意してください!
はちみつは特別なものじゃなく、市販のものを使ってます。
漬け込んで15分もすると大根汁が出てきて、30分もするといい感じになります。
その時点で飲んでもいいのですが、1晩ほど冷蔵庫で寝かせて大根からしっかり水分を出した方が喉に効きました。
水分が抜けてすこししわしわになったくらいがおすすめです。
そうなんです。
はちみつ大根「汁」なんです!
はちみつに浸けた大根がメインなのではなく、大根から抽出された汁がメインなんですよね。
この汁をスプーンで直接飲むのが一番効きます。
そのままだと飲みにくい場合は、紅茶に入れて飲むと飲みやすくなりますよー。
また、取り出した大根は塩昆布をかけて塩、酢をおおさじ1杯ほど加えると美味しい漬物になります。
きなこがある場合は取り出した大根にきな粉をかけると、不思議なおやつに!
予想以上に美味しいです♪
一晩寝かせるのに時間がかかるので、喉に違和感を覚えたらすぐに作っている冬の相棒。
ぜひ一度お試しください!