夏祭りに浴衣を着ておでかけ。
夏の女子の憧れですし、今年こそ浴衣デビューしたい!
なんて思ってる方も多いのではないでしょうか?
女友達と遊びに行くのでも彼氏とのデートでも。
テンションもいつもの3割増しになっちゃいますよねー♪
でも…
ネットで可愛い浴衣はないかなー?
なんて探しても、あるのはほとんどフリーサイズ…。
私、身長150cmだしなー
フリーサイズって絶対大きいよねー。
てか、Sサイズでもおはしょりが長くなっちゃうのに…。
なんて、既製品の「これがいい!」
と思うオシャレな浴衣って、身長に合わせるのが難しいんですよね…。
一応、適応サイズに身長が合っていても
いざ着てみると鬼のようにおはしょりが長くなったり、
もこもこもたついて汚くなったりしちゃいませんか?(;´Д⊂)
そこで、ここでは・・・
- 長いおはしょりのきれいな処理方法って?
- もこもこしてうまくまとまらないお端折りをきれいにするコツは?
こんな、
「背が低い人でも大きい浴衣をきれいに着こなす着付け」
のあれこれについて、ご紹介させていただきます。
もくじ
浴衣のおはしょりが長い 余る時に短くする処理方法
おはしょりを短くするコツ
私は浴衣の着付けなんて
とても一人じゃ出来ないど素人なんですけど。(笑)
今年はひとりで浴衣の着付けができるようになりたいなと
着付け教室に通っていた友人にお願いしていろいろと教えてもらいました!
そもそも「おはしょりって何?(*・ε・*)」なレベルの私。
ネットの通販で買ったフリーサイズの浴衣を
教えてもらいながらもいざ着てみると…
予想以上に腰回りがもたつくんです!!
帯の下から見えるおはしょりの長さは、5~7cm程度の人差し指くらいがバランスが良く、見栄えもスッキリすると言われています。
友人は私よりも背が低い「身長150cm」なんですけど
サクサクっと浴衣を着付けていくんです。(;・∀・)
見ていくと、コツやポイントがいくつかあるようでした!
いつもより数センチ上で腰ひもを結ぶ
腰ひもは通常、腰骨の上で結びますが
それを4~5cm上のおへそのあたりで結ぶだけでも
おはしょりの長さがずいぶん変わるそうです。
身長160cm以上の私がフリーサイズの浴衣を着ると
「おはしょりをもう5cm短くしたい!」感じなんですけど
こんな時は、これが一番簡単な方法だとか!
ただ、腰ひもは浴衣の着崩れを防ぐとっても重要な部分だそう。
この腰ひもをギュッとしっかり結んでおかないと
後々浴衣が崩れやすくなるみたいです。
なので、おへそやお腹に腰ひもを持ってくると、私はちょっと苦しかったです(;´Д`)
腰ひもを普通に腰骨で結んで、そこから拳1個分ほど上にもう1本紐を結ぶ
そこでもう1つ教えてもらったのが「紐を2本使う方法」です。
1本目の腰ひもは、通常通り腰骨付近でキュッと締めます。
そこから拳一つぶんくらい上の位置で
今度は少し緩めにもう1本紐を締めます。
そうして結んだ上側の紐の上からおはしょりの出す
…という感じです。
紐より下はすっきりするように
もたついている余った浴衣の生地を全部引っ張って
紐の上に出しておはしょりを整えます。
こうすると、腰骨に結んだ1本目の紐は
おはしょりの中に隠れます。
見えてしまうようなら、腰紐の位置が低すぎなので
もう少し高めに調節します。
下の腰ひもがあるのと無いのでは
浴衣のはだけ方が違ってくるそうですし
なにより、腰骨なのできつめに紐を結んでも苦しくなかったんです(´∀`●)
こうすると、150cmの友人がフリーサイズの浴衣を着ても
おはしょりが人差し指くらいの長さにきれいに収まりました!
腰ひもをしめるときは、紐を締めるタイミングで息を吸うとしっかりいい感じに腰ひもが結べます。
また、おはしょりの仕上がりが真っすぐならずに、片側だけ垂れて斜めになってしまいました。
浴衣の着方の構造上仕方ない事のようですが・・・。
並行な真っすぐなおはしょりを作りたい時は、垂れてしまう側の腰ひもを少し上にずらして、斜めに腰ひもを巻くことでおはしょりの長さが均等になりましたよ♪
おはしょりの整え方と浴衣の胸まわりと後ろのしわの取り方
と、ここまでは私も一人でどうにか出来たのですが…。
ひとりで着付けをする時に苦労するのが
ここからなんですよね(・ω・;)
腰ひもから下はしわもなくスッキリなんですけど
それ以外がとにかくしわくちゃ!
ぐちゃぐちゃもいいところで
おはしょりも何もあったもんじゃありません(笑)
このしわとたるみを伸ばして
きれいなおはしょりを作っていくんですけど…
これは練習あるのみとの事!
おは処理のしわの取り方で
とってもわかりやすい動画を教えてもらったので
ご紹介させていただきますね。
数ある浴衣の着付け動画の中でも
こちらの動画は本当に分かりやすいです!
モデルさんが自分一人で浴衣を着付けていくので
ひとりで浴衣を着付ける時のいいお手本にさせていただいてます。
後ろのおはしょりが前のおはしょりより短くなる時
私が自分で着付けていてよくあったのが
「後ろのおはしょりが短くなる!」でした。
腰紐を締めた後に、身八つ口から手を入れて
チョップの形の手でおはしょりの下部を
たるみのないようにスッキリしごきましたよね。
これがきちんと出来ていないと
後ろのおはしょりの長さが前よりも短くなるようです。
しわを伸ばすときは
「下に落として横に伸ばす!」感じでしごくと
前後のおはしょりが自然と同じ長さになりました!
浴衣のおはしょりがもこもこしてうまくまとまらない時に簡単にきれいに処理するコツ
と、こうすると、おはしょりの長さは
どうにか5~7cm程度に収まって
しわもきれいに取れました!
この後は胸紐を結ぶのですが
私は手軽に着崩れを防げるコーリンベルトを使いました。
でも、襟もとはどうにかスッキリまとまったのですが…
おはしょりがもこもこする!!Σ(´Д` )
上前と下前の2枚のおはしょりが
重なり合っている状態なので
どうしてももこもこしてしまうんです(;´Д`)
このまま伊達締めをして帯を締めると
帯の下のおはしょりがクラゲの頭みたいに膨らんで、だぶつくんですよね…。
これを解消するには、下前のおはしょりを上に折り上げるといいそう!
2枚重なったおはしょりの内側(下前)の生地を三角に織り上げる事で
おはしょりを上前1枚だけにしてしまうんですね。
さきほど紹介した「しわの取り方」での動画では
三角に折るのではなく、伊達締めをする前に上に寄せていました。
この方法でもきれいな一重が出来そうですが
私はコーリンベルトを使っているので
コーリンベルトを使ったやり方でやってみました。
このように、下前のおはしょりを上に折り上げると
おはしょりが一重になってスッキリしました。
ただ、こうして三角を作ってあげても
その後のコーリンベルトのゴムの張り方が悪いと下がってしまいます。
伊達締めを締める前にしっかり上がっているか
確認するといいみたいですよ♪
皆さんは大丈夫かもですが、ここでまたまた私がつまづいたのが「襟が詰まる」でした。
浴衣を着る時は衣紋を少し抜くと思いますが、コーリンベルトのゴムをきつくし過ぎると、せっかく抜いた襟が詰まってしまったんです。
ゆとりをもってコーリンベルトを締めた方がきれいに衣紋が抜けました!
ベルトのゴムは多少緩くても、着崩れはしないそうなので、コーリンは緩めがいいかもです♪
伊達締めを使っておはしょりの長さを最終調整
と、ここまでやってまだおはしょりが長い!
そんな時は、最後に伊達締めの中に
余分なおはしょりを隠してしまいます。
ゴムタイプの伊達締めはおはしょりが
隠しやすくてずれにくいので便利♪
帯の下に綺麗に隠れてしまいます゚゚+(‘v`*)+.゚
浴衣のフリーサイズ 身長が低い人の着付けとおはしょりの処理法!のまとめ
いやー…。
浴衣の着付けをひとりでやるのって本当に難しいですね!
練習していて気づいた事や調べたことをまとめましたが
なにか一つでも参考にしていただけたなら嬉しいです。
まだまだ練習しなくちゃダメですけど
頑張って一人できれいな浴衣の着付けができるように
練習したいと思います!
また、ネットをいろいろと見ていたら
こんな便利なおはしょりグッズもあるんですね!
おはしょりの形をきれいに整える便利アイテムですが
ここぞ!という時にはお世話になろうかな(笑)
皆さんも可愛い浴衣で、夏まつりや花火大会を思いっきり楽しんでくださいねー♪