夏のご挨拶に、普段お世話になっている方へ
暑中見舞いや残暑見舞いを出す事も多いと思います。
でも、暑中見舞いや残暑見舞いって「暑い夏、いかがお過ごしですか?」と相手を気遣って出す手紙ですよね。
今年のように涼しい、暑くない冷夏の場合も普通に出してもいいのでしょうか?
そこで、ここでは・・・
- 暑中見舞いや残暑見舞いは冷夏で涼しい夏でも出すもの?
- 暑くない涼しい夏の暑中見舞い、残暑見舞いはどう書く?文例は?
こんな、冷夏の暑中・残暑見舞いのあれこれについてご紹介します。
もくじ
残暑見舞いは冷夏で涼しい夏でも出すの?
今年は例年の夏に比べて雨続き…。
暑すぎる夏も、熱中症や日射病に悩まされて困りものですが、
こう涼しくても、夏らしさを感じられず、なんだか物足りないですよね。
出掛けようにも外は雨だし、暑中見舞いや残暑見舞いでも書こうかな…
なんて時にふと考えた「冷夏の挨拶の書き方」。
こんなに涼しい夏でも暑中見舞いや残暑見舞いって出すものなのでしょうか?
暑中見舞い 残暑見舞いを出す意味
暑中見舞いや残暑見舞いは・・・
暑い夏に、日頃お世話になっている方や家族、親族などを見舞い、自分の様子を知らせるもの
「暑さが厳しい日が続いていますが、いかがお過ごしですか?」
と、相手の健康を気遣う季節の挨拶状です。
暑中見舞いは、「1年で最も暑い」時期。
残暑見舞いは、「暦の上ではもう秋なのにまだまだ暑さが残る」時期に出すという違いがあります。
相手を気遣うという意味合いで送るはがき・・・
つまりは「相手を思いやる気持ち」が形になったものなんですね。
暑くない涼しい夏でも「どうしているかなぁ?」「体調など崩していないかな?」と
相手の事を気遣う気持ちを「暑中見舞い」や「残暑見舞い」という形に表すのは素敵な事ですよね。
冷夏には冷夏だからこその相手を気遣う文章や挨拶で
暑中見舞いや残暑見舞いを書くと、より相手に気持ちが伝わる挨拶になると思います。
残暑見舞い 暑中見舞いの冷夏の文例 暑くない夏にはどう書く?
では、具体的に冷夏の残暑見舞い、暑中見舞いの文例や書き方をご紹介します。
暑中見舞い
今年は冷夏なのか、今一つ夏らしくない天候が続いておりますが皆さまいかがお過ごしでしょうか?
おかげさまで、私たちは家族一同、相変わらず元気で暮らしております。
夏休みには帰省する予定ですので、〇〇さんにお会いできる事を楽しみにしております。
冷夏の合間にふと訪れる猛暑で、体調など崩されませんようご自愛ください。
例年になく涼しい日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
こう涼しくては風呂上がりのビールのうまさも今一つ…。
個人的にはもう少し暑くなった方がビールが進むのになぁなどと考えながら
相も変わらず毎日楽しく元気に過ごしております。
今年は冷夏と言われておりますが、これから夏本番。
〇〇さんもお身体を大事になさってくださいね。
平成〇〇年 盛夏
残暑見舞い
今年は冷夏との事で、例年になく涼しい日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
今一つすっきりしない夏空に、窓辺の風鈴の音色もなんだか物悲しく聞こえますが
元気だけが取り柄の私!
カラッと元気に毎日を過ごしております
残念ながら、今年は帰省することがかないませんでしたが、折を見て帰省するつもりです
その折はぜひ〇〇さんとお会いできることを楽しみにしております
冷夏となりましたが、かえって体調を崩されませぬようご自愛くださいませ
平成〇〇年 晩夏
と申しましても、今年は近年では珍しい穏やかな夏となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
おかげさまで私どもは家族一同変わらず健やかな日々を過ごしております
例年よりも過ごしやすいとはいえ、たまにふと訪れる夏日もございます
体調にはお気をつけられお体ご自愛くださいませ
平成〇〇年 立秋
暑くない涼しい夏とはいえ、「暑中お見舞い申し上げます」
「残暑お見舞い申し上げます」という文章を使っても問題はないようです。
季節の挨拶の後に「涼しい夏ではありますが…」のように、冷夏についての文章を入れると自然な文章になりますね。
残暑見舞いは冷夏でも出す?涼しい時の文例や書き方【暑中見舞い】のまとめ
暑中見舞いや残暑見舞いは、暑い夏でも涼しい夏でも、頂くと心がほっと温かくなります。
マナーも大切ですが、親しい間柄の場合は堅苦しい文章にとらわれず、
相手の事を思う気持ちをそのまま素直に表現するのが一番喜ばれると思います。
夏を楽しむ「ほっこり」した手紙で、すっきりしない夏を明るく楽しみたいですね♪