混雑必死の秋の高尾山。
紅葉が見ごろの11月の混雑って本当にすさまじいんですよね…。
せっかくの秋の行楽、どうせなら人混みを避けて楽しみたいもの!
そこで今回は…
- 混雑を回避するためのおすすめの時間帯
- 人が少ない、空いているおすすめルート
- 11月の高尾山の気温に合わせた、ハイキングにぴったりな服装のポイント
こんな、高尾山の紅葉時期の混雑を回避するコツをわかりやすくご紹介します。
東京近郊で手軽に紅葉を楽しめる高尾山を思いっきり楽しんじゃいましょう♪
もくじ
高尾山の紅葉の混雑を回避するコツ
11月の高尾山の混雑状況ってどんな感じ?
秋の紅葉シーズンの高尾山の混雑はそれはそれは見事な物です!!
- ケーブルカーやリフトは1~2時間待ち
- 登山ルートはアリの行列のようにずらずらと人が並ぶ
- 山頂は人で地面が見えずトイレはかなりの順番待ち
- 食事処はどこも人でいっぱい!
…と、紅葉狩りをしに来たのか、人混みを見に来たのかわからなくなるほどの賑わいなんですよね…。(-_-;)
秋に限らず、年末年始の初日の出、新緑の季節のGWなど…
ミシュラン社のガイドブックで最高評価の三ツ星を獲得して以来、高尾山は「ハイキング・トレッキングの名所」として本当に有名になりました。
東京の都心から1時間ほどで気軽に大自然を満喫できる貴重なスポットなので仕方ないのかもですが…
- 登り:9時~13時
- 下り:12時~16時
もみじ祭りが開かれる11月の土日には、この時間帯が混雑のピークだと思います。
それでもやっぱりせっかくのお休みのお出かけはのんびりしたいもの。
そうなると、混雑を避けるポイントはもうこの2つしかありません!(`・ω´・)ノ”
- 人が少ない早朝のすがすがしい朝の高尾山を狙う
- 人の少ない登山コースを選んで登る
それでは、具体的に何時ごろ、どのルートを通れば混雑を回避できるのかをご紹介します。
高尾山の11月の混雑を避ける為のおすすめ時間
とにかく人混みを避けたいなら始発で現地入り!
日の出前の早朝の高尾山は、人も少なく静か。
6時台前半に京王線・高尾山口駅へ到着する電車があるのですが、子の時間は、朝の散歩並みののんびり具合でゆったりハイキングが楽しめます。
高尾山にはケーブルカー・リフトがあるので、山の中腹までひとっ跳びでショートカットできるのが魅力なんですよね。
- ケーブルカーの始発:8時
- リフトの始発:9時
それぞれの始発時間は、こんな感じなので、大体8時頃には登山客が増え始め、人混みで溢れかえります。
始発で現地入りすると、行きはケーブルカーやリフトを利用することはできませんが、その分、行列に巻き込まれることなく自分のペースでトレッキングを楽しみながら山頂を目指すことができるんです。
また、下りはケーブルカー・リフトも使用可能!
9時頃は下山者もまだまだ少ないので、順番待ちなどせずにスムーズにケーブルカーに乗れます。
山腹や山頂の茶屋はまだ営業していないので、飲み物や食べ物は持参が必要です。
ですが、下山した10時、11時頃には、麓の高尾山口のお蕎麦屋さんや茶屋が営業を始めています。
近くの「高尾山温泉 極楽湯」も、午前中はかなり空いています。
午前中にゆっくり登山を終わらせて、下山後に麓でゆっくりご飯を楽しむのにはおすすめのコースです。
そんなに朝早くは無理…もう少しゆっくりした時間で混雑を避けたい時
でも、そんな朝早くはちょっと…。
そんな時は、午前中のなるべく早い時間帯を狙いましょう。
『山の頂上でお弁当を食べよう!』
…と、12時前後に山頂にたどり着く事を狙って登山する人も多いので
9時、10時頃には、高尾山口周辺はもう大混雑です(;´Д⊂)
12時、1時の山頂は足の踏み場もないくらい(決して言い過ぎではないと思います。笑) 人・人・人!
なので、山頂昼ごはんピークを2時間ほどずらした朝7時半から8時くらいが「まだ」空いています。
7時半でもケーブルカーの始発の運転待ちに50~60人ほどの行列が出来る事も!
ですが、ケーブルカーは一度に135人乗車できるので、まだまだ余裕はある時間帯です。
週末休みには、都心から高尾山を目指す人達で、中央線・京王線もかなりの混雑。
京王線の高尾山口駅を目指す人達で、駅も人で溢れ、長時間電車に乗ってきた人達のトイレダッシュもすさまじい物があります…。
「高尾駅」など、乗り換え時の駅でトイレを済ませておくと、ちょっと心に余裕ができます。
高尾山の紅葉…ルート選びで混雑回避!ここを通ろう!
高尾山にはいくつもの登山コースがあるのですが、紅葉時期に大混雑するのが「1号路(表参道コース)」です。
- 高尾山口 ~ ケーブルカー/リフト利用で1号路 ~ 薬王院 ~ 山頂
これが「高尾山の王道コース」とも言われる、一番人気のコースなのですが…
11月中旬から下旬にかけては、このコースがとにかく一番混み合います(;´Д⊂)
ケーブルカーやリフトが使えるコースですし、途中に茶屋や休憩場所、パワースポットが数多くある「薬王院」も。
なにより、地面が舗装道路なのでとにかく上りやすいんですよね。
混雑の原因となるケーブルカー・リフトは諦め、最初からオール徒歩で1号路を進むつもりで準備しておくのもおすすめです。
土日にゆっくりお昼から登るなら、長い順番待ちをするよりも早く山頂に到達できると思います。
このルートを避け、どの道を通って山頂まで行くかがPOINTです(`・ω´・)ノ”
始発で現地入りの場合は、気にしなくてもいいのですが…8時以降はコースによってかなり快適度が違います。
激混みの1号路以外のおすすめコース
高尾山口駅から山頂までのルートは「1号路」と「6号路」、「稲荷山コース」という3つのコースがあるのですが、難易度と混雑的には…
- 1号路:楽。アスファルト、観光スタイルで登れるが激混み
- 6号路:ちょっとキツイ。びわ滝や飛び石などがあり、動きやすいスニーカーやウェアなどの「山歩き」スタイルで登る。1号路より人は少ない
- 稲荷山コース:きつい。自然にあふれた山道でアップダウンが激しいところも。動きやすい服装で。混雑状況は1号路よりもかなり余裕がある
※紅葉シーズンは「登り専用路」になる
こんな感じです。
が。「キツイ」とはいえ、6号路も稲荷山コースも、歩きやすい靴や動きやすい服装で登れる山道です。
むしろ、1号路をケーブルカー・リフトなしで歩いて登るよりも6号路は楽じゃないかな?…と個人的には思います。
1号路は「ケーブルカー・リフトでショートカットできる部分」が意外とキツイです。
特に、リフトの「山上駅」手前の金毘羅台あたりのカーブの傾斜がかなり急!
混んできつい1号路を歩くよりも、人が少ない自然の中の方がおすすめです♪
6号路のコース概要
- 歩行時間:1時間30分~2時間
- 歩行距離:3.6km
6号路へは、ケーブルカー「清滝駅」の左側の道へ進みます。
舗装された道路を進むと、まず「稲荷山コース」への入り口が。
そこをスルーしてしばらく進むと砂利道の6号路への入り口が見えるので、そこから山道へと入ります。
山頂に到着するまでは自販機や茶屋などのお店、トイレはありません。
飲み物やおやつ、お手洗いは清滝駅で忘れずにです。
稲荷山コースの概要
- 歩行時間:1時間30分~2時間
- 歩行距離:3.6km
稲荷山コースの入り口は、6号路と同じく清滝駅の左側から。
写真を撮りながら、ちょっと余裕を持って進んでも2時間ほどで山頂へ到達します。
30~40分ほど歩くと、あずまやのある稲荷山展望台に到着しますが、ここは八王子市街が一望できるビュースポット♪
天気のいい日は新宿あたりまで見えるそうです。
山頂前に、少し長めの階段がありますが、山頂まであと少し!…と思えば頑張れます!
高尾山の11月の服装は気温を考えたコーディネートがポイント!
高尾山は低い山といっても、標高は599m。
スカイツリー並みの高いところへ登るので、山頂付近はかなり気温が下がります。
ハイキングの服装も、それなりに準備をしておかないと寒くて残念な事になってしまいます。
高尾山の紅葉狩りの服装のポイント
ケーブルカー・リフトを使っても、1時間ほどは歩くので、やはりそれなりに汗はかきます。
動いている時と休憩している時の体感温度がかなり違うので、脱いだり来たりしやすく、温度調節がしやすい「重ね着スタイル」の格好がおすすめです。
- 速乾性の化繊のインナー
- ボタン付きの長袖シャツ
- 保温性のあるフリース
- アウター
ケーブルカー利用の1号路は厚手のダウンジャケットやおしゃれコートでもOK
その他のルートはマウンテンパーカーやウインドブレーカーなどがおすすめです。
私は、「暑がりで寒がり」なので、一番下に着こむ肌着・下着は乾きやすい速乾性の物を。
その上にTシャツ・長袖のボタンシャツを着て前を開け、フリース・ジャケットはリュックの中か腰に巻いて登ります。
登りながら寒い時は、長袖シャツの前をクローズするとちょうどいい感じです。
休憩中は一気に寒くなるので、まずはフリースを。
それでも寒い時にはジャケットを羽織っています。
汗をかいた後の着替えは「下着・Tシャツ・長袖シャツ」を準備。
着替え場所が無いので、下山後に「高尾温泉 極楽湯」で入浴がてら着替えます。
こんな感じで「ちょこちょこ体温調節できるコーディネート」がおすすめです。
また、街と高尾山の気温差は約3度ほど。
こちらのサイトで、高尾山のふもとの天気や標高別の気温の目安がチェックできるので、見ておくと服装選びの参考になります。
高尾山の紅葉の混雑回避のコツ おすすめ時間とルートや11月の服装のまとめ
秋の高尾山は、確かに混雑するのですが、それでもルートや時間次第では快適な「秋の行楽」を楽しめます。
爽やかな秋晴れの日に、自然の空気を思いっきり吸い込んで、心も身体もリフレッシュって素敵ですよね+.(*’v`*)+
やっぱりおすすめは、早朝に登って午前中に下山。
高尾山口にあふれかえる人達を横目に見ながら、悠々と極楽湯でのんびりコースです。(‘∀`)
早起きして薄暗いうちに始発でGO!
電車の中で仮眠しながら…なんてのもなかなか楽しいですよ♪
その他の持ち物についてはこちらでご紹介していますので、参考にしていただけるかもです。