つい先日、出かけようと車のエンジンをかけたら…
キュルキュルキュル・・・プスン。
キュルキュルキュルキュルキュル・・・プスン。
キュ・・・(チーン)
久しぶりに車のバッテリーが上がってしまいました。
車のバッテリーが上がったら「ブースターケーブルを繋いで、他の車から電気をもらう」と言うのがセオリー。
隣の家の人にケーブルを借りて、どうにか事なきを得たのですが…
やっぱり車にはバッテリーケーブルを積んでおかないといろいろ不便。
次に上がった時の為に、ブースターケーブルを購入しておこう!…とAmazonで値段を調べていたら、なんとも便利な「バッテリー上がりを復旧させるアイテム」があったんです♪
もくじ
車のバッテリーケーブルの値段を調べてた時に出逢った素敵アイテム!
その素敵なアイテムというのは「ジャンプスターター」というもの。
通常、車のバッテリー上がりを復旧させるには…
- バッテリーが上がった車と同じ電圧の「救援車」を準備
- 故障車の「+」端子 → 救援車の「+」端子にケーブルを接続
- 救援車の「-」端子 → 故障車の「-」端子、もしくは「エンジンブロック(金属部分)」の順番でケーブルを接続
- 救援車のエンジンを始動後、5分ほどしてから故障車のエンジンを始動
- エンジンがかかったら、1時間ほどエンジンを切らずにアイドリング
この手順でバッテリー上がりを復旧させます。
結構面倒で、毎回「あれ?プラスが先?マイナスからだっけ?」なんてわからず調べちゃうんですよね。
車の駐車場所や向きによっては「救援車までブースターケーブルが届かない!」なんて事も…。
今回も、家の駐車場に頭から車を突っ込んでいたので、「二人がかりで故障車を手で押して…」と散々だったんですね。
メートル数の長いバッテリーケーブルの方が便利かなぁ…と、Amazonをググっていたところ、出逢ったのが、最初にお話した「ジャンプスターター」です。
車のバッテリー上がりにジャンプスターターがどう便利なの?
この「ジャンプスターター」。
簡単に言うと「救援車の代わり」になる、携帯用のバッテリーのようなもので…
- ジャンプスターターのケーブルを故障車のバッテリー端子に接続して…
- 故障車のエンジンを回すと…
- エンジンがかかる!
…という、なんとも便利なアイテムなんです。
見た目はとってもコンパクトで、一見「ちょっと大きいモバイルバッテリー」のような感じ。
本体には「車の充電用」のケーブル端子(黄色の〇)と「USB充電用」の端子(水色の〇)がついています。
この「車用のソケット」に、ジャンプケーブルを差し込み、ケーブルの先のクランプを故障車のバッテリー端子に接続。
この後にセルを回せば、エンジンが始動するという、なんとも簡単な「バッテリー復旧アイテム」なんです♪
救援車がない状態でのバッテリートラブルやJAFやロードサービスが呼べない時にはとっても助かります。
ジャンプスターターは車のバッテリー復旧以外にも…
このジャンプスターターは、車のバッテリーの回復以外にも便利!
私がAmazonで購入した「Arteck ジャンプスターター 12V車用」には「LEDライト」と「モバイルバッテリー」機能がついています。
夜間に故障した場合、LEDライトはちょっとした作業準備にも便利!
周囲への信号としても使えます。
災害時やいざという時には、結構役立つ機能だと思います。
ジャンプスターターの選び方 安い物から高い物まで値段がいろいろあるので…
そんなこんなで。
バッテリーが上がりやすい寒い冬場には便利だなぁ!と、食い入るようにAmazonに見入っちゃったわけなのです。
ただ、ジャンプスターターは種類がいっぱい!
値段も4000円前後の安いものか1万円以上する高いものまでピンキリで、どれを買えばいいのか迷っちゃうんですよね。
なんでもいいというわけでは無いようで「自分の車に使えるかどうか?」のチェックが大事だそう。
あれこれ調べ回った結果、まずチェックしたいのが「出力・排気量」「ピーク電流」「電池の種類」「保証期間」だという結論に行きつきました。
ジャンプスターターの選び方:「出力12V・24V」「ガソリン〇L・ディーゼル〇L対応」をチェック
まず、ジャンプスターターには「12V車用」「24V車用」などの種類があります。
大抵のスターターは12V車用なのですが、中にはトラック用などの24V車用も。
自分の車がどちらかなのを調べて、対応するかどうかをチェックする必要があります。
同時に車検証に書かれている「2000cc」や「2L」などの「排気量」も大切!
ジャンプスターターにも「ガソリン車2.5L対応」「ディーゼル3Lまで対応」などの対応表記があるので、自分の車の排気量を確認し、対応するスターターを探します。
ジャンプスターターの選び方:瞬間最大出力をチェックしよう!
車はエンジンで動きますが、このエンジンを始動させるのに必要なのが「セルモーター」というもの。
(車のエンジンを始動させると「キュルキュルキュル!」という音が鳴りますが、これがセルモーターです。)
エンジンをスタートさせるにはこの「セルモーター」を可動させる必要があるのですが、これを動かすためにはかなりの電力が必要になります。
セルモーターを動かすのにかかる電力は、車の状況によって様々。
冷たく寒い冬は夏よりも消費電力が大きいですし、「昨日まで動いてたのに…」という車と「数か月も乗っていない車」でも違うんですね。
ジャンプスターターには「ピーク電流(最大)」などという記載があり、これは「300A・500A・1000A」など様々です。
一般的にピーク電流が大きくなるほど値段も高くなるのですが・・・
ざっくり言うと、このピーク電流が大きいほど便利!
「真冬のバッテリー上がり」や「長期間ほったらかしの車」のバッテリーも動かせる可能性が高くなるようです。
あくまでも「バッテリーが復旧する可能性」ですが、いろいろなジャンプスターターを見比べたところ…
- 300、400A:軽自動車や中排気量の夏場のエンジン始動向け
- ~800A:中排気量のガソリン車の冬場のスタート、ディーゼル車の夏場のスタート時向け
- ~1000A以上:大排気量のガソリン車、ディーゼル車の冬場、バッテリーが弱すぎる車にも
ざっくりですが、こんな感じかなぁという印象でした。
ジャンプスターターの選び方:電池の種類のメリットデメリットを知ろう!
また、ジャンプスターターには、「リチウムイオン電池」「鉛電池」など使われている電池の違いもあります。
- 鉛電池:重くて大きいが値段が安く大容量。排気量の多い車にも対応しやすく、安全性も比較的高い
- リチウムイオン電池:小型で軽量だが、膨張や発火の危険性がある
- リン酸鉄リチウムイオン電池(リフェバッテリー):リチウム電池の一種。リチウムイオン電池より大幅に安全性を高めた電池で小型で軽量。だが高価。
小型で安価なものは「リチウムイオン電池」タイプのものが多いのですが、リチウムイオン電池は「不安定」な電池。
低出力な物だと負荷に耐えられず膨張したり、場合によっては1度の使用で壊れてしまったり。
いろいろとリスクも高いと言われています。
安いリチウムイオン電池のジャンプケーブルは、長期間にわたって繰り返し使う…と言うよりも、普段はモバイルバッテリーとして使いつつ、ジャンプスターターとしては保険で…くらいの気持ちの方がいいようですね。
ジャンプスターターの選び方:保証期間をチェック!
そんな不安定な電池の為か、リチウムイオン電池のジャンプスターターは、製品によっては初期不良の口コミも結構多かったです。
「初めて使用したのに本体が熱くなってエンジンもかからなかった」
「セルを回した途端に本体が膨張して割れた」
こんな声もちらほらあるので、「保証期間」や「アフターサービス」がしっかりしている点も選び方のポイントです。
購入後初めて車に使用するのが数か月後…なんて事もありますよね。
24か月保証など、長期間に渡ってサービスを受けられるタイプはちょっと安心です♪
車のバッテリーが上がったら ケーブルよりもジャンプスターターが便利!
そんなこんなで、口コミやレビューを比較した結果、人気の高いジャンプスターターがこちらでした。
まずはピーク電流の低いタイプだと・・・
Arteck ジャンプスターター 12V車用 8000mAh/ピーク電流300A
販売以来、高い人気を得ているのが「Arteck」のジャンプスターター。
中でもこちらの300Aタイプは、Amazonでも長期にわたりベストセラー1位を獲得しています。
- 容量:8000mAH
- ピーク電流:300Amp
- 12V車用/最大2.5L(ガソリン)
- 保証期間:24か月
軽自動車なので300Aで十分かなぁと、私が今回購入したのがコチラです。
300A、400A台のジャンプスターターには、容量20000mAhなどの大容量タイプも5000円前後でありましたが…
Arteckは購入者も多く、圧倒的なレビュー数があるのでリアルな口コミが知れて安心だったんです。
また、アフターサービスの評判も良く、不良時の対応が良いというレビューに惹かれて8000mAhではありますが、購入を決めました。
購入後、早速2度目のバッテリー上がりが起きたので使ってみたところ、サクッとかかりました!
ちなみにスマホの充電は、HUAWEIのP10liteで「20%→100%」が2回出来てます。
今のところは「買ってよかった!」なアイテムです。
排気量の多い車には、700~1000A以上のジャンプスターターを購入されている方が多いようです。
また、キャンプやアウトドアをよくする場合は「防水機能」がついたもの。
取り扱いに不安がある時は「安全保護機能」がついたものなど、使い方によって機能を選ぶと、より便利だと思います。
そういう点で便利そうでレビューも良かったのがコチラです。
- 容量:15000mAH
- ピーク電流:1200Amp
- 12V車用/最大7.5L(ガソリン)、最大6.0L(ディーゼル)
- 保証期間:24か月
ガソリン車・ディーゼル車ともに排気量の多い車にも対応し、防水や防塵機能も。
また、回路基板やチップCPU、ケーブルには、ショートや逆接続保護などがされており、初心者でも安心して使えるタイプです。
「初期不良があったがアフターサービスには満足」というレビューもありました。
購入者さんのこんなレビューはやっぱり安心しますね♪
車のバッテリーケーブルの値段を検索してたら超便利な物があったよ!のまとめ
車好きな方や、ある程度知識がある方には「ジャンプスターター」は当たり前なのかもですが…
普段買い物に行ったり、メンテナンスが得意じゃない、私のようなタイプにはとても画期的なアイテムでした!
バッテリーケーブルと比べると金額は高くなってしまいますが、いざという時の手間や救援車がない不安を考えると、ジャンプスターターは便利だなぁと感じてます。
また今回、楽天、Yahoo!ショッピング、Amazonなどあれこれチェックしましたが、個人的にはAmazonのレビューが一番リアルな気がします。
「ブースターケーブルの値段っていくらなの?」なんて検索している方へ。
なかなか便利なアイテムだったのでご紹介でした!