海外旅行で心配なお金の管理。
日本とは違って治安の悪い海外では、スリや盗難に合って財布を盗られたりしないかなって不安になりますよね。
私もドイツ旅行中にスリに合い、見事に財布を取られてしまいました…。彡(-_-;)彡
- 海外旅行でのお金の持ち歩き方
- 海外旅行でスリ対策のためにやっておくこと
- 海外で盗難に合わないためのお金の隠し場所
その時感じた事や、もっとこうしておけばよかった!という海外でお金やカードの貴重品を持ち歩くときのあれこれについてご紹介します。
もくじ
海外旅行でのお金の持ち歩き方は?
海外旅行に持って行くお金は大きく4種類。
- 現金
- クレジットカード
- 海外プリペイドカード
- 国際キャッシュカード
国内でのトラベラーズチェックの販売がなくなった今、大きく現金かカードの2種類に分けられます。
カードについては予備も含めて少なくとも2枚は持って行くことが多いでしょうし、現金は盗られちゃうのが怖いから、あまり多額は持ち歩かない…という方が多いと思います。
でも、それでもチップを払ったり、カードが使えないお店での買い物を考えると、ある程度の現金も持っておかなくちゃいけませんよね。
しっかりと肌身離さず身につけて盗られないように気を付けてはいても、ほんの一瞬気を抜いた隙に盗られちゃうこともあるんです。
こればっかりはもう運なんですけど、もし運悪くそんな状況に出くわしたとしても、しっかりと計画的な「お金の持ち歩き方」をしておくことで大事なお金やカードを守ることが出来ます!
(`・ω´・ ●)
私が思う海外旅行で気を付けたいお金の持ち歩き方は大きく次の2つです!
大事なものはマネーベルトやオーガナイザーに入れて肌身離さず身につける
財布と別に小銭入れを準備しておく
貴重品はマネーベルトやトラベルオーガナイザーに入れて肌身離さず!
海外旅行でのお金の持ち歩き方の基本は、お金を分散して持ち歩く事です。
財布に多額の現金を入れていたり、クレジットカードを2枚も3枚もまとめて入れていると、無くなった時に一撃でOUTです!
私は、「腰に巻くマネーベルト(シークレットポーチ)」「普段使い用の財布」「ホテルの部屋のトランクケース」の3つに、それぞれクレジットカードを1枚ずつ分散させて入れていました。
普段使いの財布に入れておく現金は1万円程度。それとは別にマネーベルトの中に「いざ!」と言う時のための現金を3万円分ほど入れていたんです。
盗られてもほぼ帰ってくる可能性のない現金は、リスクの高い財布には少なめに。
でも、いざ財布が盗られたときに、残りのカードが使えない可能性も考えると、ある程度の現金は持っておいた方が安心です。
とりあえずこれだけあればどうにかなるだろう!という額の現金をこっそり身につけるマネーベルトに入れていました。
マネーベルトは夏場は蒸れるし、トイレに行くたびにいちいち邪魔なんですけど…それでも安心感は全然違います(‘∀`)!
また、絶対になくしちゃいけないパスポートも一緒に入れて持ち歩いていたんです。
100均のポーチはベルトが伸びて、バックルが取れやすかったりするのでやっぱり専用のものを購入した方がいいと思います。
お金やカードを守るポーチですし、値段も高くないのでひとつ持っておくと安心ですよ(b’V`)
もう一つおすすめなのが「トラベルオーガナイザー」。
マネーベルトやシークレットポーチは人目に見せないものですが、トラベルオーガナイザーは見せるけど防犯面でもかなり使えるバッグなんです。
カラフルで見た目も可愛いものが多くて、ちょっとしたお出かけにも使えて気軽に身につけられるので、シークレットポーチよりも使い勝手はかなりいいんです!
中でも口がチャックではなくマジックテープのタイプのものがおすすめ(*’3゚b)b
開ける時にバリバリ音がするのでスリにとっては仕事がしづらい嫌なバッグなんですよ♪
財布を無くしたり盗られてもどうにかできる状況を必ず作っておくこと
こうすることで、いざ何かあった時も対処ができます。
財布と別に小銭入れを準備しておく
また、財布と別に必ず準備しておきたいのが小銭入れです。海外ではチップやトイレの利用で小銭を使う機会がかなりあります。
駅のキヨスクや街中のちょっとした売店でジュースやたばこを買う時もカードよりも現金が便利なので、ある程度の小銭はいつも準備しておいた方がいいんですよね。
そんな時にいちいち財布を取り出すのは面倒ですし、なにより「ここに財布がありますよー!」と、周りに自分からアピールするようなもの。
現金やカードの入った財布を取り出す回数をなるべく少なくする事も、海外で盗難の被害に合わないためには重要なんです。
海外旅行でのスリ対策でやっておくべきこと
お金を分散させて持ち歩くことも大切ですが、それよりも大事なのはその「持ち歩き方」です。
きちんとしたスリ対策を意識して旅行する事で、盗難にあうリスクがぐんと減ります。
そう…対策をしないと、私のように見事にすられてしまうので本当に気を付けてください!!
。・゚・(ノД`)・゚・。
実際にスリに合って感じた、私が思う海外でスリ対策にやっておきたいことは次の4つです。
リュックはなるべく使わない
財布をしまう所を誰にも見られないように注意する
財布は鞄の中の取り出しにくい場所にしまう
ダミーの財布を準備しておく
私がスリに合った状況を振り返りながら説明しますね。
被害者:さくらさん(仮名)
私がドイツでスリにあったのは、ハイデルベルクという観光地でした。
古くからの街並みが残る、日本からの海外旅行者も多い街。犯罪発生率も多くない、ドイツの中でも安全な街だったんです。
事件が起きたのは、とある博物館に観光に行った時の事…。博物館観光を終えて、スタバでちょっと休憩しようとレジでリュックから財布を取りだそうとしたら…
・・・アレ?
・・・・・・・おかしいな。さっき博物館の入り口で入場料を払ったときはあったのに…。
・・・・・・・・・・・・・・
(((( ;゚д゚)))まさか――――!!!
慌ててリュックの中身を全部出して確認しましたが、財布の姿はどこにもなくって・・。
急いでさっきまでいた博物館に戻って事情を説明し、落とし物がないか確認してもらってんですけどどこにもなかったんです。
よくよく思い出してみたら、入口で私の後ろにいた外国人のおじさん…。博物館内の階段を上っているときに、やけに密着してくるなーって思ってたんですけど、今思えばその時に盗られてたのかなって。
そういえば財布をリュックにしまう時も目が合ってて。「ハロー♪」って声をかけてきたものだから、私も思わず「ハロー♪」なんてのんきに返してたんですけど…。
ええ。それ以来リュックは極力使ってません。使う必要があるときはチャックにカギをかけるようにしています。
皆さんも本当に気を付けてくださいね…。
そうなんですよ…。(‘・_・`)
日本で聞いていた『海外は危ない!』という話を微塵も感じさせない、平和で楽しすぎる海外旅行ライフにだんだん気が抜けちゃって…。
「なんだ!意外と普通じゃん♪」と、いつしか危機感が薄まってきてたんですね。
急いで日本のカード会社のサポートセンターに電話したので、使用されることもなく事なきを得ましたが、いやー…かなり焦りました。
もしもの時のために、カード会社の連絡先はすぐわかるようにしておきましょうね。
また、盗られてもいいように、免許証や保険証などの日本で使う貴重品は海外でメインで使う財布には入れないようにしましょう。後々の手続きがさらに面倒ですよ!
よく、「リュックサックは危ない!」って言いますけど、これはほんとに間違いなく危ないです。
リュックに限らず目の届かない背中に担ぐタイプのヒップバッグやボディバッグも危険です!
(`・ω´・)ノ”
人混みの中で使う時は、バッグを体の前に回して目の届くところに置いておいた方が無難ですよ。
こういう時にもやっぱりトラベルオーガナイザーは便利なんです。
うん、これだけはどうしてもおすすめしたいです!(`・ω´・ ●)
ダミーの財布を準備しておこう!
これはスリ防止というよりも、ちょっと危険な強盗対策になるんですけど。
夜の繁華街や駅、スラム街など。
現地の人は知ってる「ここは立ち入らない方がいい」という場所が少なからずあるんですよね。
昼間は人通りがあって安全な場所も、夜になると危険な場所になることもあります。
そんなところでは、日本人は格好の餌食…。いや、日本人じゃなく現地の人でも危ないくらいです。
海外旅行慣れしてるバックパッカーの友人がいつも言ってることが「必ずダミーの財布を持っておけ!」なんですね。
もしも「金を出せ!」と脅された時に素直に渡すための「保険」なんだそう。
全くお金を入れていないと、「他にもあるんだろう!」とさらに迫られるそうなので、ある程度の現金とさらにダミーのクレジットカードも入れておくといいと教えてくれました。
幸いにも、まだそんな場面に出くわしたことはありませんが、もしもの時のために期限切れのクレジットカードをダミー用に保存しています。
念には念を。保険はかけておくに越したことはないと思いますよ(`・ω´・ ●)
外旅行のスリ対策 お金とカードの持ち歩き方と隠し場所のまとめ
海外旅行ではお金やカードは分散して持ち歩く!
財布と小銭入れを使い分け、メインの財布は極力外に出さない!
カバンやバッグはいつも目の届くところに!
念のためにダミーの財布を準備するとなおよし!!
海外ではお金やカードの管理は気を付けすぎるくらいがちょうどいいと思います。
しっかりとしたお金の管理で、トラブルのない楽しい海外旅行にしてくださいね(´∀`●)