長時間のフライトで気になるのがお肌の乾燥。
特に、10時間を超えるような海外旅行のロングフライトだともう大変!
現地の空港に到着する時にはしわが急に増えた気がして、テンションもだだ下がりですよね…。
こんなんじゃせっかくの楽しい旅行も楽しめない!と、機内の乾燥対策についていろいろと調べてまとめてみました!
- 飛行機の中で簡単にできる乾燥対策は?
- 機内でお肌のスキンケアってどうしてる?メイクは落としてすっぴん?
- スキンケア用の化粧水や化粧品の機内持ち込みってどうすればいい?
今回は、こんな「飛行機の乾燥対策とスキンケア用品の機内持ち込みのあれこれ」についてご紹介します。
もくじ
飛行機の乾燥対策に機内で出来る簡単な方法!
飛行機に長時間乗っていると、髪の毛はパサパサするし、肌はカサカサの唇はぱりぱり。
「ここはサハラか!(;´Д⊂)!」と言いたくなるような見事な乾燥っぷりですよね。
私はそんなに乾燥肌じゃないんですけど、国際線の飛行機に乗った時はものすごく乾燥して、喉も痛くなります。
…そもそも、なぜ飛行機の中ってあんなに乾燥するんでしょう?
ちょっと気になったので調べてみました!
飛行機の中が乾燥するのはなぜ?
フライト中の飛行機の湿度は約20%。なんとこれ、サハラ砂漠の湿度よりも低いんです!…サハラ以上に乾燥してたんですね!Σ(-∀-;)
それだけでも驚きですが、実は、飛行機の機内はわざと乾燥させてるんだそう。
上空約10,000mの高さを飛ぶ飛行機の外気温はマイナス40度~50度。
飛行機の中を暖めるためにエアコンを使用しているのですが、ただ室内の温度を暖めるだけだと、冬の窓ガラスと同じように機内に結露が発生してしまいます。
精密機械にとって水分は大敵。
さびが発生して故障の原因にならないように、機内の湿度をわざと下げて空気を乾燥させていたんですね。
機内で出来る乾燥対策は?
…と、飛行機の中が乾燥するのは安全対策という事なのですが。
でも、乾燥するのが仕方ないとしても、やっぱり湿度20%は肌にも体にも過酷です。きちんと乾燥対策はしておきたいですよね。
そこで、機内で簡単にできる乾燥対策をまとめてみました。
少しずつ水分を補給する
乾燥対策というと、体の外側をしっかり保湿しなくちゃ考えがちですが、体の内側に水分を補給することも大切です。
ドリンクサービスや機内食で飲み物を飲む機会はありますが、できれば一気にではなく少しずつ飲むのが効果的。
手荷物検査後の搭乗前にペットボトルを1本買っておくだけでもかなり違います。
おしぼりや簡易加湿器で加湿する
機内で配られるおしぼりを返さずに、シートのテーブルやドリンクホルダーにかけておくとちょっとした加湿になります。
でも、これだとすぐに乾いて何度もトイレに濡らしに行かないといけないので、ちょっと不便。
そんな時は、こんな携帯加湿器が便利です。
電気を使わずミストが出ない、自然気化式の加湿器なので周囲にも迷惑がかかりません。
旅行先のホテルでも使えるので、旅のお供に一つ持っておくとなにかと便利なグッズです。
マスクや蒸気マスクで保湿する
一番簡単なのがマスクでの保湿。
いろいろな濡れマスクがありますが、中にはすぐに乾いてしまうものもあるんですよね(´Д`)
今まで使った中で、一番良かったのがこちらの「のどぬーるぬれマスク 立体タイプ」です。
成田からドイツまでの約12時間のフライトはこれ1枚で大丈夫でした!
就寝用と立体タイプがあるのですが、就寝用は横になって布団の中で使う事を考えたずれにくい形になっているだけで、濡れマスクの持続が長いというわけではないそうなんです。
機内で使うなら、口周りに余裕が出来る「立体タイプ」の方がストレスを感じなくて良かったです(´∀`●)
また、蒸気でアイマスクもかなり使えます♪
効果は長持ちしないので本格的に寝入る時だけ使うんですけど、保湿+リラックス効果もあって、なかなか寝付けない機内でも眠りやすくて便利です。
飛行機で乾燥する肌へのスキンケアはどうする?メイクは落としてすっぴん?
でも…。
乾燥対策でなにより気になるのが顔…。保湿するにも機内での「メイクをどうするか」って考えてしまいますよね。
メイクをしたままだと確実に次の日の朝はボロボロだし、でも機内ですっぴんでいる勇気はないし…と、私もいろいろと考えました。
最初は…
- 思い切ってメイクしたままでいってみる
- 飛行機に乗ってからふき取りシートでメイクを落とす
でやっていたのですが、メイクをしたままの12時間のフライトはかなりのストレスで、なにより翌朝のお肌のコンディションが最悪…(;´Д⊂)
それ以来、必ずメイクは落とすようにしています。
海外行きの国際線では飛行機に乗っているお客さんもかなりすっぴんの人が多くて、マスク率はかなりのものなので、あまり気にもならないんですよね。
それに、以前はギリギリまでまともな顔を残しておきたいと、機内でメイクを落としていたのですが、今は搭乗前に空港で落とすようにしています。
ふき取りタイプのメイク落としを使って座席でメイクを落とすのは逆に恥ずかしくて(;’∀’)
トイレに行こうにも、飛行が安定するまでは席から動けないし、その後はトイレは混雑するしで、なかなかメイクを落とすタイミングがなかったんですよね。
もう最初からすっぴんでもいいか!と空港で落とすようにすると、荷物も手間もぐんと減って楽になりました ♪
また、すっぴん隠しにと、マスクと合わせてお気に入りで毎回使ってるのが、こちらの「nomado ホッカムリ」。
すっぴんも隠せるし、肌寒さを感じる機内の防寒対策にもなるのでいろいろと便利なんです。
どうしてもすっぴんは嫌だ!という友人はミネラルファンデでお化粧をしたまま乗り切ってます。彼女いわく…
スプレータイプの化粧水での保湿は逆に乾燥しちゃって、何回もシュッシュしなくちゃいけないからもったいない!
乾燥したなと思ったら、メイクの上から乳液で部分的に保湿しながらメイク直しするのが一番 ♪
と、いつもばっちり保湿とメイクのセットを機内に持ち込んで対策してます。
飛行機の機内持ち込み!化粧品や化粧水はこうすると便利!
でも、機内へのスキンケア用品の持ち込みっていろいろと面倒。
機内に液体を持ち込むときは…
100ml以下の容器
容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋に入れる
透明プラスチック製袋の持ち込みは、1人につき1つのみ
こんな決まりがあって、持ち込みの荷物を準備するのも一苦労です。
旅行用のミニサイズの化粧水を準備したり、自分でボトルに詰め替えたり…ちょっと面倒ですよね。
しかも、洗顔フォームにメイク落とし、化粧下地からマスカラにアイライナーまでほとんどのメイク道具が液体扱い。
あれこれ持ち込むとすぐに容量いっぱいになってしまうし、できれば荷物も減らしたいです。
私はメイクを空港で落としてしまうので、こんな「使い捨てメイク落としセット」を準備してます。
- メイク落とし
- 洗顔
- キッチンペーパー
- 使い捨ての歯磨きセット
- 化粧水
- 乳液
- 綿棒
- ヘアバンド
メイク落としと保湿グッズを全部1回分ずつセットにして、手荷物検査前にメイク落としや歯磨き、ばっちり保湿までしちゃうんです。
ヘアバンド以外は全部捨てられるので荷物がかなり減らせます゚゚+(‘v`*)+.゚
また、化粧水や乳液、最低限のメイク用品を機内に持ち込み時に便利なのがこちら。
コンタクトケース
ストローを使った1回分の保湿セット
ボトルが邪魔になる乳液や化粧水は、ストローを使って1回分ずつパックにします。
ストローの端っこをアイロンで軽く溶かしてくっつけ、乳液や化粧水、クレンジングオイルを中に注いだ後で、もう一方の端を溶かしてチャック。
アイロンがない時はライターで軽くあぶって指で押さえても出来ます。(火傷に注意です!)
溶かした端っこに、こんな風に少しだけはさみで切り込みを入れておくと、開けやすいです。
ペースト状の化粧下地やリキッドファンデはコンタクトケースがぴったり。
機内で使う分だけ入れておくと、場所も取らずにコンパクトに持ち込みできます(´∀`●)
バッグの中がスッキリするし、手荷物検査の時にごちゃごちゃしないので便利ですよー♪
飛行機の乾燥対策 機内でのスキンケアと化粧品の持ち込み方のまとめ
旅先に着いたらすぐに旅行を思いっきり楽しむためにも、移動の飛行機は快適に過ごしたいですよね。
長時間のフライトだと乾燥で喉をやられて、せっかくの旅行なのに旅先のホテルで寝込んじゃうなんて事もあります。
ばっちりと乾燥対策をして、楽しい旅になるといいですね(´∀`●)
最後まで読んでいただいてありがとうございました!