写真入りの年賀状って「足りなかったらいけないな」とついつい沢山印刷しちゃいませんか?
でも、お正月が終わると思った以上に余ってしまって…
「どうしよう…もったいないなぁ」なんて思っちゃったり。
普通の年賀状だったら懸賞などの応募に利用できますけど、写真入りの年賀状だとちょっと使いにくいですよね…。
捨てるのももったいないし、できれば何とか有効に使いたい!
今回はそんな、写真付きの余った年賀はがきのお得な活用方法についてご紹介します。
もくじ
写真付きの年賀状の余りは交換できるの?
ということを聞いたことはありますか?
私も知識としては知っていたんですけど、利用したことはなくって…
「ふーん…そうなんだ!」くらいにしか思ってなかったんです。
そもそも余るくらい年賀状を買ったことがなかったし、失敗しても数枚だったのでわざわざ交換しようと思わなかったんですよね。
でも、30歳を過ぎてから「子供の写真付の幸せそうな家族写真の年賀状」が友人から次々と届くようになって…
リア充め…!新年早々見せつけやがって!…私も送ってやるもんね!
と、「独身のぼっちだけど人生楽しんでますがなにか?」感を出した「ぼっち写真の年賀はがき」を一度だけ出したことがあります。
プリンターでの印刷じゃ本気感が伝わらないからと、カメラのキ〇ムラへGO!
「お見合い用として以前取った事のある昔の写真」を持ち込み、50枚ほど印刷してもらいました。
今となっては恥ずかしいですけど、やってる時はすごく楽しかったです。笑
結局使ったのは30枚ほどで、20枚ほどの恥ずかしい自分の年賀状が手元に余っちゃったんですけども。
その時に「…どうするよ。コレ。」と、ふと我に返りまして。
今までは余った年賀状って懸賞に使ってたんですけど、さすがにこれは送れないなって。
そういえば郵便局で余った年賀はがきを交換してくれるって言ってたよね!と思いだし、郵便局に問い合わせてみました。
いろいろと知らなかったことや「なるほどね!」と思うことがあったのでご紹介しますね。
年賀状を交換するときの決まりは?
交換できるハガキ
書き損ねた年賀状や余った年賀状は、手数料を払うことで別のハガキや切手へ交換してもらえます。
私もいまいちわかってなかったんですけど、交換しようと思うハガキって
- 書き損じの年賀状
- 未使用の年賀状
この2種類がありますよね?
全く未使用の年賀状と、私のように写真を印刷した年賀状。
印刷ミスで失敗した年賀状とか…「使ってない年賀はがき」にもいろんなタイプがあると思うんです。
全然使ってないきれいなものと書き損ないって同じじゃないよなぁ・・・。
きれいなはがきは物々交換してくれんじゃない?
と、そのタイプによって交換手数料も違ってくるのかなぁと思ってたんですけど…
確認してみるとどちらも同じでした(;’∀’)
使っていても使っていなくても、写真が入っていようとなかろうと手数料が必要なんだそうです。
交換できる書き損じはがきの条件
また、書き損じはがきの年賀状の交換にも決まりがあって…
- 未投函の年賀はがき
- 切手の部分が汚れていない
この2つをクリアしていることが条件になります。
たまに、投函したけどあて先不明で年賀状が戻ってくることがありますよね。
切手の欄に消印も押されてないし、こんな年賀はがきも交換できるの?
…と謎だったのですが、一度投函したものは消印がなくてもダメだそうです。
目には見えないけれど、透明の蛍光インクで印字がされてあるんですって!
ついうっかり持って行くとちょっと気まずい雰囲気になるのでお気を付け下さいね!
余った年賀状の交換場所
書き損じた年賀ハガキや余った年賀状は郵便局の窓口で交換できます。
簡易郵便局やゆうゆう窓口では交換ができないので、営業時間内に郵便局の窓口に行く必要があります。
書き損じや余った年賀状と交換できるもの
年賀状は、額面の金額の分だけ、次のようなはがきや切手などの郵便アイテムに交換することができます。
- 切手
- 郵便はがき
- 郵便書留
- レターパック
- スマートレター
現金への交換は対応しておらず、郵便局で取り扱っている商品との交換になります。
また、切手は一般的な切手のみへ交換が可能。
記念切手などのような、数に限りがあるものへの交換はできません。
手数料はちょっとかかってしまいますし、現金への交換はできませんけど、捨てちゃうよりもずっとお得ですよね。
年賀状の書き損じの交換手数料や期限は?
書き損じの年賀状の交換手数料
年賀状を交換する時には手数料が必要になりますが…
この交換する際の手数料は1枚当たり5円。
つまり、20枚の年賀はがきを交換しようとすると・・・
5円 × 20枚 =100円
と、100円の手数料が必要になります。
また、手数料の支払い方法は次の3つです。
- 現金
- 切手
- 交換するハガキや切手の金額から差し引く
手数料
5円 × 20枚 = 100円
交換できる金額
52円 × 20枚 =1040円
このように、手数料は100円で、1040円分の切手やはがきと交換することができます。
100円の手数料を、現金で支払ってもいいですし、すでに持っている切手で支払うこともできます。
 
また、官製はがきや切手などに交換することが出来る1040円の金額から100円の手数料を差し引く事も出来ます。
この場合だと、手数料を引いた後の金額は940円になるので…
・120円切手 × 1枚 =120円
合計 940円
このような組み合わせで交換できるということですね。
組み合わせの内容は自由!
500円切手や10円、1円切手などを好きに組み合わせることができます。
あらかじめ何と何枚交換するのかを紙に書いておくとわかりやすいですね。
また、このような額面の金額からあらかじめ差し引く交換方法だと、手数料を手出しする必要がありません。
個人的には、この方法が一番お得感があるかなと思います。
書き損じや余った年賀状の交換期限は?
ちなみに交換には期限がないそう。
今年の年賀状の書き損じや余りだけでなく、手数料を払えば去年の年賀状も交換できるんですね♪
枚数が少ない場合は取っておいて、ある程度枚数が溜まった時に交換することも出来ちゃいます。
ですので、「1枚しか余ってないから交換しなくていいや!」
…と思わずに来年まで取っておいた方がお徳ですよ♪
昔の50円の年賀はがきが出てきたらどうする?
また、年賀状を整理していたら、「50円はがき時代の使っていない年賀はがきが出てきた!」ということもあるかもしれません。
実はこのハガキも手数料+差額の2円を払うことで、新しいはがきや切手に交換することができます。
ただ、この場合の差額分だけは切手などでの支払いができないそう。
現金のみでの支払いとなるそうですので、お財布を忘れずに持って行ってくださいね。
年賀状の書き損じを交換する時におすすめしたいもの
でも、書き損じや余りの年賀はがきを交換する時は、どの商品に交換するのがいいんでしょ?
懸賞の応募などではがきを使う機会が多い場合は、官製はがきへの交換が一番かもですが、そうじゃない場合は、はがきを使うことってあまりないですよね?
書き損じの年賀状は切手に交換するのがおすすめ!
そんな時は切手がおすすめです。
切手はゆうメールやゆうパックなどの郵便料金の支払いに充てることもできるので、幅の広い使い方ができます。
また、ゆうパックは送るときだけでなく、着払いの支払いにも使えるんです!
交換できる金額が大きい時は500円切手などに交換しておくと支払いやすくて便利ですよ♪
とりあえず何に交換するか迷う場合は切手への交換が無難だと思います。
写真付き年賀状の余りは交換しよう!手数料や期限と交換する場合のおすすめは?のまとめ
…と、こんな感じで、書き損じた年賀状は交換することで有効に利用できます。
でも、正直、写真付きの年賀状って交換に持って行くのもいろいろと恥ずかしいし…。
家族の写真が載っていたり、宛名を書いていたりと個人情報がばっちり載ってるよね?
ちょっと心配かも…。
なんて思ったので確認したところ…
郵便局で回収された書き損じのはがきは、個人情報が漏れないように厳重に取り扱っているそうです。
「それでも気になる!」という場合は、顔や宛名などを黒いマーカーで消して交換するといいということでした。
こうした場合でも書き損じとして受け付けてくれるそうなので、心配な場合はこういった対策をするとより安心だと思います。
ただ、この時は切手の絵にマーカーなどがかからないように気を付けてくださいね。
切手の部分が汚れてしまうと交換できなくなってしまうそうです。
せっかくお金を出して購入した年賀はがき。
余ったり間違えたからと捨てるのはもったいないですもんね!
しっかり交換して、有効に使っちゃいましょう♪