雨の日の原付バイクの運転は危ない。
バイクに乗る人は必ず一度は耳にしている、雨の日のバイク運転の危険性。
私も、頭ではなんとなくわかっていましたけど…
いざ運転してみると、意外とちゃんと運転出来たので、そのうちあまり気にしなくなってきたんです。
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が。
先日、雨の日に原チャリを運転していて、見事に転倒…。
あらためて雨の日のバイクの危険性が身に染みてわかったので、体験談をまとめてみました。
事故を通して感じた、雨の日のバイクの運転の仕方や気をつけたいポイントをご紹介します。
もくじ
原付バイクの雨の日の運転は危険…乗らないに限るという真理
雨の日のバイクは危ない。
これって、原付、中型、大型に限らず、2輪に乗る人なら誰もが知っている事ですよね。
それでも、あらためて言いたいと思います。
雨の日のバイクは…本当に危険です…!!
雨の日のバイクの危険性 :マンホール以外にも潜む悪魔
私は原付が仕事中の移動手段なので、「雨だからバイクに乗らない」という選択肢はありません。
台風や雪の日など、どうしてもバイクに乗るのが危険な時だけは公共交通機関での移動になりますが、多少の雨なら関係ねぇ!…という感じです。
でもやっぱり「雨の日の運転」は怖い。
そこで、あらかじめ運転中に気をつける事は調べていたんです。
ちなみに、雨の日に起こりうる事で、私の中での事前知識としては、大体こんな感じでした。
- マンホールや鉄板の上に乗ると滑る
- 白線の上も滑る
- 轍の後に雨水が溜まって滑る
- ガソリンスタンドなどのツルツルしたアスファルトでも滑る
・・と、とりあえず、雨の日はとにかく「スリップ」が怖い。
どこもかしこもツルツル滑ってすぐにスリップするから気をつけろ!
そんなこんなで、滑りそうな場所は避けて慎重に運転していました。
が。
事故が起こったのは、朝から雨が降り続く平日の昼間。
車線などもない、普通のアスファルトの田舎道で踏切待ちをしていた時の事でした。
小さな交差点を右に曲がろうと、ウインカーをあげた私の目の前に現れたのが「マンホール」です。
『雨の日のマンホールは避けて通れ』
ふと、頭をよぎる先人たちの言葉に従い、目の前のマンホールをかわしてゆるやかに右折・・・
したはずが、突然何が起きたかわからず視界が暗転!!
気付くと、目の前には雨に濡れるアスファルト。
なぜか横向きに見える世界。
あ、転んだんだ…と気付いて立ち上がろうとあがいても、右足が原チャリの下にがっつり挟まって動けない状態でした。
どうやら、右折前のマンホールをよけた時に、マンホール横に溜まっていたらしい水たまりの中の砂でスリップしたようなんです。
踏切で停止した後すぐなので、速度は10kmも出ていませんし、右折時もほぼバイクを倒すことなく曲がったのに!
田舎道で対向車や後続車が居ないおかげで、一人でこけただけで良かったですけど
雨の日には、マンホール以外にも悪魔が潜んでいるんだと実感した瞬間でした…。
怪我は、車体に挟まった右膝の打撲と右足首の骨折。
浅めのスニーカーを履いていたので、くるぶしがもろに車体と地面に挟まりました…。
こけた際に頭も強打しましたが、ヘルメットのおかげで無傷だったのがせめてもの救いです。
原付が雨の日に転ぶ原因は思わぬところにも
後々原付を見てもらうと、タイヤが硬く硬化していたのが予想外のスリップの原因のよう。
タイヤのスリップサインはチェックしてたんですけど…ゴムの硬さまでは見てなかったんです(;´Д`)!
50ccのスクーターは軽いので、タイヤの溝は減りにくく、比較的長持ちするそうなんですね。
でも、そのせいで「溝は残っているけどタイヤのゴムが硬くなる」現象が起きるとの事。
硬くなったタイヤは溝が残っていてもスリップしやすくなるそうで、雨の日は特に気をつけなくちゃいけないみたいなんです。
タイヤが固くなると、タイヤの側面にひび割れが見られたり、明らかに「固い」とわかるそうなので、溝以外にもゴムのチェックも大切なんですね。
原付を雨の日に運転して転倒して学んだ教訓
- ヘルメットってやっぱり超大事!
- 靴はハイカットかブーツが安全!
- マンホールだけに気を取られず、周辺の水たまり等の路面状況にも注意!
- ほんの少し体を傾けただけでも、場合によってはすっころぶ!
- タイヤの溝だけじゃなく、ゴムの硬さもチェックが必要!
こうして、雨の日の原付の運転で大切な事を身をもって学びました。
特に、「ヘルメットの重要性」は、転んでしみじみと実感したんです。
かぶっていたのはハーフタイプのヘルメット。
コケた時に、側面からもろに地面に叩きつけられたのですが、あご紐をしっかり締めて、メットがぶれないようにしていたので外傷はゼロでした。
あれが無かったら、きっと大怪我…下手したら危なかったなとつくづく思います。
原付バイク 雨の日の運転と乗り方に注意!転倒してこけた経験を通して伝えたい事
これから原チャリに乗ろうと思う方や、雨の日の原付バイクの運転って危ないの?
…なんて思っている方に、なにか一つでも「こういう事もあるんだ!」と思っていただけたらと、コケた体験をまとめてみました。
実は、この後もカーブでこけて、小さな用水路に落ちるというちょっとした事故を起こしました…。
その時は、カーブを曲がりながらブレーキをかけてしまった事が大きな原因。
曲がり角では速度を落とすというのはわかっている事ですが、ついカーブの途中でブレーキを握ってしまったんです。
天気のいい日には大丈夫な動作も、雨の日には命取りなんですよね。
予想以上にタイヤが滑り、ハンドル操作もままならなくなります。
事故以来、「雨の日の原付は誰もが必ず転ぶ」。
この気持ちで、ヘルメットはしっかりきっちりと装着。
軽装は避けて慎重な運転をしています。
雨の日には原付には乗らない。
これが一番ですが、仕事や通勤でどうしても乗らなくちゃいけない時は、くれぐれもご注意くださいね!