カーネーション ドライフラワー グリセリン
 

友人の披露宴で頂いたきれいなお花のブーケ♪

せっかくだからきれいな状態で保存したいなぁとドライフラワーを作ってみることにしました。

 
花の色をきれいに残すには「シリカゲル」と「グリセリン」を使う方法があるようですが、今回は手に入りやすかったグリセリンを使ってみました!

 
初めてのグリセリンドライフラワーだったので失敗したもの、成功したものと見事に分かれたのですが…

 
自分なりに失敗した理由や作り方の手順をまとめてみました!

スポンサードリンク

カーネーションをグリセリンでドライフラワーにしてみよう!

今回ドライフラワーにしたいのはこちらです。

 
カーネーション ドライフラワー グリセリン
 

白と黄緑色のカーネーションがメインの小さなアレンジメント。

1週間ほど前に友人の結婚式で頂いたもので、長持ちさせようと毎日お手入れしてました。

そろそろ限界かなぁとドライフラワーにチャレンジです!

グリセリンのドライフラワーって何?

グリセリンのドライフラワーは、お湯とグリセリンを混ぜた溶液に花をつけて水の代わりに吸収させる方法です。

 
グリセリンは植物や動物に含まれる物質でアルコールの一種。

保湿成分や吸水性に優れているので、化粧品などにも使用されています。
 

実は枯れない花として人気のプリザーブドフラワーにも使用されているんです。

グリセリンを使う事で、しっとりと柔らかいドライフラワーを作る事ができるんですね。

 

くま

グリセリンはドラッグストアで安く手に入りますし、作り方もとっても簡単♪

色褪せたカサカサのドライフラワーではなく自然なドライフラワーを作りたい時には人気の方法なんです。

スポンサードリンク

グリセリンでドライフラワーの作り方!アレンジメントで作ってみた!

グリセリンを使ったドライフラワーの一般的な作り方はこちらです。

 

  • グリセリンと熱湯を1:3で混ぜた溶液を作る
  • 熱が冷めた溶液に花を挿す
  • 冷暗所で1週間~10日間ほど保存する
 

溶液は花瓶に花を生ける時のように、茎がしっかり浸かって十分に吸い上げられるくらい必要だそう。

グリセリン100mlだとお湯が300mlを使うのでトータル400mlの溶液ができます。

ドライフラワーにしたい花の量に合わせて必要なグリセリンの量が変わってきます。

 
ただ、完成までにちょっと時間がかかります。

花が開き切った物やピークを過ぎた物だと途中でしおれてしまう事も多いよう。

咲き始めの花に向いているのがグリセリンでのドライフラワー方法らしいのですが…

 
…もう花が結構開いちゃってる!!(;’∀’)

でも、とりあえずやってみるかとチャレンジです!

グリセリンのドライフラワーの材料

今回準備したものがこちらです。

 
グリセリン ドライフラワー 作り方
 

材料
  • グリセリン:100㎖
  • お湯:300㎖
  • 花を挿す花瓶や器
 

今回は小さめのミニアレンジなので100㎖のグリセリンを購入しました。

グリセリンは近所のドラッグストアで400円ほど。

500㎖の大きいサイズで900円ほどでした。

グリセリンのドライフラワーの作り方の手順

グリセリンとお湯を混ぜて溶液を作る

まずはお湯を沸かして熱湯を作ります。

100㎖のグリセリンに300㎖のお湯を注いでグリセリン溶液を作って瓶に入れてみると…

 

 

いい感じにしっくりくる水量!

ここにカーネーションを挿していくのですが茎も十分浸かりそう♪

まだお湯が熱いので冷ましている間に花が溶液を吸い上げやすいように茎をカットしておきます。

溶液を吸い上げやすいように茎を斜めに切る

グリセリン溶液を効率よく吸い上げられるように、花の茎は斜めにカットします。

 
カーネーション グリセリン ドライフラワー
 

面積が広くなることで水の吸い上げが良くなるんですね♪

また、切り口が傷んでいるとそこから花が傷んでくることも。

ドライフラワーを成功させるためにも切り口は新しくした方がよさそうです。

花瓶に挿そうと思ったけれど…

と、ここまでは順調だったんですけど…。

今日までアレンジメントを長持ちさせるために水揚げをしたり傷んだ茎をカットしていたので茎が短い…!
 

このままじゃ瓶に挿せないんです!(;’∀’)

どうしたものかと悩んだ結果、アレンジメントの土台になっているオアシス(緑色のスポンジ)を使う事にしました。

 
瓶に入るサイズに吸水スポンジをカットし、そこにカーネーションをぷすぷす差して花瓶の中へ。

ちなみにお湯の温度は完全に冷たい水ではなく、ぬるめのお風呂位の温度です。

以前萎れた花がこれで元気になったので今回も大丈夫かと!

 
するとこんな感じに。

 
カーネーション ドライフラワー グリセリン
 

このやり方で上手くいくのかわかりませんが…

ドキドキしながらも「冷暗所」で保存します!

冷暗所で1週間保存してみたら…

冷たい場所がいいとの事で玄関に段ボール箱を置いてタオルをかぶせて保存です。

 
毎日水の量をチェックしていましたが特に減った様子はなし。

しっかりスポンジの上まで溶液に浸かっていたのでこのまま放置します。

 
4日目になるとこんな感じです。

 

 

白いカーネーションはふちが少し黄ばんできたものもある物のまだ元気!

一方黄緑のカーネーションはちょっとしおれ気味…。

カーネーション以外にもスイートピーも一緒にドライフラワー化しているのですが、こちらはかなりしおしおです。

 
さらに日を置いてこちらが8日目。

 

 

スイートピーは完全にしおれてしまいました…。

しかも黄緑色のカーネーションも花が茶色くなって見た目が悪くなってしまう結果に…。

結局無事に完成したのはこちらです。

 

 

少なっっっ!!Σ(´д`;)
 

そうなんです、たった4本だけでした。(笑)

グリセリンで作ったドライフラワーが予想以上に綺麗だった!

たった4つですが完成した(っぽい)花は本当にきれいなんです♪

花はしっとりと柔らかくまるで生花のよう!

まるで成長が止まってしまったかのように、8日たってもつぼみはつぼみのままなんです。

 
こちらは溶液から上げて1週間ほどたったもの。

 

 

花のがくはきれいな緑色で、花びらも艶々しています。

花びらの端っこがほんの少し茶色い部分もありますがそれほど気になりません。

綺麗ですよねー♪

 

グリセリンのドライフラワーの失敗の原因は…

あまりにも生花な感じなので果たしてこれで完成なのか…。

水から上げて1週間たった今でも謎です。(笑)

 
今は逆さにして部屋の中につるして飾っていますが、今後の色や鮮度の変化も見ていきたいと思います。

 
今回は半分以上が途中で萎れて失敗してしまいましたが、一番の原因は花が開きすぎていたことだと思います。

 
花がグリセリン溶液を吸い上げて、葉や花の隅々まで行き渡る事で柔らかいドライフラワーになるこの方法。

 
浸透するまでに時間がかかるので、やはり咲き始めの花を使う事が大事だと思います。

 
カーネーションの日持ちは切り花で1週間ほど。

最初からドライフラワーにするつもりでグリセリン溶液に漬けておけば良かったですね。(^-^;

 
卒業式や入学式。

母の日や父の日など、記念のお花はできるだけきれいに残したいもの。

最初からドライフラワーにすることを考えておくと綺麗に保存できると思います。

 

くま

…という事で!

今度はアレンジの状態からグリセリンドライフラワー作りにチャレンジしてみます!

スポンサードリンク