風呂場 ナメクジ どこから
 
梅雨のジメジメした時期になると、風呂場になぜか大量発生するナメクジ!

小さい物から大きい物までサイズは色々ですが…

浴室でなめくじを見かけた時の絶望感って半端ないですよね…。

ぬめぬめした気持ち悪いナメクジと、裸で対峙したときの「うわぁぁぁぁ!」感は例えようがありません。
 

でも、あのナメクジたちは一体どこから入ってくるのでしょう?

ここではそんな風呂場のナメクジの発生原因を突き止めつつ、侵入経路を見つけて退治する方法をまとめました!

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風呂場にナメクジが大量発生する原因は?

梅雨の時期に大量発生するナメクジは、ジメジメした暗い場所を好む生物。

古い建物や木造の住宅、周りを木や草に囲まれているような場所に発生することが多い生き物です。

 
なので雨と湿気の多い時期に大量に発生するのは、仕方ないと言えば仕方ないんですよね…。

しかも、ナメクジは軟体動物なので、狭い場所でもぐーーっ!っと体を伸ばしてどんどん入り込んできます。

 
浴室はただでさえ湿気の多い場所ですし、お風呂上りに窓を開けて換気して乾かそうとすることが多いですが…

そんなちょっとした窓の隙間からも入り込んできちゃうんです。

お風呂場の壁の外に鉢植えや木を植えていませんか?

また、お風呂場の外側の庭に、ナメクジが好んで住み着きそうな鉢植えやプランター。

植物などが生い茂っている時は、ナメクジがお風呂場に発生しやすいです。

 
我が家は丁度お風呂場の外側の庭に、花の鉢植えをいくつか置いていたのですが…

その底の部分にナメクジが大量発生していたようで、風呂場横の一角がナメクジの巣窟になっていたんです!

 
この鉢植えを全部どかして植物を置かないようにし、風通しを良くするだけでも風呂場に出てくるナメクジの数が減りました。

 
台所や玄関には発生しないのに、なぜかお風呂場だけ出るなどのように、どこか一か所にだけ特に大量のナメクジが発生する場合は、その周辺がナメクジパラダイスになっているかもしれません。

風呂場にナメクジが入ってくる侵入経路はココ!

そんなナメクジですが、どこからお風呂場に侵入してくるのかと言うと…

大きくは「窓の隙間」と「排水溝」です。

ナメクジは夜行性の生物なので夜に移動しやすい

永年使っている網戸だと、なんだか立て付けが悪くって斜めになっていたりしませんか?

ほんのちょっとた数ミリの隙間なんですけど、ナメクジってこんな隙間からでも入ってきます。

また、窓と網戸の間の少しの隙間からも、スッと入り込んでくることも。

 
それに、お風呂に入った後は、浴室の換気の為に窓を網戸にしたり、換気扇を回したりすることが多いですよね。

次の日の朝まで換気扇をつけっぱなしだったり、窓を開けっぱなしだったり…なんて事もよくあります。

 
ですが、ナメクジは夜行性で夜に移動することが多い生物。

そんな環境は絶好の侵入チャンスなんです。

ただ、夜に換気をしない…というのも無理な話ですよね。

そのまま放っておくと、今度はカビやぬめりの原因になってしまいます。

 
そこで、換気をしつつ窓の隙間を埋めるために、お風呂場はこんな「隙間テープ」が特に重要なんですね。

 


 

こちらは屋外にも使える「防水タイプ」の隙間テープなんですが、コレがかなり使えます!

普通の隙間テープは湿気に弱いのか、すぐにスポンジの部分がボロボロになってしまいました。

毛タイプのモヘアの隙間テープも使ってみましたが、そちらはすき間があるのかナメクジが入ってきたんです。

 
結果、こちらの防水タイプの隙間テープにたどり着いたんですけど、耐久性もあって隙間も防ぎやすくなりました。

 

くま

貼り方によっては網戸がちょっと開けにくくなりますが、窓はスッと開くのでさほど気にならない感じです。

お風呂場の窓に隙間がある時は、すき間を防ぐだけでも入ってくるナメクジの数が変わると思いますよ♪

お風呂の排水溝から上がってくるパターンも!

また、外と繋がっている排水溝も、ナメクジが登って来やすい経路です。

私の実家も、一度排水溝の周りで4~5匹ほどのナメクジを見かけたのですが、排水溝の蓋の裏にひっついているヤツもいて…

「こんなところから入ってくるの!?」と衝撃でした!

そんな時には、排水溝に「三角コーナーのネット」などをかぶせると効果的です。

 
不織布タイプだと水はけが少し悪いですが、小さいナメクジも侵入しにくい感じ。

水色のポリエチレン製のタイプ(網目が大きめのもの)だと、水はけはいいけれど、赤ちゃんナメクジなどは入りやすい感じです。

 

くま

我が家では、梅雨の時期は不織布タイプの物を毎日交換して使っています。

不織布は確かに入浴中は水はけが悪いんですけど、薄いので排水溝の蓋も閉めやすく、すき間ができないので気に入っています♪

 
窓のサッシと網戸の隙間、排水溝の水切りネットをするだけでも、ナメクジの数がずいぶん減りました。

また、お風呂の水を抜いた後は、浴槽の栓をすることも対策の一つです。

どんな隙間でも入ってくるので、とにかく「穴」を塞ぐのは効果的だと感じています。

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風呂場のナメクジの駆除方法!入ってくるのを防ぐ対策は?

これだけでも我が家は浴室にナメクジが上がってくることが減ったのですが、それでも排水溝のネットの裏になめくじが付いている…なんて事があったんです。

 
そんな時は「2~3日に1回、こまめに漂白剤を排水溝にまく」とさらに効果的でした。

(我が家ではオキシクリーンやシャボン玉の「酸素系漂白剤」を使っています。)

 
ナメクジは漂白剤の成分を嫌うのか、これでナメクジがネットにくっついている…という事が減りました。

また、合わせて、風呂場の外側の庭に、ナメクジの忌避剤・駆除剤を撒きます。

 
駆除剤にもいろいろありますが、周りにお花や家庭菜園など植物がある時に便利なのが「ナメトール」です。

 


 

ナメトールはナメクジの駆除効果が1~3か月ほど続く、顆粒状の農薬タイプのナメクジ、カタツムリなどの駆除剤。

 
有効成分である「燐酸第二鉄」は、天然の土壌中にも存在する成分なので、犬や猫などの動物に対しても安全だと言われているんです。

 
有機JAS(日本農林規格)が定める有機農産物の生産にも使用することができるとされているので、家庭菜園などをされているお家でも良く使われているんですね。

 
また、食べ残された粒(ナメトール)は、微生物の働きで徐々に分解され土に戻るので、環境にも優しいナメクジ駆除剤になっています。

 
我が家でもお風呂場の壁周りで使っていますが、お風呂場での対策と合わせて使う事で、びっくりするほどナメクジの姿を見かけなくなりました!

風呂場にナメクジが発生!どこから侵入してくる?駆除方法と対策法!のまとめ

まとめとしては、ナメクジは本当にわずかなすき間からでも入ってくるので…

 

  • 窓や網戸の隙間を隙間テープで埋める
  • 排水溝は栓をしたり、ネットで侵入を防止する
  • 排水溝には定期的に漂白剤をまく
  • 浴室の外に忌避剤や駆除剤をまく
 

こんな対策が効果的だと感じています。

ビールや塩を使った駆除は後片付けが大変…!

また、ナメクジの駆除方法として、紙コップにビールを入れた物を置いておいたり、塩をかけてやっつける方法などが有名ですよね。

 
確かにナメクジホイホイとして効果的なのかもですが…

紙コップに溜まったナメクジを処理する勇気がないですし、塩をかけて駆除してもいたちごっこになる気がします。

 
できれば見かけたくもない…と言う時は、やはり忌避剤や駆除剤が効果的なのかなぁという感想です。

 
ホームセンターのガーデニングコーナーにも、いろいろなナメクジ対策用品が販売されているので、一度チェックされてもいいかもですよ♪

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