「痛いっ!」…冬になると悩まされる唇のぱっくりひび割れ。なんでなかなか治らないのかなってイライラしちゃいますよね。
ちょっと良くなったと思ったら、笑うとまたすぐに同じところが割れての繰り返し。リップを塗るのも痛いし、塗っても効かないと感じる事も多いと思います。
そこで今回はリップ以外で試してほしい私のおすすめの乾燥対策をご紹介します。
唇のひび割れが治らない原因は?
冬の唇の乾燥って本当にやっかいですよね。
冬場は唇が乾燥しやすい時期…ひどくなると唇がぱっくりと割れてしまってなかなか治らず困ってしまいます。
私は仕事で人と接する機会が多いのですが、笑顔で話をしようと笑った瞬間に「ピキ!」と唇が割れて血が出てきちゃったりするとかなり焦ります!
リップも塗ってケアもしてるのに、なんでなかなか治らないんだろうってイライラしてきちゃいますよね。
唇はもともと乾燥しやすい部分…乾燥ケアは特に大切なのですが唇が切れた時って普通に乾燥した唇よりもさらに乾燥して荒れやすい状態なんです。
- 唇が痛くてリップが濡れない
- 血が出るとついつい舐めてしまう
- 傷口から刺激を直接受ける
切れた唇から血が出るとついつい舐めてしまうことってありませんか?唾液は乾燥する原因になってしまうし、ティッシュでふき取っても唇にティッシュが張り付いて…
・・・ああ!もう!!((o(●´皿`●;)o)) なんて、冬の唇ぱっくりあるあるですよね!
また、唇の角質はとっても薄いので、割れた唇の傷口は皮のようなものがうっすらあるだけの状態。ちょっとした乾燥と口の動きですぐにまた皮が破れてしまいます。
この傷口の薄い皮膚をいかに切らさずにもたせるか…。それがぱっくり割れた乾燥唇を早く治すために一番大切なことなんです!
唇のひび割れにリップ以外で試してほしいこと
唇の乾燥防止にとリップクリームを塗っている方で「いい感じ♪」と症状が軽くなっている方はいいですが、ほとんどの場合が「リップ塗っても切れるんだよね…。」という状態ですよね。
私もなかなかのぱっくり唇の持ち主で、乾燥した冬に唇が切れるのは毎年の恒例行事のようなものでした。
切れすぎた唇に固いリップクリームを直接塗るのも痛くて、スティックタイプのリップをズボンのポケットに入れてわざと温めて柔らかくし、指で唇に塗る…なんて状態だったんです。
塗るのも痛いし、塗ってもなかなか改善されない状況に何とかならないかなと思っていた時にいろいろと試したみて「いいじゃん!」と思ったおすすめの方法をいくつかご紹介しますね。
オリーブオイルを唇に塗る
ドイツで出会ったのがオリーブオイルでの乾燥予防。
私は、2年ほどドイツで生活していたことがあるのですが、ドイツの冬の乾燥ってものすごいんです!部屋の暖房はほとんどがオイルヒーターなのですが、これが部屋中の水分を蒸発させる気か!というほどの勢いで乾燥を引き起こします。
そんな中、ルームシェアをしていたドイツ人の男の子が唇の乾燥予防にと使っていたのがオリーブオイル。オリーブオイルの油分は私たちの身体の皮脂に近い成分で、高い保湿効果もある万能なオイルなんです。
でも、べとべとするんじゃない?と最初は抵抗があったのですが…使ってみると総合的なスペックの高さにびっくりしました!
リップクリームよりも唇の潤いが長持ち
液状で塗る時の痛みがない
小さなボトルに小分けすると持ち運びも便利
ご飯が美味しい
使用したのは料理に使う日本にもある普通のオリーブオイル。人差し指の上に1滴ほど乗せ、唇の上になじませます。
使ってみると、カサカサな唇にすっとしみ込んで、傷口のちょっとへこんだ薄い皮にも浸透する感じがリップとはかなり違いました!傷口のツッパリ感も軽減され、笑っても「ぴきっ!」が無くなったんです。
リップクリームのように唇の上に留まらないので、すぐに乾燥してしまいそうなイメージでしたが、逆にしっかりとカサカサな皮膚を柔らかくしてくれるようで予想以上に皮膚も浮かなくなりました。
100均にある小さなコスメ用のボトルに入れると持ち運びも便利ですし、指に残ったオイルも手や指になじませることで乾燥ケアにもなります。
余ったオイルは料理に使えばいいし、もうお家にあるオリーブオイルを使ってもいいですよね。
なにより…リップの独特な香りがないので、ご飯が美味しく食べられる!!というのが私の中での一押しポイントなんです。(笑)
もともと食べられるものですし、口に含んでも安心。オリーブオイルは乾燥で割れた唇のケアとしてかなりおすすめですよ!
白ワセリンを唇に塗る
肌トラブルにはワセリンが効く!…というのはかなり有名ですよね。アトピー、お肌の乾燥、ひび、あかぎれ、乾燥、靴擦れ、マメ、花粉予防…あげればキリがないほど万能なワセリン。
ワセリンは皮膚の上に油の膜を作り、水分の蒸発を防いでくれます。また、その膜が外からの刺激を防いでくれる盾のような役割もしてくれるので傷口を保護するのにも適してるんです。
ひび割れをより重点的にケアするという面では、オリーブオイルよりも白ワセリンをおすすめします。
皮膚に浸透せず表面に留まる
保湿効果がとても高い
外からの刺激から傷口を守る
リップクリームより塗りやすい
独特のべとべと感がちょっと苦手だったワセリン。唇の乾燥防止におすすめだよ!とは聞いていたのですがなかなか使う気になれなかったんです。
でもある時、オリーブオイルでも太刀打ちできないほどの重度のひび割れになったのをきっかけに使ってみると、4日ほどで荒れて割れた唇がきれいになったんです!
ワセリンにはいくつか種類がありますが、お肌に使いたいのは不純物の一番少ない白ワセリン。チューブタイプの白ワセリンを米粒よりちょっと大きめくらいの大きさで指にのせ、唇に塗ります。
量が多いとべたべた感が半端ないですし、逆に唇が乾燥する原因になりますので、少しずつ量を調整しながら塗るのがポイントです。オリーブオイルのようなすっとなじむ感じはないのですが、いつまでも唇の上に残っている感じから「守ってる感」がひしひしと伝わってきます!
乾いた唇にワセリンをそのまま塗るよりも、潤った唇にワセリンを塗って潤いを閉じ込めた方がツッパリ感が減りました。
私の中の最強コラボは、薄くオリーブオイルを塗った上からのワセリンです!いよいよ我慢ができない唇のひび割れの時にはおすすめですよ♪
⇒ ワセリンの肌への効果や使い方 種類の違いや気になる副作用は?
まとめ
乾燥した唇のひび割れを早く治すために効果的な、リップクリーム以外のおすすめをご紹介しました。
保湿効果の高い商品も沢山ありますが、身の回りにある手ごろなものでも十分に唇の乾燥対策は出来ると思います。
ひどくなってからでは処置が大変になってしまいますので、日頃から意識して乾燥対策をすることが大切ですね。
オリーブオイルと白ワセリン、ぜひ一度お試しください。