「顔でかっ!!Σ(-∀-;)」
朝起きて鏡で自分の顔を見た時にびっくりしたことはありませんか?
(私はしょっちゅうなんですけど・・・笑)
鏡に映る、いつも以上に大きな顔と、いつも以上に小さな目…。
むくみってほんっっっっと厄介ですよね!
顔のむくみがようやくスッキリしてきたら
今度は足がパンパンで靴が小さく感じて痛くなったりして。
リンパマッサージが効くとかいろいろと言われてますけど
やってもなかなか解消されない!と思ってる方も多いと思います。
でも、私もそうだったんですけど
そんなマッサージや運動があまり効果がないむくみの場合は
食事に原因があるかもしれないんです。
今回は、むくみと食べ物の関係。
むくまない体にするための食事やむくみを解消する食べ物をご紹介します。
むくみやすい体質の原因は食べ物にあった?
むくみやすい体質ってなんなんでしょう?
私もかなりのムクマーで、特に顔のむくみに悩まされてまして…。
ずっと「なんでこんなにむくむんだろう!」と、原因が全っ然わからなかったんですよね。
お酒も毎日飲んでるわけじゃないし、運動もかなりしてる方で。
顔のリンパマッサージをしてもその時はすっきりするんですけど
2.3日するとまた毎朝ムクムクむくんでくるし。
なにか根本的なところを解決しなくちゃ意味がないんだろうなと女子力の高い先輩に相談したら…
「あんたはポテチばっかり食べてるからむくむのよ!」と言われました。
ぽ…ポテチ?(*´A`*)?
ポテチを食べるとむくんじゃうの?
と、ポテチとむくみとの関係が全く分からなかった私ですが
いろいろと聞いていくとどうも
塩分の多い食べ物を沢山食べるとむくみやすい体になるそうなんです。
そもそも、むくみは過剰な水分が体の中にたまることによって引き起こされます。
むくみが起こる状態は次のようなとき。
- 体が水分を排出したくてもできない状態にあるとき
- 体が水分を溜め込まなくちゃいけない状態にあるとき
一つ目の「体が水分を排出したくてもできない状態にあるとき」
というのはいわゆる運動不足にあたります。
水分は血液や体液として体の中をぐるぐると周っている状態ですが、
筋力の低下や重力による影響で、この血液の循環がうまく行われないことがあります。
心臓から送られた血液を全身にめぐらせるのに
重要な役割を担っているのがふくらはぎなのですが
この筋力が低下することで血液が下半身へとたまり
そこにむくみが発生します。
二つ目の「体が水分を溜め込まなくちゃいけない状態」というのが
食べ物や塩分などに関わる部分です。
私たちの身体って、体温を一定に保ったり
一度かかった病気にはかからないような免疫システムがあったりと
本当によくできてますよね!
それと同じように、体内の塩分濃度というのも
一定に保つことができるようになっているんです。
濃くなった塩分濃度を保つために大量の水分を体に蓄える作用が働くことで
体がむくみやすくなってしまうんですって!
そうはいっても、ポテチなんて食べてもせいぜい1日に1袋。
たったそれだけでむくみ体質になるなんて、ちょっと納得いきませんよね。
ですが、「食生活における塩分」をじっくり考えると
「あー…私ってムクマーになるべくしてなったのね…。」
と現実を突きつけられました。
スナック菓子が大好き
カップラーメンを良く食べる
しょうゆやソースを沢山かける
基本的に「味の濃いもの」が好きなのですが、
なんにでも調味料を沢山使うと、それだけで塩分の摂取量が多くなっちゃうんですよね。
梅干しとか塩辛とか。
ストレートに塩気を感じる食べ物はわかりやすいですが、
無意識のうちにやっちゃってる、ソースやしょうゆのどぼどぼがけ。
寒いとラーメンのスープを飲み干しちゃったりするのも塩分を摂りすぎことに繋がります。
「私ってむくみやすいかも…」と思ったときは一度食生活を見直すことが必要なんです。
お酒でむくみがなぜ起こる?
また、塩分だけでなく…
- お酒をよく飲む
これもむくみの大きな原因です。
むくみの原因となる皮膚のムクムク。
これって血管からしみ出た水分なんですけど
お酒を飲むと血行が良くなって体温が上がりますよね。
その結果・・・
血管が広がる ⇒血管の壁にある開いている小さな穴も広がる ⇒血管から水分が染み出る ⇒むくむ
と。体はお酒を飲むと、むくみやすくなるシステムになっているようなんです!
・・・あれ?でも、お酒を飲むとトイレに行く回数が増えるんじゃない?
こんなに飲んだっけ?σ(・ε・〃)?ってくらい尿がでちゃうのに、むくむってどういうことじゃい!?
これ、実はめちゃくちゃ奥が深いメカニズムなんですけど、
私たちが普段「おトイレ行きたい!」と思う欲求に深く関係しているのが
「抗利尿ホルモン」というもの。
このホルモンはとても優秀で、体に必要な水分が足りなくならないように、
体の中の水分バランスによって尿の排出を抑えるという働きをしてくれてます。
しかし、お酒を飲むことでこのホルモンが上手に働かなくなり
体に水分が必要な状態なのにどんどん水分が出ていってしまうんです。
「いらない水分だから出しちゃおう!」というわけではなかったんですね!
しかしアルコールによって血液中のアルコール濃度は高まっている状態。
その濃度を何とか薄めようと、体は水を欲し
「喉が渇いた!もっと飲んで!!」とアピールしてくるんです。
そうこうしている間に、アルコールによって脳がうまく働かなくなって、
次第に体の中にバランスよく水分を配分することが出来なくなっていきます。
やがて、もう水分が必要ではないのに
「もっと水が欲しい!」と水分を取り込もうとしてしまい
必要以上に水分を蓄えてしまう…というわけなんです!
さらに、そこに血管の膨張が重なってますから
むくみやすい…いや、もうむくむ準備は整っちゃってますよね。
さらにさらに!そこにおつまみとして味の濃い、塩っ辛いものを食べちゃったりなんかして
さらにむくみに拍車をかけちゃってますよね!?
なんというか…お酒を飲むとむくむというのは、もはや避けられない運命な気がしませんか?(;’∀’)
むくみを解消する食べ物はこれ!
このように、お酒を飲むとむくみやすくなっちゃうのは残念ながら仕方のないこと。
でも…
- 塩分を控える
- 塩分を排出する効果のある食べ物を食べる
これを意識することで、もともと塩気の多かった体質が改善されますから
お酒を飲んで一時的にむくんだとしても慢性的なむくみは改善されます。
私はポテチ…は止められませんでしたが
「禁ソース・しょうゆ」をしばらくやったら
朝起きた時の顔のむくみがかなり良くなったんです。
毎朝の恒例行事だった…
「顔パンパンやん!昨日も飲んだの? 笑」
「飲んでませんよ!!((o(●´皿`●;)o)) 」
という職場の先輩とのやり取りも段々少なくなりました。
また、むくみにくい体にするための栄養を摂ることもむくみ対策のポイントです。
- たんぱく質
たんぱく質をもとに作られる、血液中のアルブミンという成分。
このアルブミンが少なくなると、血液中の水分が血管の外に
にじみだしやすくなり、むくみが起きやすくなります。
たんぱく質と一言でいってもその種類はさまざまですが
特に良質なたんぱく質が取れる食品はこちらです。
牛乳・たまご・納豆・豆腐・まぐろ・サーモン・豚ロース・鶏むね肉
- ビタミンB群
身体の代謝に大きくかかわるのがビタミンB群。
ビタミンB1だけでもビタミンB6だけでもなく
ビタミンB群全般を意識して取ることで
よりむくみにくい体づくりをすることができます。
豚ヒレ肉・豚もも肉・きな粉・うなぎ・レバー
- 鉄分
鉄分は血液を作る材料。
この材料が不足すると体の中を循環する血液の流れが悪くなり
水分が溜まりやすい状態になります。
また、不要な水分を回収する仕事もする鉄分が不足することで
余分な水が残り、むくみの原因になります。
豚レバー・鶏レバー・赤身の肉・ほうれんそう・乾燥ひじき
- クエン酸
クエン酸といえば疲労回復のイメージが強いですが
代謝を促進し、むくみにくい体づくりに役立ちます。
レモン・グレープフルーツ・トマト・りんご酢など
これらの栄養素を含んだ食材を積極的に食べることで、むくみにくい体を作ることができます。
むくみやすい体である以上、いくらリンパを流したり運動をしても
またすぐにむくみが起こってしまいますよね?
それよりもまず「むくみにくい体」を作ってしまった方が
根本的なむくみ対策になるんです^^
まとめ
むくみやすい体質の原因、むくみとお酒の関係や食べ物についてご紹介しました。
私たちの身体は自分が食べたもので作られていますよね。
身体におこるいろいろな症状を改善するためには
身体の中から意識して変えることが必要だと思いますし
外部からの刺激を与えて改善するよりも根本的な解決になると思います。
むくみがなかなか改善されないという場合は、一度食生活を見直してみてくださいね。