秋の花粉症の大きな原因・・・ブタクサ。
ブタクサの花粉症は喉の痛みや咳が止まらないといった「喉の症状」が特徴の様ですが…
それにしても喉の違和感が半端ない!!(;´Д⊂)
ブタクサに近づかず、部屋に花粉を入れないような対策をしているのに
なぜか喉の腫れやかゆみがひどい時があるんです。
気になっていろいろと調べてみたところ、どうやらブタクサアレルギーは食べ物でも症状がひどくなる事があるとの事。
そこで・・・
- ブタクサアレルギーは食べ物でもひどくなるってどういう事!?
- ブタクサアレルギーの人が食べない方がいい食べ物って何?
- それを食べるとどういう症状が出るの?
など、ブタクサアレルギーと食べ物の関係についてまとめてみました。
もくじ
ブタクサアレルギーは食べ物で症状が悪化する?
調べてみたところ、花粉症と食べ物は大きな関係があるようです。
ブタクサに限らず、花粉症の人は、ある特定の花粉に対してアレルギー反応を起こします。
春の花粉症ではスギやヒノキ。
夏にはイネ。
そして、秋にはブタクサやヨモギといった花粉に反応して花粉症になりますよね。
全ての花粉に対して、アレルギー反応を起こすわけでは無く、スギだけに反応する人や、私のように杉・ヒノキ・ブタクサなどいろんな花粉に対してアレルギー反応を起こす人もいます。
これは、身体が花粉を「異物」と判断してしまう事が原因で起こってしまうわけですが…
どうやら、これと同じことが食べ物でも引き起こされるそうなんです。
花粉症が引き金となって起こる、食べ物によるアレルギー。
それが「花粉・食物アレルギー症候群」と呼ばれるものです。
花粉・食物アレルギー症候群とは?
実は、花粉症の人が、ある特定の野菜や果物を食べた時に、喉のかゆみや蕁麻疹といったアレルギー症状が出る事があるそうです。
これは、食べ物の中に、自分がアレルギー反応を起こす花粉と同じような構造の「アレルゲン」があるのが原因だそう。
花粉症は、身体が花粉を「体に悪い物」と勘違いして起こるものですよね。
ブタクサアレルギーの人は、体がブタクサ花粉を「悪い物」と判断してしまっています。
ここに、ブタクサによく似た食べ物を食べると、体が「あれ?これも?!」と勘違いして「よし!排除だ!」と反応する事があるわけです。
つまり・・・
ブタクサアレルギーの人は、ブタクサの花粉と同じような構造のアレルゲンを持つ食べ物を食べると反応
スギアレルギーの人は、スギ花粉と同じような構造のアレルゲンを持つ食べ物を食べると反応
するわけです。
これを「交差反応」と言うそうですが、どの花粉に反応するかで、アレルギーを引き起こす食べ物も変わってくるわけなんですね。
また、花粉と交差反応のある食べ物は野菜や生の果物だと言われています。
どんな症状が出るの?
じゃあ一体どんな症状が現れるのかが気になるところ。
調べてみたところ、花粉症と交差反応性のある野菜や果物を食べると・・・
- 唇や口の中、喉がかゆくなる
- ピリピリ、イガイガし痛みを感じる
- 喉が腫れる
このような症状が、アレルゲンとなる野菜や果物を食べて、5分から15分ほどで症状が出るとの事でした。
花粉と交差反応性がある食物で出るアレルギーは、口腔アレルギー症候群(OAS)とも呼ばれているのですが、主にこのような、口の中を中心とした症状が出るようです。
ブタクサアレルギー 食べ物で気をつけたい野菜と果物
では、ブタクサ花粉症の場合は、どのような食べ物に気をつけたらいいのでしょう?
調べたところ、ブタクサの花粉と交差反応があると言われている食べ物がこちらでした。
メロン・スイカ・バナナ・キュウリ・ズッキーニ
ブタクサはウリ科の食べ物と交差反応があるようです。
また、同じ秋の花粉症としてヨモギ花粉がありますが、ブタクサとヨモギは同じキク科の植物。
ヨモギと交差反応性のある食べ物にも注意した方がいいかもです。
ヨモギはせり科の野菜に交差反応性のある食べ物が多く、スパイスでも反応することもあるようです!
カレーを食べて口の中がかゆくなるといった症例も見られているそうです。
こうしてみると、なんだかいろいろと食べられなさそうな物が多いような気がしますよね…。
ですが、口腔アレルギー症候群(OAS)を引き起こす要因のアレルゲンは、加熱することで構造が壊れてしまう物が多いそうです。
生ではなく、野菜は火を通して食べるとちょっと安心ですね。
リンゴはアップルパイやジャムだと症状が出ない事が多いそうなので、どうしても食べたい場合は加熱しようと思います!
ブタクサアレルギーは食べ物でも症状が悪化する?注意したい野菜や果物!のまとめ
花粉症と食べ物にこんな関係があったなんて驚きでした。
花粉症と交差反応性のある食べ物でのアレルギー症状は比較的軽い物が多いようでしたが、
重度の場合には蕁麻疹、吐き気や下痢といったお腹の症状。
また、アナフィラキシーショックという血液の低下や意識障害を起こすこともあるようです。
そう考えると、ちょっと怖い気もしますね…(・ω・;)
ですが、花粉症の人、みんながみんな、野菜や果物でアレルギーを発症するわけではないそう。
また、口腔アレルギー症候群(OAS)を引き起こすアレルゲンは、消化作用によっても消失しやすいとの事でした。
大量に食べなければ、口の中の軽い症状で済む症例が多いようなので、ちょっと安心です。
また、自分がメロンやスイカといった食べ物でアレルギー反応が出るかどうかは病院で検査が出来るようです。
しかも、血液検査や皮膚テストで、原因が何かを調べる事も出来るとの事。
このまま喉のかゆみが治まらない時はアレルギー科のある病院で一度検査を受けてみようと思います!
とりあえずは、あまり神経質になりすぎずに、だけどちょっと意識しながら食べ物を選んでいこうと思います。