夏到来!
バーベキューやキャンプの主役と言えばスイカ割り!
スーパーや八百屋さんで大玉や小玉のスイカをひと玉丸ごと買う機会もあると思います。
大きい方がお得だよねー♪・・・とつい大きさで選んでしまうスイカですが・・・
あんまり美味しくない…。
全然甘くない…。
なんて事もよくありますよね。
どうせなら美味しくて甘い西瓜を買いたいもの!
そこで、ここでは、スーパーや八百屋さんでスイカを買う時の美味しい甘いスイカの見分け方をまとめました。
音や大きさ、縞模様の見た目で、簡単にどのスイカが甘いのかがわかる選び方をご紹介します。
もくじ
美味しいスイカの見分け方の4つのポイント
うちの父は九州の青果市場で約30数年働いてきた、いわば「果物のプロ」なんですけど
甘いスイカの選び方もプロに違いない!と聞いてみたんです。
西瓜?
すいかは叩いた音の響きですぐわかるやん。
ポンポンよりボンボンって手の平に響くように伝わる感触を感じるスイカが良く熟れて甘いスイカたい!
なんて言われたんですけど・・・
そんなんじゃわかんない!!
実際にスーパーでポンポンしてみても、どれも同じに感じるし音の違いもいまいちわからないんですよね…。
音で甘さを見分けるのは難しい!…と、他に素人でもわかる簡単な見分け方を聞いてみました。
西瓜選びのポイントは「食べ頃」と「甘さ」
おいしいスイカの見分け方のポイントはいろいろとあるようですが…
- ツルが枯れておらず緑色
- ヘタの周りが盛り上がっている
- 黒と緑の境目がハッキリしている
- 持った時にずっしりと重たいもの
見た目と重さで簡単にわかるのがこの4つだそうです(´∀`●)
甘いスイカの見分け方その1:ツルが緑色
スイカはメロンと違って、収穫した後に成長が止まるので日にちを置いたからとそこから甘くなることはないそう。
ツルを切って収穫された後は、どんどんと鮮度が落ちるので出来るだけ早く食べた方がいいようです。
そこを見分けるのがヘタ!
すいかのヘタが枯れずに青く残っているのは、獲れたての証。
果汁も多く美味しいものが多いそうです♪
でも、スーパーや八百屋さんなどで店頭に並んでいるスイカはほとんどがヘタが切り取られているのが多いですが、露地ものやヘタが残っているものがあれば、なるべく緑色の物を選ぶといいようですね。
甘いスイカの見分け方その2:ヘタの周りが盛り上がっている
スーパーのスイカでヘタが無い…。
そんな時の甘いスイカの選び方のポイントは「ヘタの周り」!
熟したスイカはツルの付け根が少しへこんで、その周りが盛り上がったような形になります。
スイカのへたの部分を横から見た時に、写真のようにヘタの周りが盛り上がっているものが甘いスイカを見分けるポイント♪
なで肩ではなくいかり肩のスイカが美味しい証拠です。
ヘタの周りからスッと丸い形になっているものは避けた方がいいかもですね(´∀`●)
甘いスイカの見分け方その3:黒と緑の境目がハッキリしている
スイカの独特の黒と緑の縞模様。
その境目がハッキリしていればいるほど甘いそうです。
こんな風に緑と黒がはっきりと色分けされている縞模様を選ぶのが甘いスイカ選びのポイントなんですね♪
甘いスイカの見分け方その4:持った時にずっしりと重たいもの
なによりも父が言っていたのが・・・
「とりあえず重たいスイカを選べばよかよ!」という事でした。
ですが、とにかく大きい物を選べばいいというのではなく、持った時に「あれ?思ったよりも重い」と感じるものを選んだ方が、甘いスイカに当たる可能性が高いそうです。
スーパーなどで同じ大きさのスイカから甘いものを選ぶ時は、その中でも一番重い物を選ぶといいみたいですね♪
スイカの食べ頃はお尻の大きさもポイント!
また、この4つの美味しいスイカの選び方以外にも、食べ頃のスイカの見分け方のポイントになるのが「西瓜のお尻」です。
このスイカのおしりというのはスイカの花が付いていた場所。
ここにある穴が小さいほど甘いスイカ!
だなんて話もよく耳にしますが、青果市場勤めの父曰く…
スイカのお尻の穴は食べ頃を表しとうとよ。
お尻の穴が小さいものは青い未熟な段階で収穫されたもの。
大きくなるほど完熟してる証たい!
との事。
うちの父は「お尻の穴は大きい方が甘い!」派だそうです。
ただ、スイカを食べる時によくあるのが…
- 中身が空洞でスカスカしている
- 味が薄くて甘みがない
- 果肉がジューシーじゃなくスポンジみたい
こんな時は熟れすぎているんだそう。
熟しすぎたスイカの特徴として、お尻の穴が大きすぎるという特徴があるそうです。
小さすぎるのもダメ。大きすぎるのもダメ。
一番いいのは1円玉くらいかな?
との事でした。
また、このお尻の大きさはスイカの日持ちの目安にもなるそうです。
- 穴が大きいスイカは完熟しているので、日持ちがしにくい。
- 穴が小さいスイカは若いのでまだ日持ちがする。
こんな目安になります。
穴が小さい物=甘くないスイカとも言えないので、先ほどご紹介させていただいた4つの甘いポイントを見ながら…
すぐに食べる時はお尻の大きな完熟スイカ
購入して数日後に食べる時はお尻の小さな物を
と、
いつ食べるかによっても選び方を変えると、ちょうど食べごろの美味しいスイカを選べると思います(´∀`●)
カットスイカの選び方
また、カットされたスイカを選ぶ時。
皮付きの1/4カットのスイカなどでは・・・
- スイカの果肉全体がムラなく同じ赤色のもの
- 皮の内側の白い部分が出来るだけ薄い物
- 白い種よりも黒い種が多いもの
こんなカットスイカが熟していて甘い物だそう。
カットされているものは「種」が一番の見分けやすいポイントみたいですね♪
スイカの冷蔵庫での冷やし方 甘く美味しくなるコツ
最後に、スイカがより甘く美味しく食べられる冷やし方についてご紹介させていただきます。
スイカは冷たい方が美味しいので、食べる前には冷蔵庫で冷やすことが多いですよね。
実はスイカは冷やし過ぎてもかえって美味しくないそう!
一番おいしく甘さを感じられる温度は10℃前後と言われています。
つまり水温で冷やすのがベストな美味しい食べ方なんですね。
キャンプや川辺でのバーベキューで流水で冷やすと
「もう少し冷たい方が美味しいのに゚(*・ε・*)」
なんて思ってましたけど、実はこれが甘みをしっかり感じられる美味しい冷やし方だったんですね。
家で冷蔵庫で冷やす時は、食べる前に1~2時間ほど冷やすくらいがちょうどいいようです。
スイカは丸ごとの状態だと冷蔵庫に入れなくても大丈夫。
早く食べるに越したことはないですが、2週間ほどは美味しく食べられます。
風通しがよく日陰の涼しいところで常温保存して、食べる前に冷蔵庫で冷やす
これが甘く美味しいスイカを食べるベストな冷やし方なんですね(´∀`●)
美味しいスイカの見分け方 音以外に見た目で超簡単に選ぶ方法!のまとめ
青果市場に勤めている父の話を参考に、甘い美味しいスイカの選び方をご紹介させていただきました。
ドヤ顔で語ってくる父がちょっとうるさかったですけど(笑)
でも、確かに父が家に買ってくるスイカは確かに甘い物が多かったんですよね。
なにか少しでも、スイカ選びの参考にしていただけたら、私も父も嬉しいです+(‘v`*)+.゚
甘くないスイカの食べ方 美味しくない時の裏技と簡単アレンジ!
それでもやっぱり美味しくなかった時は、こんなリメイクやアレンジで美味しくスイカを食べちゃいましょう。スイカにかけると美味しいものやアレンジレシピ。甘くないスイカを甘くする方法なんかをご紹介しています。
また、こちらでは冷蔵庫にスイカが入らない時の、ちょっとした切り方や盛り方のコツをまとめてます。