夏の花火大会。
お腹は空くけれど出店や屋台は混雑するし、あれこれ買っていたら結構お金もかかってしまいますよね。
ちょっとしたおつまみやお弁当を作って持って行って、足りない分だけ屋台で買おう!
…なんて思うんですけど、気温が上がってお弁当が腐らないか気になるところ。
そこでここでは・・・
- 夏のお弁当づくりで注意する事
- 夏に弁当を作るときに食材を腐りにくくするちょっとしたコツ
- 夏のお弁当で傷みにくい簡単おかず
などなど、夏の花火大会の夜のデートや友達、家族でのおでかけにぴったりな「簡単お弁当メニュー」のあれこれについてまとめてみました!
もくじ
花火大会のお弁当で注意する事 夏だからこそ気をつけたい弁当作りのポイント!
気温の高い夏は食材やおかずが腐って食中毒にならないか気になりますよね。
コンビニやお店のお惣菜やお弁当でも腐りやすいので、手作りなら尚更です。
夏のお弁当作りでは、普段以上に…
- お弁当作りの時になるべく雑菌をつけない
- 菌が繁殖しにくいようなおかずを選ぶ
- おかずは前日から作り置きをしない
- 保冷材や抗菌シートなどを使って食材が腐らないような処置をする
など、注意することがいろいろとあります。
そこでまずは、夏の弁当作りで注意したい事、気をつけたいポイントをご紹介します。
調理中になるべく雑菌をつけない
食べ物は「細菌が増える」ことにより腐ります。
雑菌が増える温度や腐る時間との関係を調べてみたところ…
なんと 35℃前後の温度で2~3時間 ほどあればお腹が痛くなるくらいまで菌が繁殖できるそうなんです!
保管状況や作った時の状況にもよりますが、やっぱり気温の高い夏場にお弁当が傷みやすいのは仕方ないんですよね…。
それを避けるためには、お弁当を調理する段階でなるべく雑菌をつけない事が必要!
その為、お弁当を作るときになるべく雑菌をつけない事が、腐りにくいお弁当作りには欠かせないんですね。
おかずは直接手で触らない
お弁当箱・菜箸・シリコンカップなど、おかずに触れるものは熱湯消毒で殺菌する
おにぎりは直接手で握らずラップで握る
夏のお弁当に入れると傷みやすいもの
また、腐りやすいおかずや雑菌が繁殖しやすいおかずを使わない事も大切です。
夏場のお弁当に入れない方がいい、腐りやすい、傷みやすいおかずや食材はこんな感じ。
傷の入っていないミニトマトはヘタを取ってしっかりと水気を切れば比較的大丈夫ですが、できれば生ものは避けたいところです。
卵焼きはお弁当の定番おかずですが、卵は傷みやすいので中までしっかりと火を通します。
また、じゅわーっとダシが染み出るだし巻き玉子などは美味しいですが、汁気がある分腐りやすくなってしまいます。
できるだけダシ汁などは使わないたまごやきの方が安心だと思います。
砂糖を入れて甘めにしたり、ほんの少しお酢を入れると傷みにくくなります。
同じように、卵を原料としたマヨネーズやタルタルソースもしっかりと保冷が出来ない環境では避けた方が無難です。
玉子サラダやポテトサラダ、ツナマヨネーズなど、お弁当のおかずの味付けには便利なマヨネーズですが、他の食材と混ざる事で傷みやすくなってしまいます。
どうしても使いたい場合には小分けされた小袋を別に持参して食べる時にかけるようにした方がいいと思います。
お弁当に1品入れておくと家庭的なお弁当になりますけど、薄味の煮物や炒め物は意外と傷みやすいと言われています。
- 肉じゃがはアルミカップに小分けし、仕上げにオーブンで焼いて「焼きじゃが」にする。
- お酢を入れたさっぱり煮で傷みにくくする
- 味付けを濃くする
など、汁気を飛ばして傷みにくくする工夫をします。
また、塩、砂糖、しょうゆ、みりんなどの味付けを濃くすることで腐りにくくなります。
いつもよりちょっと濃い目の味付けを意識するといいかもですね。
普段ならそのまま使えるハムやかまぼこ、ウインナーなどの加工食品も夏場は一度火を通した方が安心です。
焼いて水分を飛ばすだけでも傷みにくくなります。
簡単に手の込んだ感じが出せるので便利ですが、夏場はとても傷みやすいので入れない方が無難です。
一度、夏場に炒飯を作った時は6時間で糸をひいてしまいました…。(;´・ω・)
また、肉そぼろやサケフレークなど、半生系のふりかけも好きなのですが、冷蔵保存が基本のものは入れない方が安心です。
梅干しや大葉、わさびふりかけなど防腐剤になるような食材がぴったりです。
夏のお弁当を腐らせない工夫
…と、傷みやすい食材を避けるとともに、腐らせないちょっとした工夫をするだけでもずいぶん違います。
- おかずやご飯はしっかり冷ましてから弁当箱に詰める
- おかず同士がくっつくとそこから傷みやすいので、カップで仕切ってお互いに触れないようにする
- 保冷バッグ、保冷材、お弁当箱の中に入れる抗菌シートを使う
特にご飯は熱いうちにお弁当箱に詰めると、蒸気が弁当箱に溜まりそこから傷んでしまいます。
おにぎりをラップで包むときは、ある程度冷えたご飯を握るか、熱いご飯を軽くラップで握って形を整え、ラップを開けて熱を冷ましてから、あらためて包むと水分が飛んで傷みにくくなります。
花火大会に 夏のお弁当で傷みにくい簡単おかずレシピ
では、それらを踏まえて夏のお弁当にぴったりなお弁当のおかずやメニューをご紹介させていただきます。
冷凍枝豆
自然解凍OK!な冷凍食品の枝豆は皮ごと保冷材も兼ねておつまみ代わりに。
そのままだと枝豆についた霜や氷から水分が出そうで気になるので、キッチンペーパーにくるんでアルミホイルに包んだものをお弁当箱に入れるようにしています。
それに、夏の花火大会と言えばやっぱりビール♪
おつまみとして量は多くてもいいですし、別のタッパーに凍った枝豆だけを入れると、大きな保冷材代わりにも使えていいですね♪
大葉の海苔おにぎり
料理名:お握り
作者:ドキンちゃん0298
■材料(1人分)
ご飯 / 1膳
大葉 / 2枚
海苔 / 1/2枚
醤油 / 小さじ1
ごま油 / 小さじ1
ゴマ / 適量
■レシピを考えた人のコメント
大葉の、のり弁みたい~♪
梅や大葉は昔から食材を腐りにくくする万能食品として有名ですよね。
大葉とゴマ油の香りが食欲をそそり、美味しく腐りにくいおにぎりとして夏のお弁当にはぴったり♪
プチプチしたゴマの食感も楽しい一押しのおにぎりですd(‘v`●)
おにぎりは、こんなフィルムにくるむと海苔もパリッとして美味しいですよね♪
ラップやホイルに包んでいく場合は、海苔や大葉などのトッピングははおにぎりの熱が完全に冷めてからの方が傷みにくくなりすよー♪
鮭おにぎり
鮭おにぎり
作者:ぱちくりさん
■材料(1人分)
塩鮭 / 半分
ご飯 / 茶碗1杯
バター / 2cm
海苔 / 1枚
■レシピを考えた人のコメント
鮭を焼いておにぎりに!
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オーソドックスな鮭おにぎりは、サケフレークではなく塩鮭を使います。
鮭の切り身を強めの塩でしっかり焼いて、大きめの身をおにぎりから飛び出すように包むと見た目も食べごたえも抜群です♪
ハニーマスタードチキン
料理名:ハニーマスタードチキン
作者:鎌倉梅子
■材料(2人分)
とりもも肉(8等分にカット) / 1枚
醤油☆ / 大さじ1
蜂蜜☆ / 大さじ1
マスタード☆ / 大さじ1/2
水☆ / 50cc
■レシピを考えた人のコメント
鶏もも肉の皮から出る油を利用して作ります。お弁当やサンドウィッチの具にもグッド!
粒マスタードには抗菌作用があると言われています。
はちみつと混ぜ合わせて甘めにすることで、子供から大人まで食べやすいがっつり系の美味しいおかずの味付けとして使えます。
鶏のから揚げカレー風味
料理名:唐揚げ、から揚げ(カレー風味)
作者:さくぱん
■材料(2人分)
鶏もも肉 / 1枚(250g程度)
カレー粉 / 大さじ1
酒 / 小さじ2
しょうゆ / 小さじ1
こしょう / 少々
小麦粉 / 大さじ3
揚げ油 / 適量
■レシピを考えた人のコメント
定番の唐揚げを一工夫。みんな大好きなカレー味バージョンです。上手に作るコツもご紹介します。ご飯はもちろん、パンにも合うおいしさ。お弁当やビールのおつまみにも。
お弁当に欠かせない人気のおかず「唐揚げ」は、おかずを傷みにくくするカレー粉を使ってカレー風味に。
いつもの唐揚げとは一味違うカレー味はビールにもよくあっておつまみにもぴったりです♪
味付けしっかりな卵焼き
作者:トヨタカロ
■材料(2人分)
卵 / 2個
水 (卵1個につき大さじ1) / 大さじ2
砂糖 / 大さじ2
みりん / 大さじ1
塩 / ひとつまみ
焼く用油(ピュアオリーブとゴマ油を半々) / 適量
関東の濃口醤油 / 適量
■レシピを考えた人のコメント
醤油をつけて食べるのを前提にした、味付けです。ほどよい焦げ目がポイント。甘さ加減が、関東風なのかな?
大好きな卵焼きレシピからはこちらをご紹介させていただきます♪
私はこちらのレシピで夏場のお弁当に入れる時は、お水を入れずに、代わりにしょうゆを入れて作っています。
しっかりとした味付けで菌が繁殖しにくい、美味しいたまごやきですー♪
花火大会のお弁当 簡単で傷みにくいメニューと注意するポイント!のまとめ
夏のお弁当っていろいろと気を使いますけど、とにかく大事なのは…
- お弁当作りの時に素手で食材をべたべた触らない
- 保冷材をしっかりと使って、日の当たらないところで保存する
これだと思います。
しっかりと保冷できていれば、夏場でもお弁当は意外ともつんですよね。
こんな、浴衣姿に持ってもおしゃれな保冷バッグもありました。
ペットボトルのお茶やお水を凍らせたものを保冷材代わりにして、保冷バッグにきちんと入れてお弁当が温まらないように気をつけたいですね。
ただ、いつもと違う臭いがしたり、糸をひいたり。
ちょっとでも危ないかも…と思った時は、食べない方が安全です。
食中毒には気をつけて、美味しく楽しい花火大会になるといいですねー♪