業者に頼むと意外と高い網戸の張り替え…。
『なるべく安く済ませたいから自分で貼ろう!』
そう思ってるので、材料とか必要な道具とかも、できれば安い予算に抑えたいですよね。
実は先日、こうして私も実家の網戸を初めて自分で張り替えて・・・
『網戸の張り替えに必要な物』なんて検索して、ネットで出てきた情報をもとにホームセンターでいろいろといる物を購入したのですが…
実際に網戸の張り替えをやってみて『コレはいらなかったかも…』と思う物もありました。
そこで今回は、作業に必要だと言われている道具の使い方をご紹介しながら、他の物でも代用できるもの、別になくてもいい工具などをご紹介します。
もくじ
網戸の張替えに必要なもの 一般的に「いるもの」と言われてるのはコレですが・・・
網戸を張り替える時に絶対に欠かせないものが「網戸シート(防虫ネット)」と「押さえゴム」です。
これについては、以前こちらで選び方やサイズの測り方をご紹介しているのですが…
それ以外にも、一般的に「必要」と言われている道具や工具がコチラです。
- ローラー
- サッシの溝掃除用のハケ
- 網戸押さえクリップ
- 網戸用カッター
- 細目のマイナスドライバー
- はさみ
ネットで網戸の張り替えのやり方を検索すると、大抵これらの道具をおすすめされてます。
マイナスドライバーやハサミはお家にあるとしても、他の専用の道具って買わないと無い物が多いですよね…
でも・・・全部買うと高そう!
網戸の張り替えの道具の値段っていくら?
私はできるだけ安い費用で済ませたかったのですが、なんせ網戸張りは初めて。
専用の工具があった方が作業がはかどるなら…と、思い切って揃えてみたんです。
ホームセンターでのそれぞれの値段はというと…
- 網押さえローラー:158円
- 網戸クリップ(2個入り):348円
- 網戸専用カッター:325円
- 塗料用ハケ:159円
大体1000円ほどで揃いました。
網戸の張り替えにいる物 ローラーやクリップ カッターの使い方!必要なさそうなのもある…?
ちなみに、それぞれの道具は「なぜ」「どのように」必要なのかというと・・・
網戸クリップ
網戸用のクリップという事で、挟む力はかなり強力!
分厚い網戸のサッシもがっちりしっかり挟み込めます。
また、アルミサッシが傷つかないようにゴムが付いているのも「網戸用」ならではの仕様です。
押えゴムローラー
比較的安い値段で100均でも購入できます。
ローラーが2個付いたものや、幅が細いもの、広いものなど「ゴムの太さ」に合わせたタイプもあります。
ごく普通のタイプは、片方がローラー、反対側が押さえゴムを溝にグリグリ押し込む用途になってます。
ハケや筆 ブラシなど
『網戸の押さえゴムの溝の掃除なんて必要?』なんて思ってましたが、押さえゴムを外してみると意外と溝が汚れてました!
せっかく網戸を外して新しいネットに付け替えるんですから、ついでに掃除しちゃった方がスッキリします。
いろいろなタイプがありますが、個人的には塗料用の毛が長いハケは毛もしなやかで弾力があって掃除がしやすかったです。
網戸専用カッター
ネットをサッシに張り終えた後に余っている余分な網が、簡単にスーッと真っすぐカットできるカッターです。
先端は取外し可能で、1つ本体を持っておけば後はヘッド部分の替え刃だけ購入もできます。
こんな感じで、「網戸の張り替え」に特化した道具たちなんです。
これらがあれば、網戸の交換が初めての人でも簡単にできると言われていますが…
でも、使い方がわかるとなんだか他の物でも代用できそうな気がしますよね。
網戸の張替えに必要な物 自分でやってみてわかった「これはいらない!」代用できる道具もあるんですよね。
今回初めて網戸ネットを張り替えてみて感じたのですが・・・
ぶっちゃけ、買うのは 押えゴム用ローラー だけで良かったかなぁ。
網戸の張り替えの道具で代用できそうなもの
以下は、今回初めて網戸を張ってみた私が感じた、個人的な感想ですが・・・
網戸クリップ(2個):348円
100均の大きめの目玉クリップ(3個:100円)でも代用可。
網戸のサッシに傷がつくのが嫌な場合はゴムがついた専用クリップがいいかもです。
そもそも「メッシュが動かないように固定する」のが目的なので、『押えゴムの切れ端』でも代用が可能でした。
押えゴムを3~4㎝ほどの長さにカット。
それを溝にはめ込むことで、こんな感じで仮押さえすることが出来ます。
後で取り外しやすいように、はめ込む時は片側を少し浮かせておくと便利です。
網戸専用カッター:325円
不器用さんでもとにかく真っすぐカットできるので、あったらあったで確かに便利!
でも、網戸の張り替え以外にまず使わない(次の張り替えは数年後と考えると…ですね)
試しに普通の文房具のカッターを使ったら、押さえゴムの溝に沿うように刃を当てて切ると真っすぐ切れました。
でも、よく切れる新品のカッターじゃないと網がほつれるので、こまめに刃をポキポキ折って、新しい刃を使った方がきれいに仕上がります。
ハケや筆:150円くらい
もうお気づきでしょうが、使わない歯ブラシなどで十分代用できますw
なんならいらないTシャツなどの古着を切って小さなウェスでもOKです。
こんな感じだったので、正直なければ無いでどうにかなるかなぁと思います!
だけど網戸ローラーだけは・・・
でも、ゴムをコロコロしてはめていくローラーだけは、あった方が便利かと!
ローラーはこんな感じで、ロールの部分の大きさがちょっとだけ違うようになっていて、反対側もサッシの角のゴムを押し込みやすい形になっています。
このローラーの円の大きさの違いのおかげで、サッシの淵にそってきれいにゴムを押し込む事が可能!
「緩すぎず、張りすぎない」絶妙な調整ができちゃうんです。
また、網戸の角のゴムは入れにくいので、ローラーの反対側の尖った部分が結構役立ちます。
網戸の張替えの道具で必要なものと使い方 代用できる物もあるよ!のまとめ
そんなこんなで、道具は「網戸ローラー」があればいいかなぁと個人的には思いました。
というか、ローラーがあっても何枚も網戸を張り替えるのは大変だったんです…。(;´Д⊂)
初心者だからこそ難しかったポイントや、上手く張れるコツはコチラでまとめてます。
ローラーがないと、「押し込んで・・・(よいしょ)押し込んで・・・(よいしょ)」といちいち時間と手間がかかって、さらに苦労しそうだなぁと。
母が若い頃は、『しゃもじ』 や 『お盆(トレイ)のフチ』を使って押し込んでいたみたいなので、無いなら無いで代用はできそうですが…。
でも、これはあった方が便利だと思います。
でも、やっぱりどれも専門性に優れた道具なので、あればあったで便利なんですよね。(笑)
子供が遊んでよく網戸が破れるお家や、犬や猫がいてよく爪とぎをする…なんて、網戸を張り替える機会が多い時は揃えた方が楽かもですね♪