あなたは「臭い!」と人にブーツを投げ捨てられたことがありますか?…私はあります。泣
個人的には「ブーツの臭いは一日頑張って生きてきた証じゃないか!」と胸を張りたいくらいなのですが…正直どうにかなるものならなんとかしたいですよね。
ブーツが臭くなる原因やどんなに頑張ってもなぜ臭いが取れないのか。
効果的な消臭方法を知って脱!足臭を目指しましょう!!
もくじ
ブーツが臭い原因はなに?
私はおしゃれアイテムとしてというよりも、仕事で1日中ブーツを履く機会が多かったんですけど、1日履いた靴ってブーツじゃなくてもかなり強烈な凶器になるじゃないですか。(;´・ω・)
頑張って生きてんだから仕方ないじゃん!と思いつつも「臭い!」と面と向かって言われたあまりの悔しさに、なんでブーツや靴が臭くなるのかをとことん調べて、においの原因となる犯人を突き止めてやったんです!
足が臭いのは汗のせいじゃないのか!?
とりあえず匂いの原因として一番怪しいのは「汗」ですよね。
女性の汗はいい匂いがするだなんて、そんなの男性の幻想ですもん!
密閉されたブーツの中じゃ、体の他の部分よりも汗をかいてしまうのは仕方のないこと。
不可抗力です。
そっかー。汗かー。汗がブーツにしみ込んで臭くなってんだなー!
手足が冷えるからって冷え性対策とかして頑張った結果が自分の足クサの原因だったなんてショックだわー彡(-_-;)彡
明日から生姜湯飲むの止めよっかなー。臭いより寒い方がマシだよねー
・・・なんて思ってたんですけど。
ある時、足の臭さを汗のせいにして「蒸れるから汗かくんだもんー。仕方ないじゃん!」となかばやけくそに開き直っていた私に
「いやいや。お前さ。夏に顔に汗かいたら顔から足の臭いするか?しないでしょ?汗は無臭なんだって。臭いのはお前の足。」と言い放った同僚(男)。
・・・あれ?(‘A`)
確かに。夏場に汗をかいても、確かに臭うけどどちらかというと臭いのは汗を吸った服の方。
汗を直接匂っても、あの強烈な臭さはないですもんね。
ってことはやっぱり臭いのは私の足なのか?(´Д`;)
認めたくない事実を覆すべく調べた結果、とうとう犯人を突き止めました!
足が臭い原因は菌だった!!
調べたところ、汗自体にはやはり匂いはないようです。
じゃあなにがこんなに臭いんじゃいヽ(´□`。)ノ・゚
・・・とさらに調べていくとびっくりする事実がわかりました!!
私たちの皮膚には「常在菌」と呼ばれる菌が無数にいて、その菌が私たちの足を臭くしている犯人だったんです!
常在菌は、人の皮膚の上に無数に生息する菌なのですが、普通の状態では特に悪さをしない菌が大半。
いろんな菌がいるのですが、その数ざっと2000種類!身体中で約1兆個もの数の菌がいるというんですからびっくりですよね!!
この菌たちは、私たちの身体の皮脂や角質をご飯にして繁殖していきながら、身体に害を及ぼす悪い菌を抑え込んでくれたり、肌にバリアを張って守ってくれたりと、いろんな働きをしてくれます。
ご飯をあげる代わりに、体のためにきちんと働いてくれる。
一見「持ちつ持たれつ」ないい関係の人と常在菌ですが、なんでこんないい感じの菌が足を臭くする原因なんでしょう?
実はこの常在菌。増えすぎてしまうとかえって体に悪影響を及ぼしちゃうんです。
そのひとつが「ニオイ」。
この菌がなんらかの影響で増殖した結果、「くさっっっ!!」という匂いを発するクサ足が誕生し、結果ブーツも臭くなる…というわけなんですね。
ご飯を食べさせてもらった恩をあだで返すなんて…常在菌も困ったものですo(`ω´*)o!!!!
そして、ここでカギとなるのが「なぜ常在菌が増えるのか?」というところ。
- 温度
- 湿度
- 栄養
菌にとってとても居心地のいい場所はこの3つが揃ったところなのですが…。
こうやってみると、ブーツって完全に常在菌のホームグラウンドっすよね。(;´Д`A “`
- 足に密着して暖かい
- 隙間風をブロックして寒さを防ぐ
こういったブーツのメリットは、逆にいえば常在菌を増やすというデメリットでもあります。普通の靴以上にブーツが臭くなるのは、こういった理由があったんですね。
ブーツの臭いが取れないのはなぜだ!?
とりあえず・・・
菌が増える ⇒ 足が臭くなる ⇒ ブーツに匂いが染みつく ⇒ ブーツの臭いが取れない
この連鎖を断ち切ることが、ブーツが臭くならないための絶対条件なわけですよね。
ブーツが臭いから足も臭いんだ!ってずっと思ってたんですけど、悔しいけれど同僚が言った「臭いのはお前の足。」というのは認めざるを得ない事実でした…。
臭いを少しでも消したい!とブーツの中に消臭スプレーをこれでもかと吹きかけたり、ときには自分の足に直接ファブリーズをしたこともあります。
でも、一時的ににおいが薄れたところで、菌が臭いをまき散らし続ける以上、私の足は変わらず臭いままだったんですよね…。
ブーツの臭いを消臭しても、すでにブーツの中には無数の菌が移住済みなんですもん。
この菌を何とかしないことには、私たちはいつまでたってもお座敷の宴会に恐怖を抱いて生きていかなければなりません!
そして菌をやっつけるために、やるべきことはたった1つ!
生命線を絶ちつつ、今いる菌を殺菌する
これだけです!
通気性が悪く、閉鎖されたブーツの中は温度・湿度ともに菌にとって最高の環境。
「あれ?ここなんか居心地よくない?♪」とわらわらと増殖していき、いつのまにかくっさいブーツにされてしまっているのなら、菌にとって居心地の悪い環境にしてしまえば菌も繁殖しずらくなり、臭いも自然と消えるということになります。
菌が繁殖をするのに必要なの「温度・湿度・栄養」の生命線を絶つことで、菌の増殖を抑えることが出来たら足の臭いも消え、結果的にブーツも臭わなくなります。
ここにポイントを当てた対策を取らない以上、いつまでたっても臭いは取れません。小手先だけの消臭じゃいつまでたっても足は臭いままなんです!
ブーツの臭いはこうして消臭!
ブーツの特性上、温度と湿度に関しては履いている時は仕方がありませんよね。
体温が暖かいのはどうしようもありませんし、足が汗をかくのを止めることもできません。
ですが、履いているときはダメだとしても、ブーツを脱いでいるときは対処できます。
毎日きちんと菌対策をしてブーツの臭いを防ぎましょう!
私がやっていて一番効果があったと感じたのがこの方法です。
家でやっておくべきブーツの臭い対策!
- 新聞紙を丸めてブーツの足先に突め込む
- さらに乾燥材として猫用トイレの砂を突っ込む
- 除菌スプレーで仕上げ
- 足の臭い対策はフットケアも忘れずに!
新聞紙には脱臭と除湿の効果があります。私は家で新聞をとっていないのですがブーツに突っ込む為だけに毎週1部新聞を買っていました。(笑)
ブーツのこの部分。ここにしっかりと新聞紙を詰め込みます。
ブーツ用の乾燥材っていろいろ売られていますけど、私がおすすめしたいのは「猫砂」です。
ねこのトイレってかなりにおいがきついので、猫砂にはかなりの消臭対策が施されています。
しかもおしっこを吸収するための砂なので吸収力も備えているので「乾燥・消臭」の両方を兼ね備えてるんです!
粒の大きい紙の砂を使わないストッキングや靴下に詰めて、口を縛ってブーツに入れるとかなり効果がありますよ♪
一袋500円ほどの猫砂で一冬は軽く持つのでコスパもなかなか。猫を飼ってないという人も、臭い対策のために一度猫砂を買ってみてください♪
新聞紙と猫砂でだいたいの湿気を吸収したら、ここでようやく除菌スプレーの出番です。
靴用のスプレーをブーツ内にまんべんなく振りかけて、30分放置します。その後また新聞紙と猫砂をブーツ内に突っ込んだらおしまいです!
こうやってみると面倒くさそうですけど、作業自体は5分もかからずにできちゃいます。
また、湿度対策だけじゃなく、菌の栄養となる角質や皮脂をきちんとお手入れすることも忘れちゃいけません。
汗をかきやすい足の指の間は、きれいに洗ったつもりでも実は垢や皮脂が結構残っちゃうんです。
それに乾燥しやすい冬はかかともカサカサになりがちですよね。
このカサカサ角質が剥がれ落ちてブーツに落ちることでも菌が繁殖しますので、お風呂に入ったときのフットケアをいつもよりちょっと念入りにやりましょう。
100均に売っている爪ブラシなどで爪の間の垢を落とす事も効果があります。冬はペディキュアをしていない人も多いと思うので、ごしごししっかり洗っておきましょう。
まとめ
ブーツの臭い対策は、ただ「臭いを消す」というだけじゃ根本的な解決になりません。
臭いを発する元の菌をどうにかしない限りはいつまでたっても臭いままです。
臭くなってからじゃもう手遅れ!
毎日のお手入れをきちんとやることが、一番簡単な臭い対策になると思いますよ^^