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チョコをレンジできれいに簡単に溶かす方法をご紹介します。

チョコが溶けない、焦げるといった失敗する原因はレンジの温度と時間にあるんです。

レンジで溶かしたチョコは美味しいのか?見た目はどんな風になるのかも合わせてご紹介します♪

湯煎は面倒という方はぜひ一度お読みください。びっくりするほど簡単に、あっという間にチョコを溶かすことが出来ますよ。

 

私も最初「レンジで簡単に溶けるよー(b’V`)」…なんて話を聞いてやってみたんですけど、理想のチョコに溶かすまでに、何枚もの板チョコを犠牲にしました。笑

今回はそんな「チョコとレンジの気になるあれこれ」を、実際に簡単なお菓子を作りながらご紹介します。

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チョコをレンジで溶かす簡単な方法

  • 準備するもの
  • 市販の板チョコ :1枚 約50g
  • 耐熱性の容器

 

今回はコンビニでもスーパーでも手に入る、こちらのチョコを用意しました。
 

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  1. チョコを耐熱性の容器に、小さく割って入れる
  2. お家に耐熱ボウルがない!…という場合はマグカップでも大丈夫です。

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  3. ラップをかけずに、電子レンジの500Wで1分20秒温めます
  4. 板チョコ2枚(100g)の場合は、500Wで1分40秒温めてくださいね。

    1分20秒温めたチョコはこんな感じ。

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    原型をとどめていて、溶けていないチョコも目立ちます。

    マグカップ自体も、触れないほど熱いというわけではなく、底の方だけが熱いという感じです。

     

  5. この状態で、一度しっかりとかき混ぜます。
  6. すると、チョコがきれいなクリーム状に溶けていきます。

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それでも、残っている欠片がきれいに溶けきれない場合は、500Wでさらに10秒温めてもう一度かき混ぜるときれいに溶けますよ。

チョコがレンジで溶けない!焦げる理由や失敗の原因はこれ!

チョコを電子レンジと溶かす時によくある失敗が…

焦げくさい匂いがする

ボロボロしてぱさぱさになる

これはどちらも加熱しすぎによって、チョコレートの水分が飛んでしまうことによって起こります。

私も何度もこれで失敗して、チョコを焼きチョコにしてしまいました。笑

その時に気付いた、チョコが焦げる理由や失敗の原因をご紹介しますね。

 

マグカップに小さく砕いたチョコを入れ、電子レンジで温める。

ここまではいいんですよ。

「ピーーー―♪」と、軽やかな温め終了の音が響いたので

レンジからマグカップを取り出して見てみると…

 
こんなんなってました!!ヽ(´□`。)ノ・゚

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この時、電子レンジの「自動」ボタンで温めてたんですけどね。

チョコレートの溶け具合をのぞき込みながら、いい感じに溶けてきたらレンジを止めればいいかなぁって軽く考えてたんですよ。

だけどほんの一瞬。本当にちょっと、ちょっと目を離した隙にこんなんなっちゃって…。

水分が飛んで、パサパサのボロボロ…。
ちょっと食べてみるとザラザラしてかなりの苦みがありました…。彡(-_-;)彡

 
うん。よしわかった。オート機能がダメなんだなと。
今度はきちんと出力設定もして、じわじわ溶かしてやろうじゃないかといろいろと試してみたんです。

500Wに設定をして、1分温め様子をチェック…。

溶けてない!(*・ε・*)

さらに30秒温めて、またまたチェック。

…まだ溶けてない!!(´A`)

まだ粘るのかと、チョコの根性に感服しつつ、さらに30秒…

……あれ!!??!焦げ臭い??Σ(-∀-;)

 

マグカップを取り出してみると、ちょっと香ばしいんですよね。w

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さっきまで普通だったのに…ほんの30秒の追加加熱で底が焦げてしまいました…。

 

いろいろと悔しかったので電子レンジで食べ物の温度が変化する仕組みやおまかせボタンについて調べてみたんです。

すると、電子レンジが物を温めるシステムって、食品に含まれる水の分子を利用しているらしいんですね。

水分をほとんど含まないチョコレートはなかなか溶けにくいうえに、その性質上急激な温度変化ですぐに状態が変わってしまう、超デリケートな食品らしいという事がわかりました。

チョコ自体は温まりにくく、でも温度変化にはめっぽう弱い…。

かなり気をつけて温度調節をしないとダメみたいなんです。
 

失敗を幾度も繰り返し、何度もレンチンを繰り返した結果、ようやくある結論へとたどり着きました…。

チョコレートをレンジで溶かすときの最大のポイント。それは!

レンジでチョコを溶かすのではなく、温めたマグカップの余熱で溶かす!!

 
一見、「溶けてない」と思えるチョコも、マグカップの余熱を利用しながら、練るように混ぜていくときれいに溶けます。

 
見た目じゃ判断できないチョコのデリケートな温度変化をうまくコントロールするためにも、決まった温度と時間で温めることが、きれいにチョコを溶かすコツなんですね。

 
マグカップにしろ耐熱ボウルにしろ、温めた後のチョコの状態より「器の温度」に注意を向ける事で、きれいにチョコを溶かすことが出来ます。

 
今回ご紹介したワット数と時間は50〜100gのチョコ用ですが、大量のチョコを溶かす時は、まずは短めの時間で温めてみて、ボウル全体が「持てなくはないけど熱い」状態になるようにしてくださいね。

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チョコをレンジで溶かしたら味や見た目はどうなるの?

レンジでチョコを溶かす時に気になるのが、固まった後の見た目と味じゃないですか?

よく、夏場に暑さで溶けたチョコを冷やして固めると、普通のチョコなのに白い模様が浮かんだチョコになることがあります。

 
温度変化がきちんとされず、チョコに含まれる脂肪分が分離して固まってしまった「ファットブルーム」と呼ばれる現象なのですが、電子レンジでチョコを溶かした場合にも、このブルーム現象が起きやすいと言われているんです。

 
せっかく簡単にチョコが溶かせても、見た目や味がマズいんじゃ意味がありませんもんね(‘・_・`)

 

そこで、レンジで溶かしたチョコの仕上がり具合や味を確かめるためにも、実際にチョコの味が分かりやすい、以前紹介した「メダイヨンのドライフルーツのナッツのせ」を作ってみました。

⇒ 超簡単なお菓子の作り方!レンジで作れる材料の少ない焼かないお菓子

 
溶かしたチョコを、くっつかないホイルの上にスプーンで広げ、ドライフルーツとナッツをトッピング。冷蔵庫で冷やして固め、レンジで溶かしたチョコを固めると見た目や味はどうなるのかを確かめます。

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焦げたチョコも、このまま処分するのはもったいないので、どうにかリカバリー出来ないものかと試してみました!

ぐるぐるぐるぐる練りまぜ、なんとかクリーム状にして、こちらも同じようにメダイヨンへ。

 
今回は、同じようにレンジで溶かしたホワイトチョコレートの味も検証してみます。

ホワイトチョコは、普通のミルクチョコよりも溶けやすいので時間は10秒短い1分10秒がおすすめです。

 
仕上がりはこんな感じ♪美味しそうっす!
きちんと溶かすことのできたチョコは、白も黒もツヤがあって、どちらもきれいな見た目です。
味もまっっったく異常なし!!激ウマです!+.゚(*´∀`)b゚+.゚

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焦げたチョコは、やっぱり見た目もざらざらです。食べると舌触りがざらざらしていて、苦みもあります。笑

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でも、食べれないことはないですし、手作り感満載で「苦手だけど一生懸命作ったんだな感」は出るかもしれませんよd(-∀-●)

レンジでチョコを溶かす方法を使って簡単に生チョコも作ってみました!
100均に売っているホワイトチョコや苺パウダーを使って苺チョコも作ってみたんですけど、100均感ゼロで激うまでした(*’3゚b)b♪

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チョコをレンジで溶かす方法のまとめ

板チョコ 1枚:500W 1分20秒

板チョコ(白) 1枚:500W 1分10秒 ※ホワイトチョコは短めに!

自動あたためボタンは使わずに、必ず温度と時間を設定する

見た目で溶けていなくても、かき混ぜて余熱で溶ける

電子レンジで溶かしたチョコでも、きれいな見た目と美味しい味のお菓子が作れる

 

電子レンジでチョコを溶かすときに大切なことは・・・

  1. とにかくそばを離れない
  2. 一気に温め過ぎない

 

これだけです。

コツさえつかめば、とても簡単ですのでぜひ試してみてくださいねー♪

最後までお読みいただきありがとうございました!

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