実家を出て一人暮らしを始める時の引っ越し費用を安くおさえたい!
ご近所や市内への引越なら車でなんとかなりそうですが、県外への長距離の引越しって一人暮らしでもお金がかかっちゃいますもんね。
引越し業者の単身パックもいろいろありますけど、実家からの引越しで新しく一人暮らしを始めようと思った時は家具や家電も新しく購入する場合がほとんど。引越し屋さんを使わなくても十分引越しできちゃいます。
何かとお金がかかる一人暮らし。安くすませられる費用はとことん安くおさえちゃいましょう!
今回は、私が長距離の一人暮らしの引越を2万以内で収めた引っ越し法をご紹介します。
もくじ
一人暮らしの長距離の引っ越し費用をとにかく安く抑えるポイント
私は一人暮らしをするために福岡から東京まで引っ越しをしたのですが、次の方法で引っ越し費用を2万円以下で収めることが出来ました。
- 引っ越し業者の単身パックは使わない
- 家具や家電はすべて新しく購入し、新居へ引っ越し日に直接配送
- 荷物はゆうパックで送る
いろいろと引っ越し業者や一人暮らしの引っ越しについて調べた結果、これが一番お得に引っ越しできる方法だなと思ったんですけど、ひとつひとつおすすめのポイントをご紹介しますね。
引っ越し単身パックはお得なの?
一人暮らしの引っ越しをするときに気になるのがよく聞く「引っ越し単身パック」や「単身引っ越しサービス」。
一人暮らしの引越しを考えている人は一度は耳にした事があるかと思います。
洗濯機、小型冷蔵庫、テレビや布団、ダンボール5箱程度を送るサービスで、一人暮らし用の家具や家電を手軽に送れるようになっています。
でも、この単身パックはこれから一人暮らしを始める「初めての一人暮らし」の場合にはそんなに必要ないんです。
実家からの引っ越しの場合、冷蔵庫や洗濯機などは新しく購入することが多いと思いますので、引っ越しの荷物は段ボールや衣装ケース、趣味のコレクショングッズとか想い出の品々といったもの。
家電もゲーム機やパソコンくらいじゃないでしょうか?
荷造りするとダンボールやBOXだけで済んじゃいますし、箱ものだけの場合は単身パックよりも宅配便を使った方がお得なんです。
んー…でも、ベッドや布団は今使ってるものを持って行こうと思ってるんだけど…冷蔵庫も余ってるのがあるし
(。´・ω・)
なんて思ってる方もいるかもしれませんね。
でも、やっぱりよほどお気に入りで思い入れがある物以外は大型家具や家電は新しく購入して、新居に直接配送することをおすすめします。
単身パックのプランは業者によってサービスはさまざまですが、一般的には「コンテナに収まる範囲の荷物なら送れます!」というシステムになっています。
冷蔵庫や洗濯機も載せられるようなサイズなので、なかなか使い勝手はあるんですけど、布団などの大きな家具はかなりかさばって場所を取っちゃうんですよね。
私、以前引っ越し屋でアルバイトをしていた時に何度も単身パックの配送をしたんですけど…
ベッドを折りたたんでもコンテナに収まらない事が多くて、別に別送品として送らなくちゃいけなかったり。
収まったとしてもかなりの場所を占めちゃってもう1台追加でコンテナを頼むお客さんもいたりして料金が高くなることがあったんです。
「新しいの買えばよかったなー(・ω・;)」っていうお客さんが結構いたんですよね。
逆に荷物が少なすぎて、コンテナの1/3がスカスカになるといったこともありました。
それでもコンテナ1台分の料金は変わらないので、計算すると宅配便で送った方が安くなることもあります。
単身パックを使う時はコンテナのスペースをいかに上手に使うかがポイントなんですね。
しかもこの単身パックって、県内や近隣エリアなどの近距離での引っ越しには料金もお得なんですけど、福岡~東京、大阪~東京のような長距離の引っ越しでは料金がかなり高くなります。
単身引っ越しパックを使う場合、業者によって違いはありますが、一般的な料金の平均はこんな感じ。
- 大阪~東京間の約500kmの移動距離:約25,000~30,000円
- 福岡~東京間の約1000kmの移動距離:約30,000~40,000円
引っ越しが増える3月~4月の繁忙期にはさらに追加で料金がかかってしまいます。
ちょっと高いなって感じちゃいますよね(;´・ω・)
すでに一人暮らしをしていて、ある程度の家具や家電が揃っている場合。
こんな時は家電の梱包や設置までしてくれる単身パックを利用するメリットはあると思いますが、実家からの引っ越しの場合は単身パックはそんなにメリットがないと思います。
では、実際宅配便と単身パックではどれくらい値段に違いがあるのかをみていきましょう。
宅配便での引っ越しは安い?どこがおすすめ?
宅配便にもいろいろありますけどおすすめなのが ゆうパック です。
宅配便の大手、宅急便のクロネコヤマトと料金や規格を比べるとこんな感じです。
段ボールの規格 |
大阪~東京間の料金 (約500km) |
九州~東京間の料金 (約1,000km) |
|
ゆうパック | 3辺合計が140cm以内で30kg以下 | 1,720円 | 2,030円 |
3辺合計が160cm以内で30kg以下 | 1,930円 | 2,250円 | |
ヤマト運輸 | 3辺合計が140cm以内で25kg以下 | 1,728円 | 2,052円 |
3辺合計が160cm以内で25kg以下 | 1,944円 | 2,268円 |
料金では目立った違いはありませんので、重さが30kgまで送れちゃうゆうパックの方が断然お得なんですね!
一人暮らしの引っ越し費用をとにかく安く抑えるコツは、とにかく荷物を少なくする事!
1つのダンボールに荷物をたくさん詰められるゆうパックは一人暮らしの引っ越しにぴったりなんです。d(‘v`●)
ちょっと単身引っ越しサービスと比較してみましょう。
ヤマトホームコンビニエンスの単身引っ越しサービスを利用した場合、コンテナに積み込める段ボールは120サイズの段ボールでも軽く15個は積めちゃいます。
ゆうパックと比較してみると…
- ゆうパック:27,300円
- ヤマトの単身引っ越しサービス:30,240円
※各種割引サービス適用後の値段
ここまで段ボールの量が増えると、料金の差が少なくなってきますね。
が!!
ゆうパックは1箱25kg以下の荷物を10個以上同じ場所へ送ると割引サービスが適用され、21,900円とかなりお得になります。
10箱以上ゆうパックで送る場合には箱の重さを25kg以下にした方が断然お得になります!
ヤマトの単身引っ越しサービスも平日割・早期割・web割と各種割引がありますが、適用後の値段でも30,240円とゆうパックの割引前より高くなっちゃうんです。
一人暮らしではよほど荷物が多くない限り、段ボール15個も使うことはないと思いますが、これだけダンボールを送ったとしてもゆうパックの方がお得なんですね。
一人暮らしの引越しの荷物の量ってどれくらい?
最後に、一人暮らしの引っ越しで使うダンボールの量ってどれくらいなのか、どんなサイズのものを選んだらお得なのかをご紹介します。
160cmサイズのダンボールはこれくらい。
見た目にもかなり大きいですよね!
厚手のコートやセータースウェットなどが余裕で入るビッグサイズなダンボールです。
でも、箱が大きいからと重たいものを詰めると段ボールの底が抜けたり、移動にかなり苦労するので、このサイズのダンボールは衣類などの「かさばるけど軽い物」の梱包に適しています。
対して、140cmサイズのダンボールになるとこんな感じ。
160サイズのダンボールに比べるとコンパクトに見えますが、こちらもかなりの収容力を持っています。
実際にクロネコヤマトの140サイズのダンボールがこちらなんですけど、箱ティッシュの大きさと比べてもらうとなかなか大きいのが伝わりますか?(笑)
一般的によく使われる引っ越しの段ボールは140サイズで十分だと思います。
この140サイズの段ボールにいったいどれくらいのものが入るのか、洋服の大体の目安がこんな感じです。
蓋が余裕でとじられるくらいまでジャージや夏物、冬物関係なく詰め込んだとしたら…
- 冬物アウター ×1
- 厚手のセーター ×2
- スウェット ×3
- ジャージ上下 ×3
- シャツ ×7
- Tシャツ ×8
- 夏物の短パン ×3
- 綿パン ×2
- ジーンズ ×2
こんなに入っちゃうんです!(*’3゚b)b
実際に私が実家からの引越しで新居に送ったものは…
- 夏物から冬物まで1年分の洋服、靴、下着、タオルなどの衣類
- 本、DVD、アルバム写真などの趣味関係の物
- 実家に余っていた新品の鍋とフライパン
洋服はかなりの量があったのですが、圧縮袋などを使いつつかなり頑張ってダンボールに詰めた結果…。
- 160サイズの段ボール:4箱
- 140サイズの段ボール:2箱
料金 :9,000円
料金 :4,060円
合計 :13,060円
単身パックを利用するより約2万円も安く送れましたd(‘v`●)
これが私が、一人暮らしの実家からの引っ越しにゆうパックをおすすめする理由なんです♪
こちらで段ボールのサイズと地域ごとの料金が調べられますので、自分の引っ越し予算を目安にどれくらいの段ボールを使うか見積もってみると具体的な引っ越し費用がわかると思います。
荷造りの際の参考にしてみてください。
check! ゆうパックの運賃・料金計算
30kgも荷物詰めない!という方はヤマトもおすすめです。
check!実家からの一人暮らしの引っ越し費用を安く抑えるまとめ
初めての一人暮らしスタートの引っ越しはゆうパックを使った引越しがおすすめ!
ゆうパックは10箱以上送るなら1箱25kg以下に押さえておく
引っ越し単身パックなどを使うならコンテナの積載量ぎりぎりまで使う!
一人暮らしスタート時は何かとお金がいるもの。
浮いた引っ越し費用でその後の一人暮らし生活に必要な日用品や家電の購入費に充てる事ができます。
無駄なお金はなるべくかけずに、必要なものにお金をかけるためにもお得な引っ越しをしたいですね。
荷造りや準備はいろいろと大変ですが頑張ってくださいね!
最後までお読みいただいてありがとうございました!