夏の暑い夜…。
寝苦しい熱帯夜を涼しく寝るために扇風機は欠かせませんよね。
でも、寝る時の扇風機の効果的な使い方っていまいちわからないもの…。
そこで、ここでは…
- 熱帯夜で寝苦しい夏の夜に扇風機だけで涼しく寝る為の扇風機の位置って?
- 夜に暑くて目が覚めるんだけど、快適な睡眠に効果的なタイマーの設定時間は?
- 扇風機の風は足や頭に当てるのと首振り機能で全身に当てるのはどっちがいいの?
- 朝、喉が痛かったり体がだるい事があるけど、置き場所が悪い?
などなど!
熱帯夜に涼しく就寝するための扇風機の使い方のあれこれについてご紹介します。
もくじ
扇風機の寝る時の使い方 涼しく寝るための方法は?
夏の夜の寝苦しさって本当に嫌ですよね…。
暑くて眠れないと、翌日の仕事にも影響しますし、体の疲れが取れずに夏バテの原因にもなってしまいます。
クーラーを付けると今度は身体が冷えすぎて、風邪をひいてしまったり、逆に体がだるくなったり。
なにより…電気代が高い!!。・゚・(ノД`)・゚・。
私は少しでもエアコン代を節約したいので、夜は扇風機を使う事が多いんですけど…
やっぱり暑くてどうも気持ちよく眠れないんです…。
…というか、熱帯夜に眠れないのは、ただ蒸し暑いのが原因なのかな?
そもそも扇風機だけで本当にぐっすり眠れるの?
と気になったのでちょっと調べてみました!
夏に眠れない原因
実は快適な深い睡眠と体温はとっても深い関係がありました。
私たちの身体には・・
- 表面の体温(表面体温)
- 体の中の体温(深部体温)
この2つの体温があります。
この深部体温が約1度ほど下がる事で内臓や脳の活動が弱まり、しっかりと身体が休息できると言われています。
夜熟睡するためのポイントは、この「深部体温を下げる」事なんですね!
深部体温は、手や足などの肌の表面から熱を放出することで下がっていきます。
夜寝る時に手や足がポッポと熱く感じるのはこのためなんですね!
ですが、真夏の室温が高い夜では、熱がうまく放出されず、スムーズに深部体温が下がりません。
熱帯夜に寝苦しさを感じるのは、ただ暑くて不快だからというわけではなく、深部体温が下がらない事によって眠れない…という理由があるんですね。
この深部体温を眠りの序盤で徐々に下げる事が出来れば、深い眠りにつくことができます。
エアコンを使えば手っ取り早く体温を下げる事ができるのですが…
昼間の体温との差が大きすぎたり、急激に温度を下げるとかえってだるさを感じて疲れが溜まってしまう事もあるんですって…。
そこで予想以上に役立つのがなんと扇風機でした!
いろいろと調べてみると、寝苦しい夜に効果的に体温を下げ、安眠をするのに扇風機の効果はかなり大きいとの事でした!
うちわで扇ぐそよ風のような微風でも、体感温度はなんと2度も下がるそう!
私、夜寝る時に扇風機の風量を強めに設定してたんですけど、まぁ音がうるさい…。
涼しいけど、かえって眠れない原因になってたんですけど…
超微風のそよ風で十分涼しさを感じる事が出来るんですね♪
むしろ強風は急激に体温を下げる原因にもなるので、心地よい眠りの導入にはならないようです。
でも、じゃあそのそよ風。
一体どう身体に当てれば快適に涼しく眠れるんでしょうか?
夜の扇風機の向きや位置で涼しく寝られる置き方は?
扇風機は夜は首振りと足だけ風を当てるのはどっちがいいの?
結論から言うと、扇風機だけで効果的に体を涼しく冷やすには…
足を冷やすと体温を効率よく下げられる
との事でした。
発熱量の多い足(すねから足の甲あたり)を冷やす事で、効果的に深部体温を下げる事が出来るんですね。
確かに、夏に足だけが異様に暑くて眠れない事がよくあるので、足に風を当てると涼しくて気持ちいいんですよね。
が!!
一概に足に風を直接当てればいいわけでもないんです。
扇風機の首を固定して足だけに風を当て続けると、冷えすぎてしまう事も。
筋肉が多い男性の場合は大丈夫な事が多いようですが、女性の場合は冷えすぎで朝方寒くて目が覚める人も多いようです。
私も足と首降りの両方を試してみたのですが、一番気持ちよく眠れたベストポジションはこちらでした。
- 身体から1.5~2mほどのところに扇風機を置く
- 首降り機能を使って体の一部が冷えすぎないように注意する
- 風量は一番弱い微風で下半身をメインに風を当てる
これが、効果的に身体を冷やして涼しく眠れる扇風機の置き方と位置だと思います。(´∀`●)
夜に扇風機をつけっぱなしにすると喉痛や頭痛が…風邪をひかない為のポイントは?
扇風機の電気代はエアコンの1/10以下とも言われているので、朝までつけっぱなしの事も多いですよね。
私も、夜と朝の気温差が出てくる秋口までは、扇風機のタイマーなんて使っていませんでした。
でも、扇風機をつけっぱなしにすると体に悪い!…なんて話も耳にしますし、実際はどうなんでしょうか?
夜に扇風機のつけっぱなしは身体に悪い?
熱帯夜にスムーズに寝付くためには深部体温を下げる事が大切だという話でしたよね。
その為に扇風機で身体の熱を下げるのはぐっすり眠るために確かに効果的のようですが…
朝まで扇風機を使うことはかえって体を冷やし過ぎることになるそうです。
体温が下がりすぎると、風邪やだるさなどの疲労感などのほか、胃腸の消化器系などにも影響が。
結果、これが夏バテを引き起こす原因となってしまいます。
エアコンは身体に悪いけど扇風機は大丈夫でしょー!
なんて思ってましたけど、扇風機の風でも十分体が冷えてしまうんですね(;´Д`)
また、扇風機との距離を取って首降りをすると、どうしても体全体に風が当たってしまいますよね。
これが朝まで続くと、寝相が悪いとお腹を冷やしてしまったり、顔に風が当たって喉が乾燥してしまう事も。
やはり、扇風機でもタイマー設定をした方が体調を崩すリスクが少なくなるようです。
夜の扇風機のタイマー設定時間で暑くて起きない為のコツ!
でも、このタイマー設定が短すぎると夜中に暑くて目が覚めてしまいますよね。
いろいろと試したり調べた結果・・・
一番夜起きないタイマー時間は4時間かなと思います(`・ω´・)ノ”!
1時間~2時間だと、ちょうどうとうとする頃や眠りについた頃に扇風機がストップ!
あー!もう!(;´Д`)!!
と言いながら扇風機のスイッチを入れ直さなくちゃいけません…。
また、眠りのサイクルは、眠りが浅いレム睡眠と深い睡眠状態のノンレム睡眠を90分毎に繰り返すと言われていますよね。
眠りについて3時間後に目が覚めやすいレム睡眠の周期が来るのですが
この時に扇風機のタイマーが止まっていると、寝苦しさを感じて目を覚ます事も多かったです。
布団に入ってすぐ寝れる人、なかなか寝れない人。
人によって違いはあるでしょうが、眠りの周期を考えると3時間以上がベストなのかなと感じています(っ´∀`)っ
扇風機 寝る時の使い方で涼しい位置や喉痛にならない向きは?のまとめ
扇風機ってちょっと舐めてましたけど
一人暮らしで節約生活をするようになって
本気で扇風機を効果的に使えば、かなり涼しく眠れるもんなんだなぁとつくづく実感しています(´∀`●)
かさむエアコン代を節電できますし、扇風機だけで夏の夜を乗り切れるなら、それに越したことはありませんもんね♪
また、エアコンを使わずに扇風機だけで寝る時は、窓を開けて扇風機を首振りすれば空気の気流を部屋に作れます。
こうする事で、効果的に熱のこもった蒸し暑い空気の入れ替えができ、さらに体感温度が下がります。
いろんな工夫で暑い夏の熱帯夜を乗り切りたいですね!