秋と言えば秋刀魚!
秋刀魚の塩焼きに大根おろしを乗せて、しょうゆとカボスをキュッと絞る…。
ちょっと濃い目のビールを片手に食べるさんまの塩焼きは、秋の一番の楽しみですよねー♪
いつもは塩焼きされたさんまをスーパーで買ってきてたんですけど
やっぱり焼きたての美味しいさんまが食べたい!!
でも、我が家には魚焼きグリルがありません…。
そこで、フライパンでもおいしくさんまが焼けるのか、いろいろと調べて試してみる事にしました!
2017年の秋、とりあえず新しい焼き方を試したら、リアルタイムに更新していきます。
もくじ
さんまのフライパンでの美味しい焼き方
とりあえず、さんまをフライパンで焼く方法をググってみました!
すると、どうも秋刀魚をフライパンで焼くにはいろんな障壁があるようなんです…。
フライパンに秋刀魚がくっついて皮がはがれる
フライパンの上に網を敷いて焼いても網に皮がくっつく
秋刀魚がフライパンからはみ出す
皮がパリッと焼けない
・・・って、なんですとーーー!!Σ(゚Д`;)!!
秋刀魚の醍醐味って、茶色く焦げたビジュアルから美味しい苦みが漂う見た目と、ちょっと焦げたパリッと焼けた皮じゃないですか!
それが無いさんまの塩焼きなんて秋刀魚じゃない・・・。
どうにか美味しく焼く方法は無い物かと探した末にたどり着いたのが…
美味しく焼くためにはクッキングシートが必要らしい
でした。
でも・・・
クッキングシートかー…。
え?クッキングシートで焼いて焦げ目つく?
いまいち想像できないんだけど…。
と、どうも美味しいさんまのイメージがわかない…。
ま、とりあえずいろいろやってみるかと試してみる事にします。
さんまの塩焼きの下準備をやってみる
とりあえず、秋刀魚を美味しく焼く前の下準備として欠かせないのが「塩をふって水分を出す」事のよう。
- 水分が抜けて身がしまる
- うまみが増す
- 水分と一緒に生臭さもとれる
…と、さんまを美味しく焼く為にはやっておいた方がいい工程の様なのでやってみます。
今回はあらかじめスーパーで頭とワタが取られた下処理済みのさんまを使ってみます。
- キッチンペーパーの上に秋刀魚を乗せ、粗塩を両面に振りかける。
- 10分ほど置いておくとこんな感じで水分が出てきます
- 一度塩と水分をきれいに拭き取り、秋刀魚に包丁で切れ込みを入れる
- もう一度粗塩をふる
塩を振った後にそのまま焼いてみたのですが、変な生臭さが結構残ってしまいました。
一度きれいに拭き取ってからもう一度振った方が美味しかったです!
下準備が終わったらいざフライパンへ!!
ここからは、私が試してみた焼き方と、食べて感じた素直な感想をサクッとレビューさせていただきますね。
さんまをフライパンで クッキングシートがないのでとりあえずそのまま焼いてみた!
美味しく焼くにはクッキングシートが一番!…とは言うものの
「クッキングシートがない時だってあるじゃない!」と、
まずはオーソドックスに道具やアイテムをなにも使わず、シンプルにそのまま焼いてみました。
フライパンでさんまをそのまま焼く方法
- 下準備をしたさんまを十分に熱したフライパンへ乗せる(油は敷かない)
- そのまま片面を7~8分焼く
- ひっくり返してさらに7~8分焼く(フライパンの蓋は使わない)
- 全体にいい感じに焦げ目がつき、切れ目がぱっくりと開いたら焼き上がり!
こんな感じで、本当にさんまをフライパンに乗せただけで焼きます。
思い切って油を使わずに焼いてみました!(笑)
こうしてできた「さんまの塩焼き フライパンでそのまま焼いたver.」がこちらです。
- 水分をしっかりと拭き取り、塩をちょっと多めにまぶすとフライパンにはくっつかない!
- 皮は思ったよりパリッと焼けてる
- 焼き時間がトータル15分程度
- さんまがフライパンから多少はみ出してもどうにか焼ける
驚いた事に、油を使わずそのままフライパンで焼いてもさんまはくっつきませんでした!
ちゃんと水分をふき取る事と、粗塩をちょっと多めに振ったのが、コーティングになったみたいです。
直接フライパンの上で焼くので、焼き魚の醍醐味でもある、皮がぷくっと浮いてパリッと焼ける感じはありませんが、それでも十分…いや、かなり激ウマに焼けました!
さんまの塩焼きをフライパンで 網を使って焼いてみた!
続いては、網を使って焼いてみました。
フライパンに直接乗せるとどうしても秋刀魚とフライパンが接してしまうので、皮の表面がペタッとなりがち。
囲炉裏で焼いた鮎みたいに、遠火でじわじわ焼いていけば、皮の表面がパリッとなるんじゃ!?
・・・と、淡い期待を込めて挑戦です。
今回は100均のダイソーでゲットした、この網を使って焼いてみます。
フライパンでさんまを網を使って焼く方法
- フライパンにサラダ油を塗った網を乗せる
- その上に秋刀魚を乗せて、蓋をして両面を10分ずつ焼く
- フライパンの蓋をとり、もう一度片面を2~3分ずつ焼く
- 切れ目がパックリ開いたら焼き上がり
網が大きすぎてフライパンに入らなかったので、ペンチで端っこをカットして使用です。
フライパンと網の間には1cm程度の隙間が出来ています。
直接フライパンで焼かない分、かなり時間がかかりました…!!
フライパンの蓋を使わずに焼いたときは、両面合わせて50分は焼いたかなぁ…(;´・ω・)
改良を重ねた結果、まずは蓋を使って、蒸し焼きで効率よく全体に熱を通し、最後に皮をパリッとさせるために、蓋を外して焼きを入れると時間が短縮できました。
こうして焼き上がったものがこちら。
- ものすごく時間がかかるが油の滴る音やパチパチ音を楽しみながら焼ける
- 網に薄く油を塗ると皮がくっつかない
- そのまま焼くよりも焦げが少ない
- じわじわ焼くのでフライパンからはみ出した尻尾の部分が焼けない
- 皮はそのまま焼いた物よりしっとりしてる
(尻尾は折って焼きました。)
フライパンの上に手をかざすとかなり熱い!これならじっくり美味しく焼ける!
そのまま焼くより絶対に美味しいと思ったんですけど、以外とそうでもなかったです。(笑)
思ったよりも皮がパリッとしませんでした…。
なにより・・・時間がかかるしフライパンに落ちた油から煙がかなり出ます!
でも、匂いや雰囲気が「秋刀魚を焼いてる感」抜群なので、台所でちびちびビールを飲みながら焼くにはいい焼き方ですね。
さんまのフライパンでの美味しい焼き方 100均のシートを使って焼いてみたら凄かった!!
今回はこんなものを使って焼いてみました。
ダイソーの「フライパン用調理シート」です。
油いらずなのに、くっつきやすい料理に使えてフライパンが汚れない…というもので、クッキングシートのような材質です。
あんまり期待してなかったんですけど…
コレ。想像以上に凄かったです!!
フライパンでさんま クッキングシートっぽいヤツでの焼き方
今回は新鮮そうな秋刀魚がGETで来たので、頭とはらわた付きでそのまま焼いてみます。
- 十分に熱したフライパンの上にシートを乗せる
- 下準備したサンマを乗せて、片面を約7分、トータル14分ほど焼く
- 切れ目がパックリ開いて来たら焼き上がり!
秋刀魚の目が白くなったら、ひっくり返す目安です
こうして焼き上がった物がこちらなんですけど・・・
写真じゃ伝わりにくいかもですが、今までで最高に皮がパリッとカリッと焼けました。
まるで小麦粉をまぶして焼いたかのようなカリッと感です。
それに、とにかく火が通るのが早いんです(=゚Д゚)ノ!
今回は内臓にしっかり火を通したくて、強火で片面7分焼いたので、ちょっとカリカリしすぎちゃいました。
下処理済みのものなら5分ほどでもいいんじゃないかなぁ。
でも、さんまをそのまま焼いた時よりも早く焦げ目がついていくのがちょっと不思議でした!
焼き時間も短いし、フライパンもあまり汚れないのでこれは楽ですね♪
皮がパリッとしたサンマが好きな私としては、このシートを使った焼き方はかなりお気に入りです!
さんまのフライパンの焼き方比較 そのまま 網 いろいろ試した結果…!のまとめ
この秋の間に、一体何匹さんまを食べるのか。(笑)
でも、さんまとビールって正義じゃないですか゚(`・ω´・)ノ”!
絶妙なワタまわりの苦みとパリッと焼けた皮…。
白ご飯に乗せて食べるもよし、ちょっと濃い味のビールをごくっと飲むもよし!
想像しただけでまた食べたくなってきました♪
究極のフライパン秋刀魚を目指し、今後もいろんな焼き方にチャレンジして記事を更新していきます!
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