『よし。今日も一日よく頑張った、寝よう!』
…と思って布団に入った瞬間『…布団冷たっ!!』なんていう経験ありませんか?
冬のあるあるな一コマですが、布団が暖かくなるまで寒さに震えたり、お風呂や暖房でせっかく暖まった体が冷えてしまってなかなか寝付けなかったり。
どうにかならないかなぁ…なんて思いながらも毎日我慢して布団に入っている方も多いんじゃないでしょうか?
布団に入った時くらい「あったか~い」と気持ちよく眠りにつきたいですよね。
今日はそんな「冬の就寝時の寒さ対策」についてご紹介します。
もくじ
寝るとき寒い!!布団を暖める対策としてまずはやっぱり…
布団が寒いのなら、暖房器具で暖めればいいじゃない!
これが一番簡単な答えなのですが…ただでさえかさむ冬の暖房費。
できれば低コストで抑えたいですよね。
電化製品や道具を使わずに、まずはちょっとした工夫でできる寒さ対策をご紹介します。
効果的な重ね着でモコモコ肩こりしない厚着をする
まず最初に思い浮かぶのは寒さ対策の王道「重ね着」ですよね?
私もそうだったんですけど、ほとんどの方がスウェットやフリースを重ね着して寝ていると思うんです。
中には…
タイツやヒートテックの肌着の2枚重ねに毛糸の腹巻。
足元はもこもこの毛糸の靴下!
…なんて完全装備で布団に入る方もいるんじゃないでしょうか?
厚着をして寝るのは確かに一番手っ取り早くて安上がりな寒さ対策ですが…でも。
これだと寝返りがうちにくかったり圧迫感を感じて寝苦しかったり。
寒くはないけれどぐっすり眠れないことがあるんですよね。
そこでまずは、効果的な厚着の仕方で、自分の寝やすい「重ね着スタイル」を見つける事が、冬の安眠のポイントです♪
冬の重ね着のコツと温かい肩こりしないヒートテックの効果的な着方!
重ね着って、ただモコモコと重ね着するよりも、ポイントを押さえた厚着の方が効果的に体を温める事ができるんです♪冬の重ね着のポイントやヒートテックなどのインナーの着方のコツをご紹介しています♪
寝る時のパジャマや寝巻の格好をちょっと意識するだけで、断然暖かく眠る事ができます♪
寝る時に寒い…布団を暖める前にまずは毛布の順番を見直してみる!
続いては、寝具編です。
誰もが当たり前だと思っている「毛布と布団の順番」。
私もつい最近まで知らなかったんですけど…
毛布と布団の順番で、布団の暖かさって全然違うんです!
羽毛布団の上に毛布をかける
これは、羽毛布団の場合の「布団と毛布の上下の順番」なんですけど…
もっとも「あったか効果」が低いのは、体の上に直接毛布をかけてしまうこと。
暖かい状態をつくるには、「羽毛布団を直接体に触れさせる」ことが不可欠なのです。
羽毛は体温を感知して膨らみ、保温性を高める性質があります。羽毛布団と体の間に毛布があると、この効果を遮断してしまいます。
秋口の肌寒さを軽減したいなら、体の上には羽毛布団、その上に毛布、という順番を鉄則としましょう。”
出典:ねむりラボ引用元: 参照記事のタイトル
…とのこと。
そうなんです!
私の周りの友人や知人もそうなのですが、毛布の上に掛け布団をかけて寝ている人って多いんですよね。
でも、掛け布団が羽毛布団の場合は、布団の上に毛布をかけなければ、せっかくの保温効果が機能しないそうなんです!
母に教えたところ「本当!全然違った!」と驚いていました。
羽毛布団を使っていて、毛布を布団の下にかけている人は、まずは布団の上にかけることから始めてみてください。
寒い布団が暖まるまでの時間が短縮されるのが実感できますよ。
羽毛布団以外の布団の場合は?
さて、羽毛布団はその性質上直接肌に触れた方が保温効果が高まるということですが、これが羽毛ではない普通の布団の場合だとどうなのでしょうか?
気になって友人数名にも協力してもらい検証してみたのですが、結果として・・・
- 毛布が下の方が暖かい :10名
- 毛布が上の方が暖かい :0名
- 毛布が下の方が暖かい :3名
- 毛布が上の方が暖かい :7名
という結果になりました。
感じ方は個人差によるところが大きいかと思いますが、総合的に…
布団に入ってすぐは毛布が下の方が暖かいが、時間が経過するにつれて、毛布が下の方が早く温まる
・・・と、「毛布を上にした方が暖かい」という答えが多かったんです。
傾向として、寝ている間に毛布を蹴とばして足元に丸めてしまうような寝相の悪い人は、毛布を布団の上にかけることで安定感がでて、朝方寒さに目を覚ますことが減ったようで。
熱が外に逃げない感じがするという意見も多く見られました。
ただ、布団に入ってすぐは、毛布を中に入れた方が、ふわふわした毛布が直接肌にあたるので暖かいようです。
自分の寝相や使っている毛布によって毛布の順番を変えた方が効果があるんですね。
布団が寒い時の対策で効果のあるもの ~暖房器具以外~
…と、厚着と布団の順番を変える事で、暖房グッズに頼らなくてもある程度は寒さ対策ができます。
でも、もう少し暖かくしたい!
そんな時におすすめなのがこちらです。
布団乾燥機は冬の布団の寒さを吹き飛ばす便利アイテム
冬の布団が布団が冷たいのは、布団の中の綿などが湿気を含んでしまっているから。
この湿気を取り除いた状態と残っている状態では、肌に触れた時の布団の冷たさが全然違いますし、電気毛布や湯たんぽなどを使った場合も、その効果は変わってきます。
布団から湿気がなくなれば、電気毛布などを使わなくてもかなりあったか!
布団だけでなくお部屋全体の温度も上がりますのでエアコン代の節約にもなります。
ドライヤーは地味だけど意外と使える!
布団乾燥機が家になくてもドライヤーならあるという人は多いですよね♪
ドライヤーの温風で布団の中を暖めるだけでも、布団に入った瞬間の寒さは断然違います。
私も以前はずっとドライヤーを使って布団を暖めてたんです(‘∀`)♪
温める時は、布団の中にドライヤーを突っ込むと加熱の危険性があるとのことで、背面の空気の取り込み口を布団の外に出して使用してました。
髪を乾かすついでに温められるので、特に1Rなどで一人暮らしの方にはおすすめです♪
寝るとき寒い…冬に布団を暖める暖房器具を買う前に試してほしい方法!のまとめ
いろいろと、お金をかけずに出来る「冬の布団の寒さ対策」をご紹介しました。
暖房器具を使うのは確かに便利ですし、一度使うと手放せなくなります。
でも、寒さ次第では、今の就寝スタイルをちょっと変えるだけでも十分暖かく出来るんです。
まずは、これを試してみて、それでもやっぱり寒いなら、電気毛布や湯たんぽなどの暖房器具を購入する。
これが、無駄な買い物をせずに、あたたかく冬を越せるコツかなぁと思います。
寝るときの寒さ対策!冬の布団を暖めるには電気毛布と湯たんぽどっちがおすすめ?
湯たんぽや電気毛布の購入を検討されている場合は、こちらの記事も参考にしていただけるかもです。どちらも使ってみて感じた「こんな人にはこれがおすすめ」なポイントをご紹介しています。