春先から秋にかけて、お風呂場やトイレになぜか現れるカマドウマ…。
別名「便所コオロギ」とも言われるカマドウマですが…
コオロギのような太い足とぴょんぴょん飛びながらトイレや浴室に現れる姿は鳥肌ものです。
特にお風呂場で対峙した時なんて、もう絶望です。
我が家も初夏になるとカマドウマがお風呂場に現れるんですけど…
あんなに大きなサイズのカマドウマは一体どこから入ってくるのかと!
なにか対策方法はないのかと調べてみたので、備忘録がてらまとめてみました。
もくじ
カマドウマはお風呂場やトイレ、部屋の中にどこから入ってくるのか。
もう謎過ぎます。
ナメクジやカメムシならまだわかりますが、なかなか大きいカマドウマが一体どこから入ってくるのか…。
調べてみたところ、カマドウマは湿気やジメジメした場所を好む生き物だとか。
- 暗くて狭い、湿度が高い場所が好き
- 床下や水回りなど湿気が溜まる場所に現れやすい
- 雑食で小さい昆虫や樹液、落ち葉などを食べる
このような特徴の生き物なので、洗面所やお風呂場に発生しやすいんですね。
また、カマドウマは「ちょっとした隙間」からでも家の中に入り込んでくる、まさにゲリラ部隊のような存在です。
なので・・・
こんな場所からも侵入してきます!
以前我が家で「嘘でしょ!」と鳥肌が立つくらいびっくりしたのが、洗面台の排水溝の「穴」でした。
水をため過ぎた時に洗面台から溢れないように水が流れる穴。
あそこからちらちらと触角がのぞいていたんです!
速攻でガムテープでふさぎましたが、こんな「え?!」と思うような思いもよらない穴からも侵入してくるんですね。
他にも…
- 換気扇の羽のちょっとした隙間
- 浴室の排水溝
- 網戸のちょっとした破れの隙間
- 壁のひび割れ
こんな隙間からひょっこり入ってくることも。
特に「外や床下と繋がっている配管・ホース」の隙間は要注意!
よく、脱衣所の独立洗面台の下にシンクの下のホースなんかは、ちょっと隙間が空いているんです。
小さなカマドウマがここから侵入してくる…なんて事もあるんですね。
カマドウマは夜行性なので・・・
こんな隙間以外にも、堂々と玄関から入ってくることもあります。
ぴょんと人間と一緒にこっそり玄関に入り込んで、玄関の隅や靴箱の隅でこっそり息をひそめている…。
カマドウマは夜行性なので、夜になってから活動を開始し、水気の多いお風呂場などにぴょんぴょん移動する…なんて場合もあるそうです。
カマドウマ対策!駆除や見かけないための効果的な方法は?
そんな「どこからともなくやってくるカマドウマ」。
直接的な害はないとはいえ、やっぱり家の中にいると精神衛生上よろしくありませんよね。
そこで、家の中に侵入させない対策として、まずできる事がこちらです。
カマドウマ対策としてとりあえずできる事
- 排水溝の蓋にネットをする
- お風呂や洗面台を使わない時は栓をする
- 外や床下と繋がっている排水溝・ホースの隙間を埋める
- 網戸の破れや換気扇の隙間にネットをする
- 水回りは乾燥させて清潔に!餌になるような物を残さない
- 家の周りの排水溝を掃除する、落ち葉などを片付ける
とにかく「外界と繋がっている隙間」を埋める事がポイントです!
先ほどご紹介したような、洗面台の穴からも侵入してくるので、カマドウマの発生が多い春から秋にかけてだけでも、穴をふさぐ…という対策は効果的です。
屋内の場合は、こんなふうに「隙間補修用のテープ」で補修するだけでもずいぶん違いますし、外側の穴をふさぐのにはパテなども使いやすいです。
我が家は洗濯機の排水ホースの部分が劣化していました。
こんな排水ホースの隙間は見逃しがちなので、チェックしてみると思わぬ隙間が空いているかもしれません!
また、お風呂場や台所、トイレなどの水回りはいつも乾燥させることもポイント。
カマドウマは湿気が大好きなので、風通しを良くして湿度を下げるのも大切なんですね。
特にキッチンはカマドウマの餌になる「生ごみ」などがあるので要注意!
キッチンハイターなどの漂白剤を使ったり、排水溝用のぬめり取りなどで、ぬめりをつけないのも大事なんだとか。
また、家の周りにカマドウマにとって居心地の良い環境があれば、それも改善する必要があります。
落ち葉をずっと庭に放置しておいたりするとカマドウマにとって絶好の隠れ家になるようです。
風呂側の壁の外の生垣が生い茂って日当たりが悪くてジメジメする…なんて環境もよろしくないそう。
我が家がまさにこれだったので、思い切って植木をすっきりカットして日当たりと風通しをよくしました。
カマドウマの忌避剤ってあるの?家の周りに撒いておきたい駆除剤!
それでもカマドウマが減らない場合は、駆除剤や忌避剤を使った対策方法も。
ネットでは「バポナ」という殺虫プレートが効果的と言う声もチラホラ見かけますよね。
効くなら試してみたいところですが…
バポナの殺虫プレートは「吊るしておくだけ」でハエや蚊、ゴキブリなどを駆除する製品。
その為、第1類医薬品に指定されているので、購入時に薬剤師さんから説明を受ける必要があるんです。
また、「人や動物が長時間居留する場所」「飲食する場所」「飲食物が露出しておいてある場所」での使用は不可とされているので、人体への影響なども気になるところ…。
家の外の「床下の通気口」などに設置する分にはいいのかもですが、ペットや赤ちゃんがお家にいる場合はちょっと避けたいですよね。
なので、個人的にはバポナよりもこちらの方が安心かなぁという気がします。
こちらは「カメムシ・カマドウマ対策」に特化した専用の忌避剤です。
15種類の天然成分で、カマドウマやカメムシを追い出し、侵入させず、ふ化させないという優れもの。
カマドウマが好む湿気の多いトイレやお風呂場、侵入経路となる玄関口に置くだけで、害虫を家から追い出して侵入を防いでくれるんです。
成分が「害虫に強い抵抗力がある植物エキス」で…
こんな植物成分が使われています。
殺虫成分はありませんが、とりあえず目にしなければいいので、家の中に入れないだけでも助かりますね!
それでも家の中でカマドウマを見つけた時の対処法
それでもすき間をぬって侵入してくるカマドウマがいたら、もう最終手段!
1対1で戦うしかないですよね!!
掃除機で吸い込んだり、殺虫剤を使ったり…といろいろな退治方法がありますが、どれも「後処理」を考えると微妙なところ…。
個人的には「虫取り網」と「ごきぶりホイホイ」が効果的だと思ってます!
玄関に小さな虫取り網を置いて置き、カマドウマを見かけたら、パッと捕まえてそのまま庭にポイ!だと、いろんな意味で手を汚さなくてすみます。
また、ゴキブリホイホイを脱衣所や玄関に仕掛けておくと、こっそり入り込んできたカマドウマが引っかかっていることがあります。
カマドウマは風呂場にどこからなぜ入ってくる?対策や駆除の方法は?のまとめ
カマドウマがどこからお風呂場や部屋の中に入ってくるのか、その対策も併せてご紹介しました。
カマドウマって、私たちの想定外の場所から侵入してくるんですよね‥。
洗面台の排水の穴は、本気でびっくりしました…。
ユニットバスなど、お風呂の浴槽にも同じような穴がある時には、ご注意くださいね!
とにかく「そんなとこからーー!?」と思うようなところから侵入してくるので、とにかく「穴と隙間を塞ぐ」のがポイントです。
また、家の周りの環境を変えるだけでも、カマドウマの出現率って結構減ります!
落ち葉の掃除をしたり、草取りをしたり。
日当たりと風通しを良くして、家の外と中の対策でカマドウマの侵入防止に頑張りましょうー!