「ヤバい…。食べ過ぎた…!」
お正月が終わって体重計に乗った時の衝撃ってすさまじいものがありますよね(;´・ω・)
気を付けてはいたつもりでも、クリスマスに年末の忘年会。
お正月は実家でごろごろと正月特番を見ながらおせちをつまんでお餅を食べる…
これじゃヤバいな…ちょっと散歩にでも行って体動かそうかなぁなんて思っても、こたつとミカンの魔力に屈し、気が付けば今日も一日家から出てない・・なんて。(笑)
いや、っていうか、これ私たち悪くないですよね。
ここまでぐうたらする環境が整えられてたら、太りたくなくても太っちゃいますってば。
でも大丈夫!
短期間で増えた体重は原因に合わせたダイエットをする事で、早くリセットすることが出来るんです。
今回は正月太りになる原因となぜ簡単に戻らないのか?おすすめの正月太り解消方法をご紹介します。
もくじ
正月太りをリセットしたい人は太る原因を知ることが大切です!
お正月太りって、漠然と「年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎが原因なんだろうなぁ」って思ってませんか?
宴会が続いたり、お正月のごちそうや、ごろごろとした生活に心当たりがあるから自然とそう思ってしまいますけど…
実はお正月太りって一言で「食べ過ぎ!」とは言えない奥の深いものなんです。
正月太りで増える体重は一般的に2kg~3kgが平均。
普段以上に食べたり飲んだりしているのは確かですが、基礎代謝以上の摂取カロリーを取ったからと言って、1週間やそこらで3kgがお肉として体に蓄えられてしまうものなんでしょうか?
答えは……NO!!!!です。
正月太りの原因はただの食べ過ぎではなく…
1週間で3kg増というのは、よくある現実的な話ですよね。
私も30歳を過ぎてから、1晩の飲み会で2kg増なんてのもザラになってきましたもん。笑
でも、この3kgの体重は全部が脂肪として体に蓄えられたわけじゃありません。
水分として体の中に蓄えられ、それがむくみという形で体形に現れているんです。
私は以前、自衛官として陸上自衛隊で働いてたんですけど、自衛隊では健康管理にすごく気を使っていて、毎月1回自分の身体の状態を知るための健康チェックがあるんです。
身長・体重はもちろん、体脂肪量・体脂肪率・筋肉量・体水分量・内臓脂肪量なんて、女子にはなんとも残酷な数値をまざまざと見せつけられる、私にとっては嫌な行事だったんですけど…。
びくびくしながら迎えた正月明けの健康チェックでは、2kg太っていたにも関わらず、びっくりすることに体脂肪量や体脂肪率はほとんど変わってなかったんですね。
その代わり、異様に増えていたのが体水分量。
そうか!これは脂肪じゃない!水分だったんだ――(゚∀゚)――!!
と小躍りしたのを覚えてます。
でも、水分だったら尿や汗として体の外に出てもいいのに、なんで体の中に留まってるんでしょう?
正月太りを解消したい!むくみが起こるのはなぜ?
不思議になって、筋トレ好きの同僚に聞いたところ…
人間の身体の6割は水でできていて、一日に必要な量は大人で約1~2リットル。
尿や汗として出ていく水分はそこからあぶれた余分な水分なんだよ。
でも、いろんな原因でいらない水分が体の外に排出されない状態が起こると、それが「むくみ」として体の中に残ったままになるんだよね。
と教えてくれました。
なるほど!!
確かに血液も体液も水分。私たちの身体にはたくさんの水分が蓄えられていますもんね。
…ということは?
その「いろんな原因」とやらを取り除くことで、体の水分バランスが整ってむくみが解消され、水分が排出されて体重が減る。
…結果むくむくとした見た目もスッキリするということなんです。
さらに…
お前肉好きじゃん?
いつも肉ばっか食べてるから「太る」って思ってるかもしれないけど、肉って約6割が水分なんだよ。
肉をたくさん食べたからって脂肪がつきやすくなるってわけじゃないんだよね。
半分以上が水なんだから。
…っていうか、普段食べてるもののほとんどがそんな感じなんだぜ。
だから、短期間で体重が増えた場合はまずは水分が体内に残ってる事を意識して筋トレした方がいいんだよね。
と。
なぜか筋トレに話が移行しちゃったんですけど、これ、ダイエットについても同じことなんですよね。
体重を落とそうと食事量を減らしたり、無理に運動をしても、むくみの原因を解消しないことには効果的なダイエットにはならないんです。
POINT! 正月太りは、まずむくみを解消することから始める!
これが短期間で体重をリセットするために大切なポイントなんですね!
正月太りを解消するダイエット法のおすすめ
むくみを解消するためにはまず、なぜむくみが起こるのかを知ることが必要です。
正月に私たちをむくませた原因を突き詰め、ピンポイントで対策をする事で効果的なダイエットをすることができます。
正月にむくみが起きやすい原因
むくみが起こる原因はいろいろありますが、正月のライフスタイルから考えて導き出される大きな原因はこちらです。
- 運動不足による血行不良が起こすむくみ
- 塩分の過剰摂取によるむくみ
運動不足はなんとなくわかりますけど…塩分の過剰摂取って…どういうことなんでしょ?
実は、むくみと塩分はとても密接な関係があるんです。
しょっぱいものを食べると喉が渇きますよね。
私たちの身体は体内の塩分濃度を一定に保つように出来ているんですけど、塩辛いものを食べたことで上がった塩分濃度を薄めようと、水分を血管に蓄える作用が働きます。
つまり、しょっぱいものを摂りすぎるのもむくみの原因の一つということなんですけど…。
お正月にはこの「塩分」を知らない間にいつも以上にとっちゃってるんです。
代表的なのがおせち料理。
もともと保存食としての料理ですから沢山の塩分が含まれています。
お酒を飲むときのおつまみも、普通の食事に比べると塩分の多い料理が多いので、意識してなくても沢山摂っちゃってるんですね。塩。
正月太りのむくみにおすすめの解消法
- 運動不足
- 塩分の過剰摂取
正月太りのむくみの大きな原因がこちらのふたつですから、ここにポイントを絞った対策を取ることが、効果的なダイエット方法ということになります。
BUT!!!
正月太りの大きな要因がむくみとはいえ、確かにカロリーを沢山摂ってしまったことも忘れちゃいけません!
増えた体重のすべてが水分じゃないんですよね…。
やっぱり少しはお肉としても体に蓄えられてるんです。
そこでここでは、むくみ解消にポイントを当てつつ、ついたお肉も落とせるようなダイエット効果もある方法をご紹介します。
ストレッチ
一番簡単で効果のあるむくみ解消法がストレッチ。
中でも正月太りで一番むくみやすいのはお腹なので、お腹にポイントをあてたストレッチをする事でポッコリお腹をすっきりすることができます。
- 足を肩幅に開き、両手を耳の横を沿うように頭の上にまっすぐ伸ばし、両方の手の平をクロスさせて組み合わせます。
- そのまま天井から吊り上げられるイメージで背伸びをしてください
- 5秒ほど伸びをしたら、一度手を下におろして完全に脱力してください
- これを2回繰り返します
- 次に、同じ姿勢で頭の上に手を伸ばし、ゆっくりと腰を左右にそれぞれ2回ずつ、ぐるぐると回転させます。
この時、腹筋が伸びているのを感じられると思います。
この時、頭の上の手も一緒にぐるぐると回転させがちですが、手と頭は固定したまま、腰とお腹だけを回すイメージです。
お腹が伸びて筋肉が動かされているのがわかるように意識することがポイントです。
これを1日3回、朝昼晩と繰り返すことで、お腹が段々すっきりしてきます!
ストレッチのポイントは…
痛みを感じない程度に無理なくやる
伸びた後は必ず全力で脱力する
この2つです。
痛た気持ちいいくらいで押さえ、少しでも強い痛みを感じたらやめるようにしてくださいね。
あわせてウォーキングをするとさらに効果的に体重を落とすことができます。
塩分を排出する食事を摂る
塩分を排出する効果があるのがカリウム。
利尿作用があると同時に摂りすぎた塩分を排出もしてくれるむくみにはぴったりの成分なんです。
カリウムを多く含み、低カロリーの食事を摂ることで、むくみ解消と同時にダイエット効果も期待できます。
また、カリウムは筋肉をきちんと使うために必要な栄養素でもあります。
カリウムをしっかりと摂ることで筋肉が効果的に使われて、結果消費カロリーも増えてダイエットに繋がるんですね。
カリウムを多く含む食品は・・・
納豆・きのこ・海藻・ほうれんそう・白菜といったものです。
- 毎朝納豆を食べる
- サラダは海藻サラダ
- ランチの小鉢はほうれんそうの御浸し
- お鍋は白菜ときのこを入れて…
といったように、メニューの中にカリウムを多く含む食品を取り入れることを意識してみてください。
果物もカリウムを多く含んでいるのですが、同時に糖も多いのでダイエットとしては摂りすぎが気になるところなので、ここではあえて省かせてもらいました。
食事量を減らすダイエットは身体にも影響が大きく、栄養バランスを崩してかえって悪影響を与えることもあります。
むくみが原因の場合のダイエットは、むくみ解消に重点を置き、むくみやすい体質を改善することがポイントなので、食べないダイエットとはちょっと意識を変えることが大切なんですね。
POINT! むくみやすい体質の原因は?お酒でなぜむくむのかや解消する食べ物を紹介!
正月太りの原因を知って体重をリセットしよう 解消する為のダイエット法はこれ!のまとめ
正月太りの原因と効果的に体重をリセットするための方法についてご紹介しました。
- 正月太りはむくみが原因のことが多い
- ダイエットの前にまずはむくみ解消
- むくみ解消は適度なストレッチを塩分を排出するカリウムを意識して摂る
ヤバい!太った!!
…と焦らずに、まずはむくみ解消に重点を置いた対策をしてみてくださいね。