「トイレに行きたい!!Σ(;´ω`;)」
さっきおトイレに行ったばかりなのに、なんで冬ってこうトイレが近いんでしょう!!
あまりの自分の頻尿っぷりにしびれを切らして、なぜ寒いとトイレが近くなるのか?寒さ以外にもなにか原因があるのか気になって調べてみました。
- 寒いとトイレが近くなるのは寒さのせい?それとも私のせい?
- 冬にトイレが近くならないためにできる事って何かあるの?
今回は、そんな「冬の頻尿」についてのお話です。
もくじ
寒いとトイレが近くなるのはなぜ?
「寒いとトイレが近くなるよね」
冬には当たり前のように言われる言葉ですが、私、今リアルタイムでつくづく…つくづくそれを実感してます!
外回りの仕事で、1日7時間は外に出っぱなしなんですけど…
仕事中にトイレに行きたくて行きたくて仕方がないΣ(=ω= ;)!!
仕事先がコンビニが近くに無い住宅街の時なんてもう地獄ですよね。
必死で尿意をこらえながら、ひきつった笑顔でお客様と会話して。
初めてお邪魔したお宅で「トイレ貸して頂けないでしょうか!?」
なんて言う鉄のハートは持ち合わせていないので、なんとかコンビニや公園のトイレを見つけるまでは我慢してるんですけど…。
なぜこんなにもトイレが近いのかと。
「寒いとトイレが近くなるよね」
その原因はいったい何なんだ!なにか私が悪いことでもしてるのか
ヽ(;´Д`)ノ!!!!!
と、このままじゃ心も体もいろいろ悪影響がありそうなので調べてみました。
おしっこってなに?
そもそも尿っていったいなんなんでしょ?
体の中のいらない水分、余った水が尿として排出されるというざっくりとした認識ですが…
実は尿はもとは血液。
血液として体中をめぐった水分は、あちこちで体にとって必要のない老廃物を吸収して腎臓へと戻されます。
腎臓に集まった血液は老廃物を取り除かれた後、その多くがまた血液として体中に送られますが、この時に老廃物を含んだ「ごみの水」。
これが膀胱へ送られ、尿として排出されます。おしっこは体の中の老廃物を排出するために重要なものなんですね。
冬の寒い時にトイレが近くなる原因
尿が出来るメカニズムはわかりましたが、問題は寒さと頻尿の関係です。
いろいろ調べていくうちに、寒いとトイレが近くなる大きな原因がわかりました!
寒さで抗利尿ホルモンの分泌が抑制され腎臓で尿が沢山作られる
私たちの身体は、温度が高くなると活発に活動するようになっています。
すると、「抗利尿ホルモン」というおしっこを出さないように制御するホルモンが多く分泌され、腎臓で作られる尿の量が少なくなります。
反対に、気温の低い寒い時は体温も下がるので、体の活動も穏やかになります。
体の活動が穏やかになると、体温が高い時抗利尿ホルモンの分泌も抑えられ、腎臓の尿を作る機能のリミッターが解除されて尿が沢山作られる状態になるんです。
また、夏場の暑い時期には、私たちの体の中では水分を汗として排出し、体温を下げようとする働きが起こりますよね。
冬には汗をかく必要がないので、体の水分バランスを保つためには尿という形で体外に排出する必要があります。
おしっこが沢山作られる上に、排出手段が尿という形でしかない。
…。
冬にトイレが近い理由。わかった気がします。(;´Д⊂)
寒さによる膀胱の収縮
また、尿を溜めておく膀胱の容量も関係があります。
膀胱の最大容量は、成人で平均して400ml~500ml程度であるが、人によって、約250 – 600ml程度と、個人差が大きい。
膀胱総容積の4/5程度蓄積されると大脳に信号が送られ、尿意を感じる
ウィキペディア
膀胱の大きさは男女にも違いがあり、男性の方が女性よりも大きいんです。
女性は男性よりもトイレが近い傾向にありますが、ちゃんと理由があったんですね。
個人差はありますが、膀胱に200mlの尿が溜まると尿意を感じ「トイレに行きたい!」という欲求が起こるそう。
200mlって…予想以上の少なさにびっくりです!Σ(-∀-;)!
また、膀胱に4/5ほど尿が溜まると尿意をもよおすのですが、この膀胱って意外と繊細。
寒さを感じると「ぎゅっ!」っと縮んでしまうんです。
膀胱が収縮することによって、本来は4/5も溜まっていない尿が膀胱の4/5まで溜まっているように感じてしまい、「トイレ!!」と尿意をもよおす事に。
- 抗利尿ホルモンの分泌が少ない
- 腎臓で作られる尿の量が多い
- 膀胱が収縮する
これが「寒いとトイレが近くなる」原因だったんです!
寒い冬にトイレが近い時の対策
冬にトイレが近くなってしまうのは仕方のないことなのかもしれません。
…でも!!
それでもどうにかしてトイレの回数を減らしたい!!ヽ(´□`。)ノ・゚
なにか出来る対策はないのでしょうか?
利尿作用のある飲み物を控える
尿は体の中の老廃物を体外に排出するために必要なもの。
尿を出さないと、体内にごみが溜まってしまいます。
トイレに行きたくないからと、水分を取らないことは身体にとって良くありません。
でも、利尿作用のある飲み物を控えることでトイレの回数を減らす効果が期待できます。
利尿作用の高い飲み物は…
玉露やコーヒー、紅茶などのカフェインを多く含む飲み物
なんと、冬の寒い日の「あったか~い」飲み物の代表ともいえる飲み物がトイレの回数を増やす一因なんです!
特に驚きなのが玉露のカフェイン含有率。
カフェイン代表と言えばコーヒーですが、実はそれ以上に玉露はカフェインを含んでいます。
「濃い」が人気のペットボトルの緑茶には玉露が多めに使われているものがありますが、カフェインが多いので冬場の頻尿に悩んでいる場合は控えておきましょう。
カフェインの入っていないおすすめの暖かい飲み物はこちらです。
- ホット柚子
- ホットレモン
- ホットカルピス
- ほうじ茶
- 十六茶
- 爽健美茶
どうしてもコーヒーが飲みたい!
そんな場合はカフェインレスやデカフェを選びましょう。
スタバ、ドトール、タリーズ、ミスドなどカフェインレスコーヒーを扱っているお店も多いので嬉しいですね♪
でも、毎回カフェだと高い!
できればコンビニや自販機で安く買いたいですけど、カフェインレスコーヒーってほとんどないんですよね・・。(;´Д⊂)
私はトイレの回数は減らしたいんですけど、コーヒーだけはやめられないので、保温のできるマグやタンブラーに家でカフェインレスコーヒーを入れて仕事に持って行っています。
オシャレなマグを使うと、なんだかテンションもあがるので冬の外回りもちょっとやる気がでてきますよ♪
ホッカイロを腰に貼って全身を温める
冬の寒さをしのぐために、厚着やホッカイロでの寒さ対策をやっている人も多いと思います。
実はこの体をぽかぽか暖めるという行為。
寒くて膀胱が収縮するのを防ぐ効果も期待できるんです。
一番効果があるホッカイロポイントは仙骨。
お尻の割れ目のちょうど上のあたりですね。
ここは体中を巡る主要な血管の通り道で体の中心。
ここを温めることで効率よく全身が温まります。
カイロをあちこち貼るより、重要なポイントを温めることが身体にも財布にも優しいですよ♪
寒いとトイレが近くなるのはなぜ?のまとめ
寒いとトイレが近くなるのは残念ですが仕方のない事でした…。残念(;´Д⊂)
でも、少しでも回数を減らすためにできる事が…
利尿作用のある飲み物を避ける
効果的に体を温めて膀胱を冷やさない
寒いからトイレが近くなる⇒じゃあ体を温めよう!とホットコーヒーや紅茶を飲む⇒利尿作用でトイレが近くなる
良かれと思ってやっていたことが、実は逆にトイレを近くする原因になっていることもあります。
きちんと原因を知ることで、効果的な対策ができるんですね。
特に飲み物のチョイスと仙骨のホッカイロは、ほんのちょっとの意識ですけど効果がかなり違うなと感じてます。ぜひ一度お試しください♪
最後までお読みいただいてありがとうございました!