カーネーション 切り花 長持ち

母の日の贈り物やプレゼントでもらったカーネーション。

気持ちのこもったお花はきれいなまま、出来るだけ長持ちさせたいですよね。

 
でも、毎日水を変えているのにどうしてもすぐに枯れてしまう…

水の変え方や量が悪いのかな…?なんて思ったことはありませんか?

 
そこでここでは…

 

  • カーネーションの切り花を長持ちさせる方法
  • 切花を長持ちさせるための茎の切り方
  • カーネーションの切花の水の量や替え方
 

などなど、カーネーションを長く楽しむためのあれこれについてまとめてみました!

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カーネーションの切り花を長持ちさせる方法は?なぜすぐ枯れるの?

カーネーションは日持ちのいいお花。

切り花の寿命も他の花に比べると比較的長いそうなんです。

まずは、カーネーションの切り花の寿命がどれくらいなのかをみてみましょう。

カーネーションの切り花の寿命

カーネーションの種類や育ってきた環境によっても差はありますが、平均的にこのようになっています。
 

  • 春 :10日~20日
  • 夏 :5日~7日
  • 秋 :15日~20日
  • 冬 :20日以上

カーネーションに限らず、切り花は温度によって日持ちが変わってきます。

気温が高い夏場は短く、冬は長く持つのですが…それにしても、こんなに違うんですね!

 
また、カーネーションを手にする機会が多い母の日の5月だと、日持ちは平均して7日~10日ほどなんだそう。

 

女性 疑問

でも、一週間もたたないうちに枯れてしまう事もよくあるけど…。

そうなんですよね。
 

実は「カーネーションの切花が手元に届くまでにどんな管理をされていたのか?」によっても、日持ちは変わってくるんだとか。
 

手に入れる前のカーネーションの状態が関係してるんじゃどうしようもない気もしちゃいますけど…(‘・_・`)

 
…でも!

カーネーションが届いてからのお手入れ次第で、きれいなカーネーションを長く楽しむ事ができるんです!

カーネーションの切り花を長持ちさせる為に必要な事

カーネーションをきれいな状態で長持ちさせるポイントは大きく次の3つ。

 

カーネーションが水をきちんと吸えるようにしてあげる

花瓶の水をきれいに保つ

できるだけ低温のクーラーの風や直射日光が当たらない場所で保管する

 

この3つのポイントに気を付けて手入れをすると、きれいなカーネーションを長く楽しむことができます。

 

カーネーションが水をきちんと吸えるようにする

切花のカーネーションを活けていると、花がすぐに萎れたり、花の頭がだらんと曲がって元気がなくなってくることがありますよね。

 
これは、茎の切り方や、花瓶内に増殖したバクテリアによって茎の中の水の通り道が詰まってしまうため。

 
きちんとカーネーションの茎が水を吸えるようにしてあげる事が大切なんですね。

花瓶の水をきれいに保つ

また、水が汚いと、水の通り道を塞いでしまうバクテリアが増えてしまいます。

 
水が汚れていると水に浸かっている茎の部分も傷んでしまいますし、水を綺麗な状態に保つことがカーネーションを長持ちさせるためには欠かせません。

できるだけ低温のクーラーの風や直射日光が当たらない場所で保管する

温度の高い所ではバクテリアが繁殖しやすく、花瓶の水が腐りやすくなります。

それだけじゃなく、花の呼吸も早くなってカーネーションの足も早くなってしまうんだそうです。
 

お花は暖かい場所の方がきれいに咲くイメージがあるので、日当りのいい場所がいいのかなと思っていましたが、できるだけ低温の場所がきれいなお花を長く楽しめるんですね。
 

でも、だからといってクーラーの効いた部屋に置くのも注意が必要なんだとか!

クーラーの風はカーネーションを乾燥させて水分を奪ってしまうので、置き場所も考えないといけないんですって…。

 

…なんだか、いろいろ考えるとどこに置けばいいのか悩んでしまいますが、お花屋さんに聞いてみたところ…

 

女性店員

ほとんどの切花は鉢植えのように日光を必要としないんです。

玄関やトイレなど、ちょっと薄暗くてひんやりする場所の方が長持ちしますよ。

とのことでした!

 
意外と切花って気を使わなくって大丈夫なんですね!

昔から母がいつもトイレにお花を活けてたのもそういう事だったのか!と納得しました゚(´∀`●)!

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カーネーションの切り花を長持ちさせる水の量や替え方は?

では、具体的にこの3つのポイントを意識した「カーネーションを長持ちさせるお手入れ方法」を手順をおってご紹介しますね。

カーネーションの花束を生ける前に水切りをする

カーネーションを花瓶に生ける時に大切なのが水切りというもの。

 
カーネーションがきちんと水を吸い上げる為には、茎の断面がきれいに整えられていることが必要なんだそう。

 
水切りとは、その字の通り「水の中で切る」事なのですが…

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このように、綺麗な水の中で茎を斜めに切ってあげることで、水の通り道に空気が入る事を防いで、水が吸収しやすくなるんだそうです。

 
また、この時は…

切れ味のいいはさみで斜めにスパッと切る

 
と、水の通り道をつぶしてしまわないようにきれいに茎を切る事がポイント!

 
断面を斜めにすることで水を吸収しやすくなりますし、カットするときは真横ではなく斜めに切った方が効果的にお水を吸い上げられるんですね。

水に浸かる部分の葉を取り除き、半分~6割ほど水を入れた花瓶にさす

また、葉が水に浸かったまま飾ると、水が腐り易くなって花が長持ちしないとのこと。

茎の部分の葉っぱを取り除いて活ける事で水が汚れるのを防ぐことができます。

 
この時は…

女性店員

カーネーションは茎の節のところが折れやすいので、葉を取る時は優しく扱ってあげてください。

葉は下に向かって指でひっぱってあげると簡単に取れますよ♪

だそうです(´∀`●)

 
また、気になる花瓶の水の量ですが、花の量や花瓶の大きさによっても違いはありますが、カーネーションは大体半分~6割くらいがいいのだとか。

 

女性店員

ガーベラみたいに茎が腐りやすいお花や、よく吸水する花は、花の傷みや足が早くなってしまうのでお水の量は少なめにした方がいいですが、カーネーションはお水の量はあまり関係ないですよ。

と、あまりお水の量も気にしないでいいみたいです。

水かえは夏場は毎日、切花延命剤を使えば水替え不要

水の量よりも大切なのが「水を清潔に保つこと」だそうです。

吸水を邪魔して花を萎れさせるバクテリアを増やさないためにも、花瓶の水替えは定期的に行ったほうがカーネーションが長持ちするんですね。

 
おおまかな目安として…

  • 気温の上がりやすい初夏~夏(6~9月):毎日
  • すごしやすい気温の春・秋(3月下旬~5月、10、11月):3日に1回
  • 気温の低い冬(12月~3月中旬):5日に1回

これくらいでお水を替えてあげるといいそうですよ(´∀`●)

 

また、水をきれいに保つこんな「切り花延命剤」を使った時は、基本的に水替えはしなくてもいいとの事でした♪

 
切り花の栄養と水の腐敗防止の為の製品で、花瓶の水に入れると夏場でも5日ほどは水替えをしなくてもきれいな水が保てるんですって!

 
いろいろな種類があるそうなのですが、花屋の店員さんも「延命剤を使用した方が長持ちしますよ♪」とおすすめしていました。

 
水が腐るのを防ぐだけでなく、栄養も含んでいるので切花を長持ちさせるのにはぴったりみたいで、手間もかからず楽ちんなので、面倒くさがりな私には本当にありがたい製品です。笑

水を替える時は茎のぬめりをしっかりとって切り戻しをする

また、水を取り替える時は、茎のヌルヌルを水で洗い長し、花瓶の中もきれいに洗剤で洗いあげるのが大切。

 
ヌルヌルが残っているとバクテリアが繁殖して結局水が汚れてしまうんですよね。

 
さらに、茎のぬめりを落とした後は、切り口を3cmほど切り落とす「切り戻し」をしておくと、カーネーションのもちが全然違うんだとか!

 
傷んでしまった切り口を放っておくとバクテリアが繁殖して水の吸い上げを邪魔してしまうので、切り戻しはとても大切なんですって。

 

しっかり切り戻しをして切り口を清潔にする

 
これで、バクテリアの発生を防ぐことができ、綺麗な花を長く楽しめるそうですよ゚゚゚+(‘v`*)+.゚

カーネーションの切り花が綺麗に長持ちする方法のまとめ

 

水をきれいに保つ

切り戻しで茎の切り口をきれいにしてあげる

低温の直射日光が当たらない場所に置く

 
カーネーションをきれいに長持ちさせるにはこの3つを意識してお手入れしてあげることが大切なんですね(´∀`●)

 
また、ドライフラワーにするのも一つの方法。

グリセリンを使うと、柔らかく色もきれいな状態でドライフラワーにすることができます。
 

 
大切な人からもらった大切なお花。

できるだけ長く見ていられるように、きちんとお手入れしようと思います!

 

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