蕁麻疹 原因 ストレス 疲れ
 

「多分…ストレスや疲れからくる蕁麻疹でしょうね。」

突然顔や体に現れた赤い発疹で、皮膚科にかかった時に言われたこの一言。

『一応、アレルギーのお薬出しときますね。』

…と、薬を貰ったのはいいんですけど…。

 

女性 汗

  • ストレスや疲れって…根本的に直さないと、ずっと蕁麻疹が出るの?
  • そもそも…ストレスで蕁麻疹ってどういう事!?
  • なにか対処法や、蕁麻疹が出ない為の予防策ってないのかなぁ?

…と、気になったので、いろいろと試してみたところ、どうにか改善できました!

せっかくなので、試してみた結果や、調べたことを備忘録がてらまとめてみます。

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ストレスや疲れが原因の蕁麻疹の症状と発症する状況

そもそも、なぜ疲れやストレスで蕁麻疹が出るのか…。

以前も顔に突然虫刺されみたいな赤いポツポツが出来る事があったんですけど

その時は、ピアスによる金属アレルギーが原因だったんです。

 

顔 虫刺されのような 腫れ

顔に虫刺されのような腫れが突然できるのはなぜ?原因や対処法は?
なんの前触れもなく、気付くと顔に突然現れている虫刺されのような赤い腫れ。顔だけじゃなく、腕や足に出る事もありますが、痒い時もあれば全然痒くない時もあるこの赤みっていったい何なんでしょう?

この時にも、いろいろと調べて「ストレスや疲れが溜まると蕁麻疹が出る事がある」とは知っていましたが

いざ自分が「ストレスで蕁麻疹が出ている」と言われて…

 

医者 男

なるべくストレスを溜めないように。適度に休んで疲れも溜め込まないようにしてくださいね。

…と言われたんですけど。

 

女性 困る

…。溜めないように出来るならもうしてるしなぁ…。

ストレスになっている根本的な原因もなんとなくわかるけど、どうしようもないし…。

と、にっちもさっちもな状況で…。

ストレスで蕁麻疹が出たときの症状

私の場合は、日頃から職場の対人関係にストレスを感じていたんですけど、こう言う状況って難しいですよね。

相手を変える事は難しいので、自分の考え方を変えたり、気にしないようにしたり。

でも、それが出来ていないから、結果、アレルギー反応と言う形で身体に現れたんだと思います。

 
私の場合は…

 

  • 頬とこめかみのあたりに赤いポツポツが出来る
  • 腕の内側、お腹周りの皮膚が柔らかい場所に、小さな赤い点が跡が繋がったふくらみが出来る
  • 痒みがあるが1時間もたたないうちに消える
 

金属アレルギーと診断された時とは違い、かゆみを伴う赤みが出てきました。

時間が経てば治まりますし、我慢できないほどの痒みと言うほどではありません。

ストレスで蕁麻疹がでる状況

不思議な事に、こんな症状は「あぁ…嫌だなぁ…。」と感じている時ではなく

苦手な人や嫌な状況の後、ストレスが去った時に出るんです。

 
最初は気付きませんでしたが、先ほどの「顔に虫刺されみたいな痕が急に出る時の話」の中でもお話しているように

原因が特定できないアレルギーの場合は…

 

  • どういう時にアレルギー症状が出るか
  • 症状が出る前に何を食べたか
  • 何かストレスを感じるような事はなかったか?

 
・・・と、アレルギー症状が出た時の状況をよく観察することが大切なんですよね。

 
そうして、どんな時に蕁麻疹が出るのかをチェックしていくと、「嫌な事が起きた後によく出る」という事に気付きました。

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ストレスや疲れで蕁麻疹がでる原因

また、いろいろと調べてみたところ、やはりストレスと蕁麻疹は密接な関係があるようです。

ストレスを感じると胃が痛くなったり、頭痛がしたり。

体って、ストレスに対していろいろな「反応」を示しますよね。

 
蕁麻疹もその一つだと言われているのですが…。

「ストレス」が引き起こす症状って様々なので、原因不明の病気の理由として使われやすいんですね(;’∀’)

 
ですが、その「よくわからない蕁麻疹」の中でも、ストレスをきっかけに発症しやすいのが「コリン性蕁麻疹」というものです。

コリン性蕁麻疹とは?

コリン性蕁麻疹とは、自分の汗が原因で発生する蕁麻疹。

 
汗と深い関わりのある「アセチルコリン」という神経伝達物質が、何らかの刺激を皮膚に与えて痒みが出るそうなんですけど…

 
…なにそれ!?

コ…リン…え?コリンってなに!?Σ(-∀-;)
 

…と、全く耳にした事のない病名でした。

 

  • 蚊に刺されたような発疹が身体に出る
  • 痒みは30~40分で消える
  • 運動して汗をかいた時や精神的な緊張を感じた時に起こりやすい
  • 日常生活の「ささいなきっかけ」ですぐに発症するので慢性化しやすい
 

このような特徴の蕁麻疹なのですが…

まさに私の症状にぴったりなんです!!Σ(゚ロ゚;)

 

詳しい発症の原因や根本的な治療などははっきりしていないようですが、

アセチルコリンは神経伝達物質の一つで、自律神経に深い関わりがあります。

また、同時に「汗をつかさどる」とも言われているそうです。

 
ストレスによって自律神経が乱れ、また、緊張によって汗をかく事によって、このアセチルコリンがなんらかの作用でかゆみを引き起こす…。

 
結果、それが蕁麻疹と言う形で現れる事もあるようです。

 

くま

ストレスで蕁麻疹…というざっくりとした理由に、なんとなく根拠がわかってちょっとスッキリしました!

蕁麻疹の原因がストレスや疲れの時の対処法

そこで、とりあえず私がやってみた対処法が次の3つです。

 

  • 仕事を変える
  • 考え方を変える
  • 食事や生活スタイルを変える

 
ストレスの一番の原因が、職場の人間関係と言うのはわかっていました。

 
また、蕁麻疹以外にも、精神的にも肉体的にも厳しいと感じていた部分があったので、思い切って仕事を変えてみたんです。

 
それと同時に「考え方」も少し変えてみました。

仕事と考え方を変えた経緯とその結果

正直、ストレスが理由で仕事を変える事には葛藤がありましたが…

 

  • 逃げる事も時には大切
  • ありのままの自分でいられる場所で自分らしく働く
  • 人からどう見られるかを気にしすぎない
  • 無理や背伸びをせず、ダメな自分も素直に受け入れる
 

いろいろと「ストレス」や「対人関係」についての本を読む中で

「自分の考え方を根本的に変える必要があるな…。」と思うようになってきたんです。

どうせなら、新しい場所で、ゼロからリセットしてやり直そう!…と、思い切って環境を変えてみました。

 
・・・が。

 

女性 大汗

状況は変わらず…。

はじめの頃は出なかった蕁麻疹ですが、仕事に慣れてくるとまた症状が現れてきました…。

食事と生活スタイルを変えてみる

困り果ててネットや本でいろいろと検索したところ、同じように「仕事を辞めても状況が変わらない…。」という人は多いようで…。

 
本当の意味で、根本的な解決になっていないのかもしれません。

 

女性 汗

昔はストレスを感じてもこんな事なかったのになぁ…。

 

・・・と、途方に暮れつつ…

 
ん!?

もしかして??
 

と、思い当たる事が!

そこで、次に試してみたのが「食べ物とライフスタイルの改善」です。

 
すごく基本的な事ですが、「自律神経を整える」という事を、きちんと意識してやってみるようにしたんです。

 

  • 肉や揚げ物中心が大好きで洋食中心だったご飯を、野菜、和食、魚を取り入れたメニューにする
  • 「寝たい時に寝る」を「就寝時間には必ず寝る」に変える
  • ジョギングをする
 

私は以前、12年間自衛隊に居たんですけど…

当時はストレスは山のように感じてましたが、蕁麻疹なんて出たことがありません。

 
思い返すと、蕁麻疹が出るようになったのは、仕事を辞めて、一人暮らしをして生活環境がガラッと変わってからなんですよね。

 
そこで、以前のように「規則正しい」生活にするとどうなのかな?と。

結果だけサクッとお伝えすると…

 

じんましんが出なくなりました!!

 

くま

…正確には、体に出来ていた「かゆみを伴う蕁麻疹」が出なくなりました。

今はまだ、たまに、顔にぽつっと「痒くない虫刺され」のようなものが出ます。

食生活を変えて変わった事

まず、食生活を変えた事で一番初めに目に見えて変わったのが「便秘」です。

以前はひどい時は5日に1回出ればいい…なんて生活だったんですけど、定期的に出るようになりました。

便が体の中にとどまり続ける便秘って「悪い物が残っている状態」ですよね。

それが解消された影響は、体にとってかなり大きかったんじゃないかなと思います。

運動をするようになって変わった事

また、自衛隊を辞めてから、まったくやっていなかったジョギング。

これを毎日30分~1時間ほどするようにしてみたんです。

でも、初めのうちは、汗のせいか蕁麻疹が出て、体がかゆくなって…。

 
止めようかなとも思いましたが、「汗をかくことに慣れる」事で、コリン性蕁麻疹が治ったという話を聞き、信じてやってみたんです。

 
すると、徐々に、本当にゆっくりですが、段々かゆみが現れなくなりました(´∀`●)!

消灯時間を決めて夜更かしをやめた結果変わった事

そうして、体にも「意図的に肉体的な疲れ」を溜めて、消灯時間を決めて寝る。

その結果、夜にはきちんと眠気が襲ってきて、夜更かしをしたくてもできない体になったんです。

 
「できない体」って、なんだか変な表現ですが、以前は…

 

  • 疲れているけど眠れない
  • ストレス解消にスマホで動画を見る

 

こんな生活だったんです。

でも結果的に、それが「別のストレス」を生んでいたんだろうなと思います。

蕁麻疹の原因がストレス疲れの時の対処法と改善までの道のりを経て思う事

そうした生活を続けるうちに、気が付くと以前のような蕁麻疹は出てこなくなりました。

 
自律神経の乱れとストレスって、なんとなく深い関係があるのはわかりますけど、それが「どう作用するのか」って、いまいちピンとこないですよね。

 
でも、こうして便秘を治したり、きちんと寝たり。

そのうえで「ストレスを溜めない考え方」で生活してみると、「こういう事か!」とわかった気がします。

 

くま

ただ、最近はまた不規則な生活になりがちで、便秘がちに…。(;´Д`)

ぶり返さないように、早めに対処しなくちゃなと思っているところです。笑

 
ストレスや疲れが原因でじんましんが起こる場合は、根本的な「ストレスの元」を取り除くことが大切。

 
よく言われますけど、それって「仕事を変える」といった一時的な取り除き方からではなく、まずは自分の体を思いっきり変えてみる事が大切なのかなと感じています。

 
ほんの一例ですが、こういう例もあるんだと、なにかしらの参考にしていただけたらなによりです。

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