夏場の熱中症対策での水分補給やスポーツで汗をかいた後の飲み物に便利な粉ポカリ。
コスパも良くて手軽に作れるのでとっても助かるんですけど…。
ポカリに限らず、アクエリアスや安く売られているスポーツドリンクの粉全てに共通するのが「…なんか違う」なんですよね。(;’∀’)
分量通りに作っているのに、なぜか市販のものと味が違うんです…。
まずいとまではいかないんですけど、薄かったり、酸っぱかったり。
そこで、自分なりの「これだ!」という黄金比を見つけてみようと、ポカリについていろいろと調べつつ、水の分量や薄め方、溶かし方をいろいろと工夫してみました。
もくじ
ポカリを粉で作るとなぜ薄く感じるの?味が違うのには理由があった!
そもそもなんで粉末のポカリスエットやスポーツドリンクを作った時に「おいしくない」と感じるのか、気になって調べてみたのですが…これにはいろいろと理由があるようです。
- ボトルに入れた氷が解けて薄まっている
- 体内の水分バランスが崩れている
- ボトル・缶・粉末では若干成分が違う
よくありがちなのが「氷が解けて味が薄くなる」パターンです。
これはなんとなくわかりますよね。
また、今まで知らなかったのですが、ポカリってボトルと缶、粉末とでは微量ですが成分の含有量が違ったんです。
それによって液体の物と多少味が変わってくるのは仕方のない事なのかもですね。
また、「体内の水分バランスが崩れている」という事も大きな要因なんだとか。
市販のポカリやスポーツドリンクを飲んだ時にも、飲んだタイミングによって味が濃く感じたり、薄く感じる事がありますよね?
喉が渇いている時に飲むとものすごく甘く感じるのに、普通に飲むと酸っぱく感じたり。
このように、体調の変化や体内の水分や塩分のバランスによっても味覚は変化しますので、味を薄く感じるのは一概にポカリの作り方や粉の濃度だけによるものではないんですね。
ポカリの粉の薄さと量は「何のために飲む」のかによっても濃度を変えた方がいい!
また、どんな時にポカリスエットを飲むのかによっても薄さを変えた方がいいようです。
ポカリスエットは「水分とイオン(電解質)のスムーズな吸収」を求めて、糖分などの成分が「ちょうどいいバランス」で配合されているそう。
粉末ポカリの基本の薄め方はこの通りなんですが…
ポカリスエットの粉1袋に対して、水1リットルというのが基準になっています。
つまりはこれが、「体が水分をスムーズに吸収できるちょうどいい配合」なんですね。
ですが、ポカリスエットには水分を効果的に体に取り込むためにかなりの「糖分」が使用されています。
成分表を見てみると、1リットル用のポカリには74gの炭水化物が含まれているんです!
ごくごくと大量の水分補給をするにはちょっと甘すぎますし、糖質を多く含んだ甘い飲み物を飲む事で血糖値が上昇しまた喉が渇きます。
そうしてさらに糖分の多いスポーツドリンクを飲んで…とかなりの量のスポーツドリンクを飲んで、結果大量の糖分を取る事になってしまうんです。
これが繰り返されると、ひどい場合には…
吐き気
体のだるさ
腹痛
このような症状を引き起こす「ペットボトル症候群」というものに陥ってしまうんだそうです。
スポーツ後や大量に汗をかいたときは1リットルなんてあっという間に飲み干してしまいますよね!
そんな理由から、大量に水分を補給する為のポカリスエットは、薄めに作るのが実はちょうどいいと言われているんです。
学校の部活やスポーツをしている人は、1リットルの粉を1.5倍~2倍に薄めて飲む人が多いようですが、確かに!
実際に汗をかいたときに飲んでみるとわかるのですが、ちょっと薄めなくらいがごくごく飲んでも「さっぱり」するんですよね。(美味しくはないですが(笑))
- ポカリが大好きで普段から飲みたい
- ごくごくは飲まないけど、ちょっとした水分補給にポカリの粉末のジュースを飲みたい
こんな場合には濃い目に作ってもいいのかもしれませんが、大量に摂取する場合には味よりも「濃度」を考えた方がいいのかもしれません。
ポカリスエットの粉末での美味しい作り方 薄め方と分量は?
と、調べていたら粉のポカリは薄いくらいでちょうどいいんじゃない?なんて気もしてきましたが。(笑)
それでもやっぱり私は物足りないんです!
自分好みの濃さの味が作れたり、状況に応じて濃度を自由に替えられるのが粉末のスポーツドリンクのメリット!
薄めるのは後からいくらでも出来るので、まずは「これだ!」という美味しいポカリを作ってみました。
粉ポカリの美味しい作り方
味が薄いんですから、基本的には「濃い目に作る」必要があります。
いろいろと試した結果…
粉1袋(74g)に対し、水760ml
これが私の中での黄金比ポカリでした!
粉の溶かし方でもちょっと味が変わる気がして…
- まず、ボトルに粉を全部入れて、40mlのお湯で粉をきれいに溶かす。
- そこに720mlの水道水を加えて軽くかき混ぜまぜる
私はいつも水の中に粉をそのまま投入していたんですけど、こうやってあらかじめお湯でしっかりと溶かしておくことで、粉っぽさと味のムラが無くなった気がします。
お湯で溶かしているので、軽くかき混ぜるだけで粉っぽさは全くありません!
水の分量はちょっと細かいですけど…(笑)
数パターンのポカリを作った結果、この「トータル760ml」の水の分量が「しっかりと甘い」と感じる量だったんです。
これが800mlだとちょっと酸味の方が勝って自分には飲みにくい薄さだったのですが…ここはもう好みだと思います。
でも、この760mlの濃い目の割合で作っておくと、飲むシーンや体調に合わせて後から氷や水を加えて薄める事は出来るので便利なんですよ♪
測るのがめんどくさい時は、1リットルボトルだと、目安は8分目あたりです。
今は好みの味になる水の量のところに油性ペンでラインをひいて、サクッと作ってます(´∀`●)♪
ポカリの粉の余りの保存方法と濃度を変えずに冷たく飲む方法!
また、粉を一度に使い切らない場合もありますよね。
一度間違えて10リットル用の粉末ポカリを買ってしまったのですが、一人ではなかなか使いきれずに困りました。(笑)
私は袋を輪ゴムでとめて冷凍庫で保存していたのですが、どうしても使うたびに湿気で開封口がベタベタしてしまっていたんです。
いろいろと湿気防止を試してみた結果、小さなSサイズのジップロックに粉を全部移してしまって、お菓子の袋に入っていた湿気とりを入れてみるとべたべたしにくくて使いやすかったです(´∀`●)
爪楊枝でもちょっとした湿気防止になるので、湿気とりが無い場合は、袋に爪楊枝を入れてみてもいいですよ♪
100均で購入した「どこでもキャップミニ」という商品が、かなり使えました!
中の粉もサラサラのまま、毎回手も汚さずにサクッと使えるのでとっても便利です♪
また、ポカリの粉は開封後の賞味期限は大塚製薬さんのHPによると「一度に使い切って頂くことをお願いしています。」との事ですが…
私は冷蔵庫で保存して、3週間かけてようやく10リットル用の粉を使いきりましたが、美味しく頂けました!
また、なるべく粉を早く使おうとポカリスエットを多めに作って製氷皿に入れ、冷凍庫でポカリスエットの氷を作るようにもしています。
暑い日にはやっぱり冷たいものが飲みたいんですけど、スクイズボトルは保冷機能が無いので冷やすのに氷を入れてたんですけど、薄くなるのがまた嫌で…。(;´・ω・)
でもポカリの氷だと氷が解けてもポカリスエットの味が変わらないし、薄まるのが嫌いな人にはぴったりだと思いますよ♪
また、保冷が出来るボトルも1000円台の手ごろな値段で販売されています。
こちらはもともとサイクリング用に作られた保冷ボトルなのですが、その保冷性とデザインから普段使いから、最近はいろんなスポーツの場でも見かけるようになりました。
デザインの種類も豊富で、持っているとかなりテンションが上がります♪
お気に入りの1本がきっと見つかると思いますよ(´∀`●)♪
ポカリスエットの粉のおいしい作り方と保存期限 ボトルの保冷法も!のまとめ
ポカリやスポーツドリンクの粉末って、ボトルのドリンクを買うよりもコスパがいいので夏場は本当に助かるんですよね。
ポカリの粉の値段はまとめ買いならやっぱりネットがお得かなと!
ポカリに限らず、いろんな味のスポーツドリンクを試すのが夏の楽しみになってます。
好きな濃さに出来るのが魅力ですが、濃ゆく作りすぎて砂糖の取りすぎになってしまうのは気をつけなくちゃなと、今は手作りの粉ポカリと別に水のボトルを持ち歩いています。
味が薄いのはやっぱり嫌なので、ポカリを飲んだら水も飲む…という風にしていますが、喉も乾かずにいい感じです(´∀`●)
また、ちょっと濃い目のポカリに炭酸水を注ぐと、のど越しが爽やかな炭酸ポカリにも早変わり!
気分をリフレッシュさせたい時や、あまりにも暑くてシュワシュワしたいときにはぴったりですよー♪

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