普通に洗ってもなかなか落ちないスニーカー靴の臭いや黒ずみ、泥汚れ。
洗濯後に見た目はきれいになったように見えても、履くとすぐに臭くなったり、乾くと落ちきれなかった泥汚れが黄ばんで浮き出てきたりしますよね。
でも…
汚れも臭いもスッキリきれいに落とす靴の洗濯方法ってないのかな?
スニーカーは洗いたいけれど、色落ちが心配…。
なんて思う事もありますよね。
ここではそんな「頑固な臭いを劇的にきれいにする洗濯方法」を写真付きで分かりやすくまとめてみました。
気になる洗濯後のスニーカーの色落ちや黄ばみ、シミを防ぐコツもあわせてご紹介させていただきますね。
もくじ
靴が臭い時の洗い方 効果的な洗剤や道具はコレ!
気になる臭い靴というのがこちらの2足。
キャンバス生地のスニーカーと、普段履きに履いているスニーカーです。
雨の日も構わず履いていて泥汚れや黒ずみがかなり目立ってきました…。(;´・ω・)
なにより…
… 臭い!!
《(;´Д`)》
外周りの汚れよりも、内側の黒ずみやしみついた汗ジミがヤバいんです。
アパートという事でなかなか靴を洗う気になれず、雨で濡れても放置していたのですが。
生乾き臭と足の臭いが混じり合って、人前で靴を脱げないほどの臭いを発するように…(;´・ω・)
ここは思い切って久しぶりにがっつり手洗いしてみました!
スニーカーの生地によっては水洗いすると傷む素材もあります。
キャンバス地やナイロン素材のスニーカーや運動靴、上靴。
メッシュのスポーツシューズ等は水洗いOKですが、スエードや合皮などは洗うとバサバサになることも。
洗う前には靴の表示をチェックをお忘れなくですー!
スニーカー靴を洗う時に使う洗剤とブラシは?
今回使う靴の洗濯アイテムはコチラです。
今回の洗濯は汚れを落とすのはもちろんですが「臭い」をしっかり落とす事も目的!
以前…
「ブーツが臭い原因はこれ!においが取れない理由や絶対にやるべき消臭法!」
でもご紹介させていただきましたが、靴の臭いは雑菌が原因なんですよね。
そこで…
- 「ケイ酸塩入り石鹸」
- 「酸素系漂白剤」
こちらを使って雑菌を駆除して臭いを根こそぎ落とします。
ケイ酸塩入りと酸素系漂白剤の雑菌への効果についてはこちらをどうぞ♪
また、洗濯ブラシは靴用ではなく、台所で使うような焦げ落としが付いたスポンジを使います。
ごしごしたわしで洗うと生地がこすれて傷み、色落ちしてしまうので柔らかいスポンジがぴったりなんです♪
頑固な臭いのスニーカー靴の洗濯には固形石鹸で手洗いが最強!
靴を洗う時に洗濯機で洗う方も多いと思いますが、やはり頑固な臭いと汚れを落とすには手洗いが一番だと思います。
また、今まで、液体や粉末の洗濯洗剤や靴用の洗剤をいろいろと試してみましたが、洗濯用の固形石鹸が一番汚れと臭いがきれいに落ちました。
私は「ミヨシのマルセル石鹸」というケイ酸塩入りの石鹸を使ったのですが…
こちらの石鹸はにおいや黄ばみを防止するアルカリ剤が配合された、皮脂や泥汚れ、油汚れにも強い部分洗い用の石鹸なんです。
洗浄力がとても高く、食器洗いはもちろん、ワイシャツの襟周りの汚れなどいろんなものに使えるので普段から愛用しています(´∀`●)
また、もうひとつ洗濯石鹸で有名なのが「ウタマロ石鹸」。
ウタマロ石鹸もとても便利な洗濯石鹸!
柔らかくて色が付いているので、汚れにピンポイントで塗り込みやすいんです。
また、ウタマロ石鹸には固形石鹸には珍しい蛍光増白剤という成分が配合されています。
この蛍光増白剤は、目に見えない紫外線を吸収して、目に見える青白い光(蛍光)に変えて、白いものをより白く見せるという特徴があります。
とっても便利な成分のようですが、でもその分色物も色あせしているように見えてしまうんですよね。
- 上靴などのような白い靴にはウタマロ石鹸
- 色物・柄物にはマルセル石鹸
と、洗濯する靴の種類によって石鹸を使い分けると、より洗い上がりがきれいになって色落ちもしにくくなります(´∀`●)
靴の泥汚れを綺麗に落として洗った後に茶色いシミが残らないコツ
泥のついたスニーカーを洗った後に、乾くと思ったよりも白くなってない。
メッシュ部分や白い部分が薄い茶色に染まっている…なんて事がありませんか?
その原因のひとつが、泥汚れがしっかり落ちていないせいなんです。
ちょっとしたコツで防げますので、まずは泥のついた靴の洗い方のポイントをご紹介させていただきますね。
泥汚れがひどい靴を洗う時の注意点
泥を落とそうと水ですぐに洗い流さない
乾いてない泥汚れはしっかりとまず乾かす
私も以前よくやっていたのですが、泥が付着した時にすぐに落とした方がいいだろうと、水で洗い流したり、お湯を張って洗剤を入れたバケツに漬け込んだりしていたんです。
でも、そんな時に限ってなんだか洗い上がりのスニーカーの色がくすんでしまう事が多かったんですよね…。(;´・ω・)
それよりも、しばらく放置して乾かした方がぽろっと泥が靴から取れて、洗い上がりもスッキリきれいになったんです。
調べてみると、濡れたままの泥を手でこすったり、水で流そうとすることで、逆に靴の繊維の奥に泥がしみ込んでしまう事が原因のようでした。
私は早く靴を洗ってしまいたい時は、靴に扇風機の風を当てて泥を乾かしています。
その後は…
- 靴の底と底を叩き合わせて振動で泥を落とせるだけ落とす
- スポンジの焦げ落としの方で優しくサッとブラシをかけるようにこすり落とす
白いスニーカーや色の淡い靴は、こうするだけでもだいぶ洗い上がりがスッキリしますよ(´∀`●)
マンションやアパートでは、靴をどこで洗うかという場所も悩みどころ。
お風呂場や洗面所、台所の流しで洗う事も多いですけど泥のつまりが気になるんですよね。
でも、こうして泥を乾かして新聞紙の上などで落とす事で、泥や土が排水溝に詰まる事もなくなりますよ♪
靴が臭い時の洗い方 においをスッキリ落とす手洗い法!
ではいよいよ、本格的な手洗いに入ります!
洗い方の手順としては…
- 40度くらいのお湯で靴全体をしっかり濡らす
- 石鹸をしっかりと泡立てて、スポンジの柔らかい部分で全体をモコモコ洗う
- ぬるま湯のシャワーでしっかりとすすぐ
- 40度以上のお湯を張ったタライに酸素系漂白剤を入れて、1時間放置。
- ぬるま湯ですすいだ後、タオルでしっかりと水分を吸収する
- 脱水後は風通しのいい場所で干す
靴ひも・中敷きを外して、全てをお湯を張った桶やタライに浸します。
黒ずみや自転車のチェーンの油汚れなど、汚れが特にひどい部分には直接石鹸を塗り込みます。
ケイ酸塩入りの石鹸は素手で洗うと手が荒れるので、ゴム手袋を装着した方が無難です。(私はもう慣れてしまいました(笑))
靴の内側と中敷きもしっかりと泡で洗い上げます。
靴の底や横のゴムの部分の落ちにくい汚れも泡で洗うときれいに落ちます♪
石鹸かすが残ると、後々靴の黄ばみやシミの原因になります。
メッシュの部分や足の甲に当たるクッションの部分などは手でしっかりと泡を押し流すようにしてすすぎます。
その後、酸素系漂白剤を使ってくさい臭いの元をしっかりと取り除きます。
ハイターや洗濯用の液体の漂白剤よりも、粉末の酸素系漂白剤の方が臭いと汚れには効果があると感じます♪
靴を漂白剤に浸ける時は、裏返して浸しておくとスニーカーが浮いてこずにしっかりと漂白できます。
つけ置き時間は臭いに応じて…ですが、大体30分~1時間ほどでばっちり臭いが取れています!
また、酸素系漂白剤は排水溝のつまりの掃除にも効果的。
洗い終わった後は、この水を捨てるだけでも排水溝のお掃除になって便利ですよ♪
大きめのバスタオルで、靴の表面から内部まで、しっかりと出来るだけ脱水します。
足の甲のスポンジ部分と、かかとのアキレス腱のクッション部分も忘れずに水気を取ります。
ちょっと面倒ですけど、これが臭いを消す大事なポイントです!
靴を洗っても臭い。せっかく洗ったのになんだか生乾きの臭いがする…
こんな原因の多くが「乾燥時間」にも関わっているんです。
靴を干すときはなるべく早く乾かすことで、洗い上がりの生乾き臭を防ぐ事ができますよ(´∀`●)
後は風通しのいい場所で靴を干して、しっかりと乾かします。
100均に売っている靴用の洗濯物干しグッズやハンガーを使って干すと、型崩れせずにきれいな状態で早く乾かせます。
乾燥させた後はこんな感じで汚れもスッキリ落ちますよ!
靴の洗い方 色落ちを抑えて臭いや泥汚れもきれいに落とすコツ!のまとめ
このやり方で洗うと汚れもきれいに落ちますし、何よりも干して乾燥させた後に、びっくりするくらい靴の臭いが消えるんです!
ちょっと手間がかかりますが、ケイ酸塩入り石鹸と酸素系漂白剤のWパンチが臭いの素の雑菌を根こそぎ除去して復活させてくれるんですよね。
また、臭いを取るために早く靴を乾かす方法はこちらでまとめています。
靴を早く乾かす方法 臭いを残さず型崩れしない干し方と場所!
雨に濡れた靴や洗った後のスニーカーを一晩で早く乾かす方法をまとめました!雨の日の夜に室内に干しても乾く場所やお気に入りのスニーカーが型崩れしないハンガーを使った干し方もご紹介します。
スニーカー靴の臭いが臭くてたまらない!という方は、参考にしていただけたら嬉しいです。