先日初めて一人でやった網戸の張り替え。
初心者には難しいかなぁ…と思ってましたが、家中の網戸を貼り換えているうちに、いろいろなコツがわかってきました!
そもそも、網戸の貼り方はYoutubeにたくさん動画がアップされているので、あれを見れば手順はイメージできちゃいます。
でも、実際に見るのとやるのはいろいろと勝手が違って、一見簡単そうに見えても意外と難しい んですよね(‘・_・`)
そこで、ここでは・・・
- 一人で初めて網戸交換をするときのコツ
- 緩すぎず張りすぎず、長持ちするような失敗しない張り方のポイント
- 初めてだと失敗しやすい注意した方がいい事
・・・など、実際に張り替えてみて感じた事をまとめてます。
プロの方のように超絶きれいな仕上がり…とはいきませんが、初心者だからこそ感じた難しかったポイントもご紹介します。
もくじ
網戸の張り替えのやり方 ~基本的な手順~
網戸の張り替えの手順は意外とシンプルで・・・
- 古いゴムと網戸(防虫ネット)を取り外す
- 新しいネットをサッシに重ねる
- 押えゴムをとりつけて網を固定する
- 網のたるみの修正
- 余分な網をカットする
こんな感じです。
事前に動画でチェックしておくと、イメージしやすいですよね。
こちらの動画は網戸の張り替え用品などを販売している「ダイオ化成株式会社」さんの動画なのですが、とにかくわかりやすいです♪
基本的にこのやり方で張っていきつつ、実際にやってみたら難しかった部分。
ココについて、初心者なりの「失敗しやすいポイント」についてまとめてます。
『動画はデータの容量の関係でちょっとパス…』なんて事もあると思うので、写真もちょいちょい入れてます。
また、網戸の張り替えの道具やいる物の用意がまだの場合は、コチラを参考にしていただけるかもです。
網戸の張り替えのやり方 ~押えゴムの外し方からネットをはがすまで~
網戸を張り替える方法1:サッシを窓枠から取り外す
まずは、窓枠から網戸のサッシを取り外します。
網戸の取り外し方は、サッシの上か下にシールなどで表示されていると思いますのでチェックします。
よくわからない場合、無理やり力まかせに外すと壊れてしまうので…
『LIXIL 網戸の外し方』
など、『メーカー名 + 網戸の外し方』 で検索すると、メーカーサイトでタイプ別の取り外し方が確認できると思います。
網戸を張り替える方法2:サッシから古いネットを取り外す
網戸の四隅を確認すると、押さえゴムの繋ぎ目があります。(大体は右下か左下)
そこに細いマイナスドライバーなどを突っ込み、端っこを引き出して古いゴムを取り外します。
押さえゴムを四辺ぐるっと取り外すと、こんな感じで古い網戸ネットがするっと外れます。
古いネットと押さえゴムを外したら、アルミサッシのお手入れです。
虫の死骸や泥、土などが意外と溜まっているので、ハケや筆、歯ブラシなどを使ってついでに掃除します。(面倒な時はしなくてもOKですw)
特に、枠の下部は泥汚れがひどい!!(家だけかもですが…)
そこで、水を使ってバシャバシャきれいにすると、こんなに綺麗になりました♪
網戸の張替えのやり方 ~ネット交換~
網戸を張り替える方法3:新しいネットをサッシのサイズに合わせてカットする
網戸のサッシがきれいになったら、買ってきたロールのネットを枠の上に乗せて、良きところでハサミでカットします。
一般的なネットには裏表、縦横の向きの違いはありませんので、ロールはどちら向きでもOK!
枠のサイズを見て 「上下・左右の余白がなるべく多く取れて均等・平行」 になるようにします。
網は『余白が10㎝ほど残るようにカット…』という情報が多いのですが、枠によっては十分な余裕が取れない時もあるんですよね。
そんな時は「とにかく均等に!平行に!」に気を付けると失敗しにくいです。
網戸の張り替え方4:ネット(網)がサッシからずれないように軽く固定する
最初の頃、一番イライラしたポイントがココなのですが・・・
ロールはくるくる丸まっているので、そのままでは作業がとにかくやりづらい!
そこで、「網押さえクリップ」や「押えゴム」を使って、網がずれないように軽く押さえます。
ここでのポイントが・・・
こんな感じですね。
理由については次の「押さえゴムの入れ方」でお話します。
クリップがない場合は、こちらで「押さえゴムを切って代用する方法」をご紹介してますので参考にしていただけたらです。
網戸の張り替えの手順 ~ゴムの入れ方~
次はいよいよ押さえゴムを入れ込んで、網を完全に固定していきます。
網戸の張り替え5:ゴムのスタート位置は・・・
網を固定する押えゴムは、角から右利きの人は時計まわり、左利きの人は反時計回りが貼りやすいです。
(ローラーをどっちの手で持つか・・・ですね!)
また、サッシの短い辺から張っていく方が多いようですが、何枚も張ってみた感想として…
という結論に行きつきました。
(書いてて自分でもちょっと何言ってるかわかんないので、解説しますw)
網戸によっては、こんな感じで、上下・左右の網の余りの長さが違う事があります。
この場合、余りが多い下側からゴムを入れていった方が「やりやすい」ので、写真のように 右下の角 からスタートします。
逆に、横の方があまりが多いような場合は、横の辺から張った方が楽で 左下の角 からスタートした方がやりやすかったです。
理屈はわかりませんが、余裕がある側から張ることで「心のゆとり」ができて綺麗になるんじゃなかろうかとw
『いや、短い方から張った方が理論的に綺麗に張れるよ!』という声もあるかもですが、網戸ビギナーの私にはこの方法がしっくりきました。
網戸の張り替え方法6:まずL字にゴムを固定してから張る
スタート位置が決まったら、まず角にゴムを4~5㎝ほどゴムを押し込んでL字にします。
でもですね!!
この時に、『ずれないように!』と、この写真の様に網戸クリップをすぐ横につけるのはやめておいた方がいいかなぁと。
押し込み方次第ではこんな風に網目がググッと押し広げられて残念なことになっちゃいます。(;´Д⊂)
クリップでがっつり押さえてる「遊びがない部分」にゴムを押し込むことでこうなっちゃうんですね。
しかも、この角の入れ込みはかなり慎重にやらないと、勢いあまってローラーがずるっと滑って網戸に突き刺さります。(;д;)
(初網戸張りの作品ですw 下手くそで恥ずかしい(*ノωノ))
最初でここをしくじると、一気にテンションがダダ下がり!
慎重にFIGHTです!
網戸の張り替えのやり方7:ローラーを使ってゴムを押し込む!
続いては、ゴムを溝に沿わせて真っすぐ向かいの角まで伸ばし、角を仮止めします。
その後、手前のL字の所からローラーを使ってゆっくりゴムを押し込んでいくのですが…
この時のポイントは・・・
これに尽きると思います!
まずローラーの円の大きさをチェック!
ローラーをよく見ると、 外周の大きさが左右でちょっと違う んですよね。
上手な貼り方を調べていると、 この大きな円の方を『網戸の枠の内側に向ける』ようにローラーを使うと、たるみがなく綺麗に張れる そうなんです。
やってみると、確かに。大きな円を・・・
こんな感じで網戸がググッとゴムの溝に引き込まれました。
私はこれを知らず、普通に右手にローラーを持って、握りやすいスタイルで使っていたのですが・・・
どうも網戸が緩くなっちゃって。
私が今回使ったローラーは、普通に右手で持って時計回りに張ろうとすると、大きな円が左側に来ちゃうタイプ。
(握り方がそもそもあっていたのかも謎w)
なので、ゴムを固定するときに「外側の網戸が引っ張られて、内側が緊張しない」感じだったよう。
そこで、大きな円が内側に来るように持ち替えると、内側の網戸が引っ張られて網戸がいい感じに緊張しました♪
ローラーは進めすぎず、手は網戸を抑えるだけ
また、ローラーを進めていくにつれ、ネットが溝にゴイゴイ引きずり込まれる感覚にかなり戸惑います。w
つい網を押さえている手に力を入れて、網を引っ張りたくなるのですが、ここで網を引くと網目が乱れる原因に。
グッとこらえて、無心で『手(グッと押さえて)…コロコロ。手(グッとry)…コロコロ』を繰り返すときれいになりました!
ゴール前は仮止めを外してゴムのねじれをとる
また、ゴール前(角)に近づいてくるとゴムが余って浮きあがり、さらにゴムがねじれてよりよりになって、そのままでは溝にはめにくくなります。
そこで、最初に留めておいた「仮止め」を外してからねじれを戻し、それから最後までしっかりゴムをはめます。
その後は上に向かって、まずは角をしっかり押し込む。
それから、最初と同じように端っこまでゴムを伸ばしてまた仮止めです。
そこからはまたローラーを使って同じように網を固定。
後はこの繰り返しです。
網戸の張り替え方法8:3辺目と4辺目はローラーの使い方で張りを調整!
3辺目からは「向かい側の辺」がすでに固定されているので、これまで以上にネットの張りが気になりだします。
でも、ここも・・・
最初からこれができていれば、普通にローラーを転がしていくだけでもいい感じに張れちゃいます。
・・・なんですけど・・・。
なんせこちとら網戸を張るのは初めての初心者!
そう簡単に「網目を揃える」とか「押さえるだけ」とか難しいんですよね(;´Д⊂)
意識してたはずなのに、気付くとネットの張りがゆるゆるだったりしちゃってます。
ネットは張りすぎず緩すぎずが理想!
特に「ネットのゆるみ」って必要以上に気になっちゃって…。
つい網を外に引っ張ってピンピンに張りたくなるんですけど・・・これはNGなんだとか!
張りすぎた網戸は、日焼けや雨風に弱く、すぐにネットが外れちゃうんだそう…。
緩すぎず、張りすぎず。
微妙に柔らかいハリにとどめる事が「長持ちする網戸」のポイントらしいんです。
でも・・・
いや! だから難しいってば!
ですよねw
でも、何度も張っていくうちに気付いたちょっとしたコツがありまして…♪
それが・・・
です。
先ほどお話したように、ローラーは円の当て方で網戸の「外と内」の緊張具合が変わってきます。
そこで・・・
ローラーを転がしながら、時々網戸のハリを確認しつつ、ローラーの向きを使い分ける。
こうすることで、網戸の張り具合を微調整することができました!
網戸の張り替え方法9:ゴムの端末処理
こうしてゴムを4辺全ての入れ込み、最後に「L字」のスタート部分まで帰ってきたら、ゴムをカット!
溝に切った部分のゴムを押し込んでしまえば固定は完了です。
網戸のシワやたるみを直す場合は・・・
また、ゴムの合わせ目部分は、こんな感じでネットにたるみができやすいもの。
そんな時は、最初に固定しておいたL字の部分を外してたるみを直すことが出来ます。
動画ではこの部分ですね。
この時は、今まで網を押さえるだけだった手のひら。
これを 外側に少し引っ張る ことで、ネットの内側のたるみをとる事ができました。
余分な網をカットする前なら、ゴムを外せば何度も貼り直しができます。
気楽に、いい意味で「適当」にやると意外ときれいに仕上がりました♪
網戸の張り替えのやり方 ~余分な網をカットして完成!~
最後は余った網をカッターで切れば完成です。
網目が斜めになっていたり、カッターの刃が引っかかると、こんな感じにほつれがでちゃいます。
こうなったら無理に引っ張らず、はさみで端末をカットしてやるときれいに仕上がりました♪
網戸の張り替えのコツ!初心者でもできたやり方と長持ちするポイントのまとめ
初めて網戸を張り替えてみて、私が失敗した部分。
動画じゃ簡単そうに見えたけれど、やってみると意外と難しかった箇所について、自分なりのコツやポイントをご紹介しました。
ですが、ローラーの使い方などはオリジナルな部分もあるので、まずはしっかり「説明書き」等を読んで使い方通りにやった方がいいと思います。(;’∀’)
意外と力を込めるので、手を滑らしてぶつける恐れもありますので…。
面倒ですが、やってみると意外と楽しい網戸の交換。
いろんなやり方で、自分なりのコツや上手に張る工夫を見つけてみるのも面白いですよ♪